紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

激辛チリソース(Sauscharf)

辛さにとことんこだわります(笑)

激辛カードで、口から火がでるような辛いチリソースを作るために、チリをたっぷり集めよう。
チリソースが辛ければ辛いほど、得点は高くなる。
同じ種類のチリを充分集めて激辛ソースを作るためには、いいカードとタイミングが重要だ。
誰が一番辛いチリソースを集めることができるだろうか?

No.511

・激辛チリソース(Sauscharf)

Wolfgang Kramer & Christian Stöhr

・Amigo

・10歳から

・2人から4人

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

KramerさんとStöhrさんの共作ということで、2022年のSpielでも気になったゲーム。
でも、Amigoだし、さっさと流通するでしょっと思ったのに、予想に反してこれがなかなか流通しない!!
で、しばらく使ってなかったネットショップから割引券が届いたので、なんかあるかな~と見てたら(←一番やっちゃいけないやつ・笑)、そこは「激辛チリソース」があったので、割引券使って購入しちゃいました。

さて、ルールは。
余談ですが、Amigoの公式ルール説明動画は、とても分かりやすいです。
今回もお世話になりました。

カードを置き場を組み立てて、机の真ん中に置きます。
カードはよくきって、裏返しに積み重ねます。
そこから、カード置き場にカードを表にして置きます。
同じ数字が出たら、重ねて置きます(ただし、すでに3枚置かれていたら、別の置き場に置きます。ジョーカーは、常に1枚だけ置かれます)。
すべての置き場にカードが置かれるまで続けます。

辛さに合わせて、手札を配り、チリソースタイルを準備します。
スタートプレイヤーは、スタートプレイヤーカードを受け取ります。

スタートプレイヤーから順番に手札を出します。
・同じ枚数ならば、大きい数が強いです
・枚数は多いほうが、強いです

一番強いカードを出した人が、カード置き場にあるカードを1つ選んで、自分のわきに裏返しに置き、スタートプレイヤーカードを受け取ります。
使ったカードは、
・自分のわきに裏返しに積み重ねる

・捨て札にする
ことができます。

このようにして、自分のわきにチリソースを作るための材料を集めていきます。
全員がカード置き場のカードを受け取ったら、すべてのカード置き場にカードが置かれるまで山札からカードを補充します。

スタートプレイヤーカードを持っているプレイヤーから、始めます。

これを、全員の手札がなくなるまで続けます。
全員の手札がなくなったら、今までわきに集めてきたカードを手札にします。
チリソースタイルをよく混ぜて、プレイヤー数+2枚を表にします。

今までと同じように、手札からカードを出し、誰が1番強いか決めます。
勝者から順番に…
・今まで通り、カード置き場のカードを取ります。
この場合は、取ったカードは手札には入れず、今までと同じように自分のわきに裏返しに置きます。
あるいは
・出した手札と一致するチリソースタイルを取ります。
チリソースタイルは、自分の前に置きます。
使ったカードは、捨て札になります。

これを繰り返し、誰かがチリソースタイルを指定の数だけ集め、手札も自分のわきに積み重ねたカードもなくなったら、ゲーム終了です。

チリソースタイルの得点を足し、手札や自分のわきに積み重ねたカードが残っていたら、1枚につきマイナス1点となります。
得点が1番多い人の勝ちです。

さぁ、チリを集めるぞ!

天気の悪い日に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ざっとルールを説明するけど、基本はトリックテイキング。
ただ、取ったカードの処理の仕方がちょっと変わってて、そのカードで後半戦を戦うことになる。

スタートプレイヤーは、わたし。
なんかよくわかんないけど…様子見で…とりあえず…

いきなり1枚出し(笑)

13を1枚。
すると2号は…

うっ、2枚出された…

5を2枚。
この時点で、2号のほうが上。
そして、1号は…

こっちも2枚かよっ(笑)

9を2枚。
1号、2号、わたしの順にカード置き場のカードを取ることになる。

1号は…

9が倍になった(笑)

