紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

橋 ハシ(Hashi)

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ずばり「橋」!

ルールは、とっても簡単…隣同士の島に橋をかけるだけ。
島にかかれた数字の数だけ、その島に橋をかけることができる。
橋がすべてかかったら、その島が得点になる。
それだけでも高得点を狙うゲームとしておもしろいのに、大勢で遊んでも待ち時間もないなんて、みんなハマること間違いなし
あなたは、何点とれるだろう?
水運び人、計画のプロ、あるいは島の神になれるだろうか? 

No.267

・橋(Hashi)

・Jeffrey D. Allers作

・NSV

・8歳から

・1人から4人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

こちらは、ネットで発見。
NSVは、「ザ ゲーム」「ザ マインド」など、かなりマニアックに攻めてくる感じの出版社(笑)。
「日本でよく遊ばれているゲームです」という紹介につられましたが、説明書読んでもこのゲーム全然知りませんでした(笑)。

各プレイヤーは、ボードとペンをうけとります。
旗のついていない島に3か4の数字を書いて、左隣のプレイヤーに渡します。
右隣のプレイヤーからもらったボードでプレイします。

橋カードはよくきって、表を見ないで1枚箱に戻します。
残りのカードは裏返しにして積み重ねて山札とします。

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橋カード

橋カードを1枚表にします。
橋カードには、数字と橋がかかれています。
数字は、島に書き、かかれている橋の数だけボードに橋を書き込みます。
全員一斉に、まず数字を書き込み、それから橋を書き込みます。

数字は…
・旗のない島にはいつでも書き込めます。
・旗のある島には、すでに1本以上橋がかけられていたら、書き込むことができます(橋が1本もかかっていなかったら、数字は書き込めません)。
に気をつけます。

橋は…
・すでに数字がかかれた島から、隣の島へかけることができます(隣の島には、数字があってもなくてもかまいません)。
・点線でしめされた場所に、2本まで橋をかくことができます。
・橋は交差できません。
・橋をかけようとする島のどちらにも数字がかかれていない場合、橋はかけられません。
・その島にかけられた橋の数が、島にかかれた数字と同じ数になったら、島は完成したことになり、島を丸でかこみます。
・1つの島にかけられる橋は6つまでです。
に気をつけます。

表になった橋カードの数字、あるいは橋、あるいはどちらも書き込めない、書き込みたくないと判断したプレイヤーは、このカードは書き込まないと宣言します。
数字だけ書き込んだり、橋だけ書き込んだり、かかれた数より多い橋、少ない橋を書き込むことはできません。

数字と橋を書き込んで、
・赤い旗のある島をすべて完成させた(丸でかこんだ)プレイヤー
・青い旗のある島をすべて完成させた(丸でかこんだ)プレイヤー
・完成した6つの島がつながったプレイヤー
は宣言し、ボーナス点をもらいます。
1番早かったプレイヤーと2番目に早かったプレイヤーがボーナス点をもらえます。

橋カードがすべて表になったらゲーム終了です。
ボーナス点と、完成した島の得点を足して、1番多かったプレイヤーの勝ちです。

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made in Germanyで、ペンはFaber Castell...お見事!

天気はいいけど寒くなった午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
実は、これが3回目。
1回目はルールが1つ間違ってて、2回目は3人ともボーナス得点宣言を忘れてたという(笑)。
でも、目先の数字と橋に集中してたら、ボーナス得点取れたかどうかまで気は回らないっつーの(笑)。

まずはボードに3か4の数字を書く…
家族で遊ぶとなると、こういうとき意地悪プレイはできるだけしたくない(笑)。
ゲームが終わっても一緒にいるわけだから…ねぇ(笑)。
お互い当たり障りのない(笑)島に3を書いて渡す。

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旗のある島へ

1枚目、2で橋は1つ。
これはあんまり悩まない。
次、4で橋は3つ…うん、これは使える、旗のある島に橋をのばすようにして…

そんな感じで淡々と進んでいく。
ときどき「えー、これどうしよう?」「ムリ…かな?」とそれぞれつぶやく(笑)。
1回目のときは、とにかく全部書いてなんとかつなげようとしたけれど、それはまずムリと分かり、2回目では大きい数をパスしたらつなげられなくなってしまったので、中間(笑)をめざしてみる。

…でも、中間ってどこ(笑)?

