紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ホッピンガレージ(Hoppin’ Garage)

ビール造りに挑戦!

このゲームは、プレイヤー間で争うのではなく、協力して全員で目的達成を目指す、協力型ドラフトゲームです。

プレイヤーはそれぞれのブルワリー(ビール醸造所)で異なるビールを造るビール職人となります。
しかし、ビール造りに必要な原料は、運ばれてくるトラックの中で、他のブルワリーに運ばれるはずの原料と混ざってしまったようです。
次々に届く原料を製造工程通りに集め、目標のビールを完成させましょう!
《ホッピンガレージより》

No.431

・ホッピンガレージ(Hoppin’ Garage)

・鈴木源作

・Jelly Jelly Games

・20歳から(笑)

・3人から5人

・時間…20分

・日本語化…日本のゲームです♪

ビールのゲームと聞いたら、ビール好きは落とせない(笑)。
グラフィックもかわいいし、これは買いっと日本に帰った時に購入。
勝手に大きい箱を想像していたら、ずっと小さくて「あら?」と思ったのはナイショ(笑)。

さて、ルールです。
各プレイヤーは、目標カードを1枚受け取り、表を確認したら裏にして自分の前に置きます。
原料カードとイベントカードはよくきって、人数に合わせた枚数を配ります。
残ったカードにアクシデントカードを入れてよくきって、山札とします。

手番がきたら…
1.山札からカードを1枚とる
もし、アクシデントカードだったら、すぐにアクシデントが起きます。

2.カードを1枚使う
手札からカードを1枚使います。
以下の1つを選んで、実行します。

A.手札からカードを1枚製造工程に置きます
目標カードの左側に、目標カードに書かれた順番に下からカードを表にして置きます
すでにカードが置かれている場合は、下のカードが見えるようにずらして置きます。

B.手札からカードを1枚倉庫に置きます
目標カードの右側に、手札から1枚カードを選んで置くことができます。
倉庫にはカードは1枚しか置けません。
倉庫に置かれたカードは、ゲーム中いつでも製造工程に置いたり、捨て札置き場に置くことができます。

C.手札からカードを1枚捨てる
手札からカードを1枚選んで、捨て札置き場に置きます。

D.イベントカードを使う
手札にあるイベントカードを使います。
使った後、イベントカードは捨て札になります。

これで、手番は終了です。

各プレイヤーが1回ずつ手番を行ったら、1ラウンド終了です。
ラウンドが終了したら、手札を左隣のプレイヤーに渡し、右隣のプレイヤーから受け取ります。

ビールに必要な材料カードをすべて集めて、順番に置くことができたらビールは完成です。
目標カードを表にします。

全員のビールが完成するか、山札がなくなったらゲーム終了です。
全員ビールを完成させることができたら、みなさんの勝ちです!

ポップなデザイン

天気のよい午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
日本語の説明書だから楽勝っと思ってたけど、途中で疑問がふつふつとわいてくる(笑)。
というのは。
「材料カードを目標カードに書かれた順番に下から置く」という記述がないこと。
これ、たぶんゲームにやり慣れた人なら、「あー、この順番におけってことか」って思うだろうけど、やり慣れてない人なら「順番に置く」と書かれていないから、「全部集めりゃいいわけね」って思うのではないかと。
わたしたちも、最初はとりあえず集めりゃいいのねと始めてから、そうすると倉庫の意味がないことに気がついたので、やり直しました。
それとも、わたしが読み落としたのかなぁ?

というわけで、再チャレンジ(笑)。

ドイツビールでいこうっ(笑)

目標カードは、せっかくドイツなんだからと全員ドイツにする(笑)。
…てかさ、これ裏でどの国か分かっちゃうから、適当に配るってのがめちゃくちゃやりづらいんだけど(笑)?

スタートプレイヤーは、わたし。
えーっとわたしのビールは…まずは大麦麦芽ね。
山札から1枚とって、手札を見ると…あ、あった。

いい感じでスタート!