9のカードを取り、使った9のカード2枚と一緒に自分のわきに裏返しに置く。
2号は…

8を2枚

8のカード2枚を取り、使った5のカード2枚と一緒に自分のわきに裏返しに置く。
わたしは…

3を2枚だけど、手札にも3があった

3のカード2枚を取り、使った13のカードと一緒に自分のわきに裏返しに置く。
13のカードを取るって手もあったけれど、実は手札にすでに3のカードが2枚あったので、増やそうと。
いきなり1枚しか出さなかったのは、複数枚出しすぎると、早い時点で前半終了となるのを避けるため。
脳裏に「レイズ」が頭に浮かんだってのもある(笑)。

カード置き場を補充して、スタートプレイヤーの2号からカードを出す。
うーん、2号は2枚出しかぁ…

思い切り行けない(笑)

やっぱり「レイズ」状態(笑)が気になって、1枚しか出さないわたし(笑)。
2号は、スタートプレイヤーのまま、2枚の11を取る。

やられた…(笑)

1号「取られた…」
…だよね(笑)。

わたし、1号とカードを取って、次。

2枚出しっ!

2号は1枚出し、1号は2枚出し…となると、わたしも2枚で行くか(笑)。
よっしゃ、取った!

手札の6とあわせる予定(笑)

わたしはスタートプレイヤーカードをもらって、6を選ぶ。
これも、手札に6があったから(笑)。

次。

12だし、1枚でも行けるかと思いきや…

手札はあまり出し過ぎたくないということで、これならいけると12を出してみたけど、しっかり13で応酬してくる2号。
ここはがんばってもしょうがないっと潔く1を出す1号(笑)。
2号は、2枚の5、わたしは10、1号は2枚の1を取る。

こんな感じで進み、まず2号の手札がなくなり、わたし、そして1号。
ここで、チリソースタイルを表にする。
2枚、5枚、3枚、8枚、9枚のタイル…
2号「えー、9枚って…」
わたし「そんなに集まるかなぁ」
1号「どうだろ…」

全員集めたカードを手札にして悩む。
…どうせなら大きいやつが欲しい(当たり前)。
…2枚3枚のソースは、しょぼすぎる(当たり前)。

スタートプレイヤーは、1号。
1の5枚出し…だよね。
となれば、わたしも…5枚出したいけど、4枚しかないので、虎の子のジョーカー使って3の5枚出しっ!
1号「うげっ」
…そして2号は…

なに…それ…?

うげっ、11の5枚出し??
1号・わたし「まじかよ…」
2号、5枚のチリソースタイルを獲得。
…めっちゃ悔しい。

2号の2枚の11は、捨て札になる。
わたしは、場の10を、1号は場の2を取り、2人とも使ったカードもわきに置く。

ソースを取ることもできるけど…点数低すぎっ!

これ、ジョーカーあるし、3なら増えそうだし、取っとく(笑)。
…って、この思考回路は、間違いなく負けるタイプだと思う(爆)。

チリソースタイルを足して、再び。
スタートプレイヤーは、2号。
こいつ、結構うまくカード集めてたから、要注意だよね…と思っていたら、手加減してくれたのは、5を3枚。
なんと1号は、怒涛の7枚出しっ!
すっげー。

うおーっ!

わたしは、タイルは取らずカードを補充する作戦で、7を3枚出す。
だって、場に7が3枚あるもん(笑)。

予想通りっていっちゃー、予想通りだけど…

おし、7のカードを増やしたっ!

1号は7枚のチリソースタイル、わたしは7を3枚、2号は11を2枚取る。
1号「がんばって集めた7枚、さようなら…」…大げさ(笑)。

ここまでくると、3人とも「なるほど!そーゆーことね」状態(って、どんな状態?・笑)。
どこでどう勝負をかけるか、どこでカードを補充するか…
これ、めちゃくちゃ悩ましいっ(笑)!