中盤から、だんだんパスのタイミングを計るようになる。
まず2号がパスし、そのあと1号とわたしは6のカードでパスする。
中盤で大きい数が出てくると、書ける島がない!
でも、あえて書いてその島は完成は目指さず、あまった橋を書くことにしたっていいと後で気がつく(笑)。

1号は、大きい数はほとんどパス。
2号は、書けるだけ書き込んで、書き込めないのはパス。
わたしは…書き込めるのは書くけど、大きい数はどっちかっていうとパス(笑)。

途中で、1号が「あ…赤い旗の島、全部できたかも…あ、できた」…わたしも狙っていた赤い旗の島だけど、先越された!
あと1島なのに、完成どころか数字すら書き込めてなーい!

…じゃあ、作戦変更。
青い旗の島にする(笑)。
…って、こっちもあと1島、しかも橋すらかかってないじゃん(笑)。
注・旗のついた島は、橋がかかってないと数字が書き込めません。

じりじりしながらカードの数字を確認…青い島は2方向にしか橋がかけられない…ということは、橋も最大4本まで。
当然数字も4以下じゃないとダメ…うっそーっ(笑)。

また、橋が交差してはいけないというルール、当然と言えば当然なんだけど…ボードに点線がひいてあるといつでも橋がかけられる気がするのに、よく見たらすでに違う方向から橋がかかってる!
その橋を書いたのが自分だと思うと…(笑)

何度か遊ぶと、多少は「これはいけそう」とか「これはやめといたほうがいい」という勘が働く。
それが当たるかどうかは別にして(笑)。

終盤に入って、2号は立て続けにパス。
「書きたいけど、書けないのばっかり出てくる!」…先読みしたいけど、どのカードが出てくるかなんて神のみぞ知る、だし、だいたい抜かれた1枚が狙ってるカードだったりすると目も当てられない(笑)。
ボードの下のカードに印をつけて、お互い「もう3は出ないはず」とか「まだ2、残ってる?」と相談し合う(笑)。

数字と橋を書くのに集中しすぎて、相変わらずボーナス点チェックは忘れるし、カードに印付けるのも忘れる(笑)。
脳みそがぐつぐつ煮込まれているような感じ(笑)。

なんとかして、赤い旗の島のボーナスをとろうと最後までねばったけれど、最後に出てきたのは5…
3人で「なんで最後に5…」と絶望(笑)。
よりによって5って...←遊んだ人は分かる(笑)。

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上から時計回りに、2号、1号、わたし

完成した島を6つつなげるボーナスと、青い旗の島ボーナスを集めたわたしの勝ち。
以下、1号、2号。

めちゃくちゃシンプルでありながら、ものすごく脳みそ使います(笑)。
悩むといっても、選択肢が限られているので長考はできません。
注意しなくちゃいけないことが多めですが、何度かやると多少コツが分かってきて、ますますおもしろくなります。
1人でも4人でも同じように楽しめると思います。

ただ…問題は説明書(笑)。
NSVの説明書ってかなり微妙なことが多いのですが、今回もやってくれちゃいました。
Beachte(注意)
Wichtig(重要)
extrem wichtig(非常に重要)
Hinweis(ヒント)
Ganz wichtig(とっても重要)
Es empfiehlt sich dringend(絶対そうしたほうがよい)
…この言葉全部、赤で書いてあるんですよ(笑)。
そんなに重要ならまとめて書いといてくれりゃーいいのに、あちこちに書くもんだから、分かりづらいったらありゃしない!

1号と2号に「あのさー、extrem wichtigとGanz wichtigって何か違う?」と言ったら、2人ともぽかんとした顔(笑)。
そりゃそーだよねぇ…ホント、こんな風に書かれたら頭に残らないっつーの(笑)。

…ゲームに話を戻すと(笑)。
ソロプレイ感は満載です。
わたしたちは、どのカードがまだ出てないかとか、どのカードが出て欲しいかとかしゃべってましたが、たいていは無言でプレイかもしれません。
でも、だからってつまらないわけじゃなくて、何度もやりたくなる魅力のあるゲームです。

ボードは両面で、裏面は難易度が上がっているそうです。
裏面を見ていた1号は、「…これ、めっちゃ難しいと思う…」と言ってました(笑)。
じゃあ、次は裏面でやってみよっか(怖いもの知らず)!

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は、夫が食事当番。
オイシイご飯ありがとう!

その2
このところ、おもしろいゲームができてすごくうれしい!
楽しい時間をありがとう!