紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

カタン カタンの開拓者(Catan das Spiel / Der Siedler von Catan)

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ついに登場(←言ってみたかった・笑)

あなたたちは、発見した島にカタンと名付けた。
あなたたちは、最初の住民だ。
入植地を作り、道を整え、資源を取引する…村が街となり広がってゆく。
レンガが過剰生産になったかと思えば、鉱石が増えすぎる。
活発な取引によって、新しい可能性が生まれる…あなたにも、あなたの仲間にも。

島は開拓され、そのうち土地や資源、そして権力をめぐる争いが起きる。
いずれカタンの支配者はたった一人だけだとはっきりするだろう。
カタンの開拓者として成功するのは、あなただろうか?

No.385

カタン カタンの開拓者(Catan das Spiel / Der Siedler von Catan

・Klaus Teuber作

・Kosmos

・10歳から

・3人から4人

・時間…75分

・日本語化…一部必要ですが、和訳シートがあれば充分ですし、日本語版が出ています

・Spiel des Jahres受賞(1995年)

ようやく「カタン」の記事を書き始めました!
ボードゲームで遊んでいれば、必ず耳にする「カタン」は、まさにボードゲームの王さまで、ボードゲームに全く興味のない夫ですら知ってるぐらいです(笑)。
今さら感満載ですが、ボードゲームファンの端くれとしてずっとブログに書きたいと思っていました。

さて、わたしと「カタン」の出会いですが、ボードゲームで遊び始めてからだったと思います。
ゲーマーさんたちに人気だったので、ものすごく難しいんだろうと思っていました。
しかも対象年齢が10歳以上ということで、当時は一緒に遊べる人がいなかった(笑)。
今遊べないゲームを買ってもしょうがない(…こんなことを考えたこともあったんだなぁ…遠い目・笑)と思ったのですが、しばらくするとストンっと値段が落ちたので購入(安定のこのパターン)。

ただ、初期の「カタン」はこまが木製だったのに、わたしの持っている版はすでにプラスチック…木製こまで遊びたいと思って探したら、なんと日本のGPさんが木製こまセットを販売していたので、これも購入。
…でも、このこまセット、泥棒(盗賊)が入ってないんですよね(笑)。
泥棒、探さなきゃ(笑)。

さて、ルールです。
…って、ネットで探せば、分かりやすい説明は山のように出てくると思いますので、ざっといきます(笑)。

ボードを組み立てます。
資源カードは種類別に分けます。
各プレイヤーは、街道、開拓地(ウチでは村と呼んでいる・笑)こまを1つずつ配置します。
それを2回ずつ行います。
2つ目の開拓地に接しているタイルの資源を受け取ります。

手番がきたら…
1.さいころをふる
さいころを2つふって、合計の数のタイルに接している開拓地があるプレイヤーは、その資源を受け取ります。
7が出たら、泥棒を移動させます。
泥棒のいるタイルは、資源が出ません。

2.資源を出して、街道、開拓地、都市を建設するか、発展カードを購入することができます。
その際、足りない資源は、
・他のプレイヤーと交渉して、資源を交換する
・銀行に同じカード4枚出して、希望のカード1枚と交換する
・自分の街道を港までひき、開拓地か都市を建設し、その港のレートで交換する
ことができます。

一番最初に10点集めたプレイヤーの勝ちです。

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おすすめ配置

家族で遊ぶ日(228)。
天気の悪い午後に、夫(青)、1号(白)、2号(オレンジ)、わたし(赤)でプレイ。
実は、これが3回目のプレイ。

まずは導入と称して「カタン ジュニア」で遊んで、カタンの世界になじんでもらったのはいいんだけど、そのあとなかなか「カタン」にランクアップ(笑)する機会を見つけられず(笑)。
ようやく遊べる!という頃には、全員ルールすっかり忘れてた(笑)。

なので、1回目はルール間違っていていいから、とにかく遊んでみて、2回目は泥棒はほとんど動かさず、で遊んでみる。
というのは、泥棒の動かし方&さいころの目の出方次第では、初心者には退屈な展開になってしまうかもしれないから。

そして、3回目。
いい加減フル装備(笑)で行けるだろうと、全員にもう一度ルールの説明。
前回からのインターバルが短かったので、さすがに全員理解できた(笑)。

説明書にあったおすすめ配置でスタート。
これ、ほんっと助かる!

スタートプレイヤーは、わたし。
…と言っても、最初のうちは全員さいころふって、資源もらって終わり、というパターン。
確かに入植したてで何かやるってのは難しいよね(笑)。

そのうち、街道が伸び始める…毎度のことながら、いつも何かが足りない状態なんだけど、今回はレンガが足りない(笑)。
全員「誰かレンガ持ってない?木と交換できるけど?」「ない」「あるけど、いる」「ない」…ばっか(笑)。

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レンガがなければ…

全員「またレンガがない!」「レンガ欲しい!」「レンガどこよ?」「レンガ…」(笑)。
レンガ不足に悩むカタン島。
わたしは手札にどんどん木がたまってゆく…でも木だけじゃなんにもできないのよー(笑)。
いかだでも作って他に行くか??(笑)

そして、ふと早見表を見ると「発展」とある…小麦とひつじ(ウチでは夫を除く3人がメーメーちゃんと名付ける・笑)鉱石でもらえる…手札を見ると、あ、あるじゃん!!
資源が出るのを待ち続けるのにあきたわたしは、発展してみることにする(笑)。
そしてもらった発展は…「教会」1点っ(笑)!
…まぁ、ないよりマシ(笑)?