2人が早々にチリソースを獲得してうらやましいわたしは、チリソース目指してがんばる…んだけど、場に出ているのが2枚とか3枚のショボいチリソースばっか。
ここは、あえてショボいの選んで、次のいいやつを狙うか、どうするか…

…って、悩んでる場合じゃなかった(笑)。
2号がめちゃくちゃ手際よくチリソースを集めていくので、1号もわたしも焦る焦る(笑)。
わたし「チリソース、4枚集めたらゲーム終わりだから、絶対2号阻止しないとダメなんだってばっ」
2号「それって、1号に言ってんの?」
わたし「2号に言ったって意味ないじゃん。1号とままでなんとかしないと」
1号「そーだけど、2号結構いいカード集めてたんだよねぇ…」
2号の目の前で繰り広げられる作戦会議…これのほうが意味ない気がするけど(爆)。

その後、わたしはさっき集めた7で…

オラ~~~っ(笑)

7枚取りじゃ~(笑)。
わたし「やっと取れたー!」
2号「よかったね」(棒読み)
わたし「2号はもう2枚もあるけどさぁ、まま1枚目だもん!」…自慢してどーする(笑)。

2号は、あっさり3つめのチリソースも集め、とうとうリーチ。
1号もわたしも、手札を眺めながらなんとか阻止しようとがんばる…
チリソースの最高枚数は6か…これ、6を出さないと取られるよね…でも、手札にないんだってばー。
頼みの綱のジョーカーも使っちゃったし…

…というわけで、仕方がなく3を4枚出す(笑)。
案の定、1号は10を6枚…よくそんなに持ってるね(笑)。
これで終わったかと思われたその瞬間…

えーーーーーっ(笑)!

1号「じゃーん、8枚出しー」
思わず吹き出す。
わたし「8枚も持ってたんだ!…1だけど(笑)」
1号「うん、8枚も持ってた、1だけど(笑)」

ここで、1号は2号が狙っていた6枚のチリソースを取る。
2号「それ、取ろうと思ってたのに…」
1号「だから、取ったんじゃん、8枚も出して(笑)」
わたし「でもさ、2号だって6枚出したんだから、4枚のチリソースもらえるよ?」
2号「…分かった、2人とももう少し遊びたいんでしょ、だったら、このカードで12のカード2枚もらうよ」
1号とわたし、思わず吹き出す(笑)。

とはいうものの、結局2号が4つ目のチリソースをゲット、手札もなくしてゲーム終了。
買ったのは、2号、以下、わたし、1号。
1号「カード集めるの、おもしろかった。一気にいっぱい出せると気持ちがいい!」
2号「これ、カンタンで分かりやすい、でもすごくおもしろいっ!」

 

あー、おもしろかったー!
この手のカードゲーム、わたしはたいてい勝てないのですが(笑)、それでもおもしろいっと思いました。
ルールはそれなりにあるけれど、自然なのですぐに頭に入るし、「あー、こういうときってどーすんの?」が全くなかったので、ゲームに没頭。
これだけで、すでにとてもいいゲームだと思います。

まず、自分で自分の手札を作っているっていう感じがいいのです。
序盤は、7枚も8枚も同じカードを集められるわけないじゃん!と思ったけれど、遊んでみたらちゃんと集まってたってのもうれしい(笑)。
それをいつどのタイミングで出すかって作戦を練るのもわくわくドキドキするし、待ち時間もほとんどない!
ウチにぴったりのゲームじゃん(笑)。

初心者でも、トリックテイキングで遊んだことがあれば、遊べると思います。
ウチも絶対再戦せねば!

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日は、明け方雨が降ったけれど、日中は雨は降らず。
…雨が降ってないってだけで、なんて気が軽くなるんだろう!
上着の前を開けて歩きました。

その2
雨が降り続いたので、少し涼しくなっちゃったけど、また暖かくなるといいなぁ…

その3
なんだか話が通じないという人がいて、いろいろ話してみるけど、たいてい意図が分かってもらえない…ので、距離を置いていたら、実はそう感じたのはわたしだけじゃなかったと判明(笑)。
ちょっとホッとしました。

その4
久しぶりに会った方と、おいしいケーキを食べました。
彼女はラズベリーケーキで、わたしはいちごケーキ。
いちごケーキ食べると、春が来たって気分になります…って、もう5月なんですけどね(笑)。

その5
シャボン玉おにーさんがいた!
大きなシャボン玉がふわふわと飛んでる様子は、やっぱりいい!

その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