さくっと大麦麦芽を出して、手番終了。

次は、2号。
2号「これ、下から順番だよね?」
わたし「うん、そうだと思う。そうしなかったら、ゲームとして成り立たないと思う」
2号「だよねぇ」
そう言いながら、2号は小麦麦芽を出す。

1号は、「あのさ、最初のカードがなかったら、どーすればいいの?」
わたし「そのあとに使うカードがあったら、倉庫に1枚置くことはできる。じゃなかったら、イベントカード使うか、あるいは1枚捨て札にするか」
そう説明すると、1号は倉庫に1枚置く。

これで、1ラウンド終了なので、わたしの手札が2号に行き、1号の手札がわたしのところに来る。
確認すると、あ、やった、次の大麦麦芽がある!
…うれしすぎて、山札から1枚取るのを忘れそうになる(笑)。

2つめも仕込んだ!

そんな感じで、割と淡々と進んでいく。
わたしは大麦麦芽、大麦麦芽ときて、次が…ない(笑)!
仕方がないので、その次に使うホップを倉庫に入れておく。
2号も倉庫を使い始めたけれど、1号は未だに1枚目が置けてない…

次の次(笑)を倉庫に保管

わたし「1号、なんかめちゃくちゃ難しいビール作ってるみたいだね」
1号「出てこない、1枚目が。だからずーっと待ってる…」
そうか、わたしもまだ見てない材料なんだな(笑)?

1号は出遅れたけれど、1枚目が出たらそのあとはさくっと行く…かと思ったら、また3枚目で止まる(笑)。
1号「もー、出てこないー」
わたし「よっぽどおいしいビールなんだろーなー」
1号「(カードを見て)ままが結構好きなやつ」
わたし「えー、なんだろー」

途中、アクシデントカードで倉庫火災が起きる。
わたしの倉庫は空だったけれど、1号と2号の倉庫が燃える(笑)。
1号「結構つらい…」

できたっ!

1番最初に完成させたのはわたし。
わたしのビールRauch(日本語でラオホビア…って言うのか、知らんかった)、そんなに一般的だとは思わないけど、簡単だった。
次は、2号がWeizen(白ビール)を完成させる。

Weizenもいいよね

最後まで1号は手こずってたけど、見事完成!
1号のビールは…Schwarz(黒ビール)!

黒ビール、好きなんだよね~

あ、確かにわたし好きだわ(笑)。
1号「ロースト麦芽が全然出てこないんだもん。なのに2枚も必要だったからさぁ…」
2号「でも、全員できたからいいじゃん」

というわけで、全員完成で終了。

 

ひねりのないシンプルなカードゲームでした。
今回は、アクシデントカードやイベントカードもあんまり出てこなくて、ちょっと盛り上がりに欠けたかもしれません。
たぶん、4人か5人で遊んだほうが、カードもカツカツになっておもしろいと思います。
3人だと、待ってればそのうち出てくるでしょ的な感じでした(笑)。

ただ、上にも書きましたが「材料カードは下から順番に並べる」という文章は欲しかったです。
そんなん見りゃ分かるっていうのは、慣れた人の言い分で、初心者も慣れた人も楽しく遊べるようにするのは大事なことではないかと思います。

「ホッピンガレージ」は、ビール片手におしゃべりしながら遊ぶのがピッタリだと思います。
今度は、4人以上で遊んでみたいです。

余談ですが、Rauchbier…ラオホというより、ラウフに近い気がします。
1号も2号もシュバルツとヴァイツェンでは反応しなかったけれど、「ラオホはありえなーい」と大笑いしてました(笑)。
カタカナ表記って難しいですね。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は気温はそれほど高くないのに、湿度が高くて、むぅっとする感じでした。
ちょっと動くと汗がどどーっと…いい運動になります(笑)。

その2
このところバスが時間通り走らない。
なので、今日は早めに出たのですが、乗り換えで15分も待たされる…でも、ちゃんと文庫本をバッグに入れていたので、そそくさと取り出して立ち読み(笑)。
本が読めたし、ちゃんと間に合ったし、よかった、よかった!

その3
週末ゲームで遊んだのに、すでにゲーム欠乏症の気配が…ヤバい、これが物欲に走らないように手なずけなければ(笑)。

その4
…と思ったので、棚の整理をしてみる。
「あー、これ、遊びたいんだよねー」「あー、こっちも早く遊びたいなー」「そーいや、これは説明書読んだだけで止まってた!」「そうだ、これもあるんだった!」…などなど物欲どころじゃなくなった(笑)。
よし、この手で行こう(笑)。

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