紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

アーティチョークなんて大キライ!(Artischocken)

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アーティチョーク生ごみ行きに!

きみの目的は、アーティチョークを捨てること!
そのためには、きみの野菜ストックを他の野菜でいっぱいにすればいいのです。
アクションを使って、アーティチョーク生ごみ入れに捨てよう。
野菜ストックの野菜から手札を補充して、手札にアーティチョークが1つもなかったら、きみの勝ち!

No.268

アーティチョークなんて大キライ!(Artischocken)

・Emma Larkins作

・Amigo

・10歳から

・2人から4人

・時間…20分

・日本語化…必要ですが、日本語版も出てますし、和訳シートがあれば充分です

カードゲーム界の仙人(笑)ことオビ湾さんのところで発見。
オリジナルは英語で、わたしのはAmigoのドイツ語版です。
Amigoのドイツ語版には、プロモカードのルバーブとカード置き場が入っています。
ちなみに、ルバーブは赤いくきの部分を食べます。
すごくすっぱいけれど、ジャムにしたりケーキに入れたりするので、どっちかっていうと野菜っていうよりくだものって感じです(実際は、野菜に分類されてるみたい)。

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このカード置き場が優秀!

各プレイヤーに、アーティチョーク10枚、カード置き場、早見表をくばります。
アーティチョーク10枚は裏返しにして、カード置き場の野菜ストック(Vorrat)におきます。
アーティーチョークを除いた残りの野菜カードはよくきって、裏返しに積み重ねて、上から5枚表にします(チケライみたい・笑)。
表になった5枚は、野菜箱になります
残りのカードは山札としてわきにおき、その横に生ごみ入れの場所を作ります。

手番がきたら、
1.野菜箱を5枚にします。
2.野菜箱から1枚選んで手札に加えます。
3.手札から野菜を選んで、そのアクションを行います(何枚でも行えます)。
4.残った手札をカード置き場の捨て札置き場(Ablage)におきます。
5.カード置き場の野菜ストックから5枚とって手札にします。
を行います。

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いちばん上がルバーブ

1.野菜箱を5枚にします。
表になった野菜が4枚以下だったら、山札から補充して5枚にします。

2.野菜箱から1枚選んで手札に加えます。

3.手札から野菜を選んで、そのアクションを行います(にんじん以外なら、何枚でも行えます)。
手札から野菜を選んで、1枚表に出します。
そのアクションを行い、終了したら、野菜は捨て札置き場におきます。
アクションを行うことができる野菜だけ出します。
生ごみ入れにおく」とある場合は、指定された野菜カードを生ごみ入れにおきます。
生ごみ入れにおかれたカードは、以後使われません。

4.残った手札をカード置き場の捨て札置き場(Ablage)におきます。
残った手札はすべて、表にしてカード置き場の捨て札置き場におかれます。

5.カード置き場の野菜ストックから5枚とって手札にします。
その際
・カード置き場の野菜ストックにあるカードが4枚以下だったら、まずカード置き場の野菜ストックにあるカードをとってから、捨て札置き場の捨て札をよくきってストックにおいて、そこから5枚になるまで補充します(ストックのカードと捨て札をまぜないこと)。
・ストックにあるカードと捨て札置き場のカードを補充しても、手札が5枚にならないときは、それだけでプレイします。
ことに気をつけます。

5でとった手札5枚のなかに1枚もアーティーチョークがなかったら、そのプレイヤーの勝ちです。

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狙いはにんじんかブロッコリー

天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
カードに説明が書いてあるので、ルール説明はさらっと終了。
言語依存の高いゲームは、その言葉ができないと遊べないというマイナスにはなるけど、その言葉ができればルール説明がラクっていうプラスにもなる。
カードゲームならば、説明が書いてあったほうが遊びやすいかも。

さて、まずは5枚の手札…もちろん全部アーティチョーク(笑)。
「え...全部、アーティチョークなの?」と2号(笑)。
「うん、それで、できるだけアーティチョークを捨てるようにして、手札を補充した時にアーティチョークがなかったら勝ち」というと、勘のいい1号、2号はすぐ理解。
ペラペラなカード置き場だけれど、これがあるととても分かりやすい!