今回夫はさっさと港を目指す…2回遊んでみて、「取れない資源は、交換すればいい」と気がついたらしく、港まっしぐら(笑)。
「だって、待ってるの、つまんない」…確かに(笑)。

2号は、最長街道を目指す。
「ねぇ、道のあいだに村(開拓地のこと)とか都市があってもいいんだよね?」
わたし「えーっと、ちょっと待って(説明書を調べる)。うん、ダイジョウブ」
…答えてから、あ、このヒト最長街道狙いかと気がついたけど、ジャマする余裕なんてない(笑)。

そして、7が出る。
わたし「これで泥棒(盗賊)が動きます。2号、どっかに動かして?」
2号「えー、動かしたくないんだけど?」
わたし「気持ちは分かるけど、そういうルールだから…」
2号「じゃあ、誰もいないとこにする」
わたし「それでもいいけど、もし誰かいるところだったら、そのプレイヤーから資源もらえるよ?」
2号「別にいいよ、交換すればいいんだし」…なかなか紳士的な開拓者(笑)。
わたし「それから、手札の資源カードを確認して8枚以上だったら半分捨てます」
1号「え???…そういうことは先に言ってくんない?」
わたし「言ったよ?1号が聞いてなかっただけで」
2号「うん、まま言ってた。ねぇ、パパ?」
夫「え、分かんない」…分かんないんだ(笑)?

そう、1号はたんまり資源をため込んでた(笑)。
「これから作ろうと思ってたのに…」

…そこで気がつく。
そうか、だから前に泥棒ナシで遊んだとき、資源カードが足りなくなったんだなと理解(笑)。
泥棒が出ると、手札が減る=ストックが増えるってことか!
なーるーほーどー(笑)。

夫は、見事に2港も開港して、ここからガンガン交換を始める。
わたしは中途半端にあっちにいったりこっちにいったり…資源がそろったってだけで、村を都市にしてみたりする(笑)。

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見事なオレンジの最長街道!

終盤はさすがに「どうやったら点数増やせるか」意識するようになったけど、当然遅すぎ(笑)。
2号の手番で「これで、10点だと思うよ?」と言うので、確認したら見事10点!
2号の勝ち。

やっぱり「カタン」はすごい!と思いました。
ボードゲームの王さまは、伊達じゃなかった(笑)。
これが27年前のゲームって、信じられない!!

まず、まさに開拓者になれる!
物々交換でいろんなものができてゆくのは、とってもおもしろい。
それに、目当ての資源が手に入らなくても、他の資源で他のアクション(発展カードを購入する)ができるっていうのも、ダレなくていい。
プレイに慣れてない頃は、全員ひたすらさいころをふって、目当ての資源をもらおうとしていましたが、何度か遊ぶと「資源はもらうのではなく、取りに行くんだ」と気がつく…これって、まさに開拓者魂(笑)。

そういう意味では、1,2回遊んだだけでは醍醐味は味わえないゲームだと思いました。
わけが分からないなりに、いろいろやってみるなかで「なるほど!」「そういうことね!」と思って、ハマってゆくのがよーく分かりました。
確かに開拓者が1,2度のチャレンジであきらめてたら、話にならない(笑)。
スルメゲーム認定です(笑)。

ただ、ウチの場合はプレイ時間がちょっと長いかもしれません。
すぐ飽きちゃう人たちばかりなので、もう少し短いと遊びやすいなと思います(あくまでウチの素人集団の場合)。

いずれにせよ、俄然拡張にも興味がわいてきました。
あー、どうしてくれようっ(笑)!

☆今日のありがとう☆

その1
バレンタインデー当日。
一応なにかやったほうがいいよね(笑)ということで、前回作って大好評だったチーズケーキ作りました。
オーブンの温度調節が難しくて時間はかかったけど、無事完成!

その2
特に何も言わなかったけれど、3人とも帰宅して冷蔵庫をのぞいて「あ!これなに??」「もしかして、ケーキ?」「すごくいいもの見つけた!」と三人三様の反応(笑)。
みなさんご存知ないようですが、今日はバレンタインデーなのですよ(笑)。

その3
…と思っていたら、1号が「ハイ、たぶんパパも2号も何もしないと思ったから、チョコレート買ってきた」と板チョコ(笑)にリボン結んでプレゼントしてくれました。
わーい、すっごくうれしー!
どうもありがとう!

その4
夕飯の時、夫に「チョコレートもらったんだよ~」と言ったら、「誰に?」と聞くので「1号から」(笑)
すると、1号が「パパ、もう忘れたの?朝、仕事に行く前に『ままにチョコ買っといてくれ』って言ってたじゃん!」
パパ、きょとん(爆)。
…賭けてもいい、ぜってー言ってない(笑)。

その5
夕飯のあと、4人でチーズケーキを食べる。
全員大満足!
うん、これがホントのバレンタインデー(違っ)!

その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
ルンルン♪