まず、3人とも野菜箱にあるカードの説明を読む(笑)。
「うーん、じゃがいも、かな…」と2号はじゃがいもをとって、ストックの野菜をめくる…もちろんアーティチョーク(笑)。
アーティチョーク生ごみ入れに入れて、じゃがいもは捨て札置き場に。
それから、手札全部捨てて(って、全部アーティチョークだけど・笑)、ストックから5枚…足りないので、捨て札をよくきってストックにおく。
そこから、1枚手札に加える。

1号もじゃがいもをとる。
わたしの時は...「あ、にんじん!」
にんじんは、なんとアーティチョークを2枚も生ごみ入れに入れられる強い味方!
ただし、にんじんを使ったらにんじんも生ごみ入れに入れなきゃいけなくて、しかも同じ手番で他の野菜は使えない…でも、他に野菜カード持ってないから関係ないもんねー(笑)。
ホクホクとにんじんと一緒にアーティチョーク2枚を生ごみ入れへ。

…でも、残った手札を捨て札にして、ストックから5枚とったら…当然アーティチョークばっか(笑)。
なんか力抜けるなぁ…

次に2号が使ったのは、ビーツ。
プレイヤーを1人選んで、その人と1枚ずつカードをひきあって、両方ともアーティチョークなら生ごみ行き!
「それもおいしいね…てか、今だったらみんなアーティチョークしかもってないじゃん!」とわたしが言うと、2号は「じゃー、1号とやる」…ちっ(笑)。
当然どちらもアーティチョーク、2人はガッツポーズでアーティチョークを捨てる(笑)。

そのおいしさに目覚めたか、1号もビーツとって今度はわたしとひきあう。
まぁ、アーティチョークだよね(笑)。
また2枚生ごみ行き(笑)。

毎手番、なんだかんだいってアーティチョーク生ごみ行きになったので、結構簡単だなと思ったら、そうは問屋が卸さない(笑)。
中盤以降は、生ごみ行きにはならず、捨て札になるアーティチョーク…これじゃー、また手札になって復活しちゃうじゃん(笑)。

そこで人気が出たのが、たまねぎ(笑)。
たまねぎは、手札のアーティチョークを1枚生ごみ行きできるすぐれもの。
ただし、たまねぎは自分の捨て札置き場ではなく、他のプレイヤーの捨て札置き場におく…要はプレゼントしちゃう(笑)。

まず、たまねぎ使ったのは2号。
あまり考えずに、わたしにくれる…そして、あとでそれをわたしが使うのを見て、2号「しまった…」…そう、わたしも使えるんだよーん(笑)。
で、使ったわたしは…公平を期するため1号の捨て札置き場へおく(笑)。
こういう家族プレイが家庭内平和をもたらすのです(爆)。

にんじんもアーティチョークを捨てられるけれど、1回だけなのに対し、たまねぎは再利用可!
でも、それが自分じゃないってのがミソ(笑)。

他の野菜も使って、アーティチョークかなり減ったかなというところで、2号が「ここで、野菜しかでなかったら勝ちっ!」と言いながら、ストックをめくる…
1枚目…野菜、2枚目…野菜、3枚目…野菜…
「おっ、来たんじゃない??」とわたし。
4枚目…野菜!!
5枚目っ…お約束のようにアーティチョークっ(笑)。
注・ストックからカードをとるとき、普通は他のプレイヤーに見せません(笑)。
「...なんか真剣にアーティチョーク、キライになってきた」と2号。
さすがタイトルが「アーティチョークなんて大キライ!」って言うだけある(笑)。

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やったー!アーティチョークなしっ!!

その直後、わたしが無事野菜5枚出して終了(笑)。
にんじんとたまねぎ、最高。
夕飯は…カレーにしようかな(笑)?

シンプルだけど、とっても楽しい!
カードを捨てたり、とったり、きったりと、かなり忙しいのですが、それでもおつりがくるぐらい楽しい!

絵がゲームの雰囲気に合ってて、すっごくよかったです。
プレイヤー同士のからみもあって、野菜市場で値切って野菜買うみたいな感じ(実際は値切ってないけど)。

あと、ドイツ語版のカード置き場は、とても使いやすかったです。
箱から出した時は「こんなペラペラなやつ、よくもまぁ偉そうに入れとくよね…」と思ったのですが(笑)、実際に使ってみると、これがとっても便利!
なくても遊べますが、あったら分かりやすくて遊びやすいと思いました。
ごめんなさい、偉そうとか思って(笑)。

プレイ時間も短いし、さくっと遊べていいゲームだと思います。

 

☆今日のありがとう☆

その1
またまた久しぶりに友達と電話。
「この生活続けたら、人間じゃなくなっちゃいそうな気がする」というセリフに2人で大爆笑。
人間でいたいので、また電話することにしました(笑)。

その2
気になってたゲーム、高いけど買っちゃったー!!
今からすっごく楽しみっ!