紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

カンガルー(KANG-A-ROO / Kangaroo)

f:id:konpekino:20210324011856j:plain

おなじみKniziaさん作です

生意気でけんかっ早いカンガルーを集めよう!
オーストラリアの茂みに隠れたカンガルーを1番多く集めた人の勝ち。
でも、油断禁物!
必要なカードをもっていなかったら、他のプレイヤーにカンガルーをとられるぞ。

No.269

・カンガルー(KANG-A-ROO / Kangaroo)

Reiner Knizia

・Piatnik

・6歳

・3人から6人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

「カンガルー」は、旅先で見つけKniziaさん作と知って興味がわきました。
でも、旅先(笑)。
ネットでも買えるだろうとそのときは購入せず…帰宅したころには、当然忘れてました(笑)。
で、ずいぶんたってからネットで見かけて「あれ?これ、どっかで見たことあるような気がする…」。
タイトルは忘れてたくせに、絵は覚えてました(笑)。

カードはよくきって、各プレイヤーに5枚ずつくばります。
残りのカードは裏返しに積み重ね、5枚抜き取って箱に戻し、山札とします。
カンガルーは、机のまんなかにおきます。

手番がきたら、手札から1枚選んで表にして出します。
その色のカンガルーを、机のまんなかからか、他のプレイヤーの前から、自分の前に持ってきます。
手札を1枚出したら、すぐに山札から1枚補充します。

カンガルーをとられたプレイヤーは、とられるカンガルーと同じ色のカードを出せば、カンガルーを自分の前にキープすることができます。
カンガルーと同じ色のカードを出したら、すぐに山札から1枚補充します。

手番のプレイヤーも、カンガルーを持っているプレイヤーも、カンガルーと同じ色のカードがあるなら、何度でも出すことができます。
カードを出すことができなくなったら、最後にカードを出したプレイヤーがカンガルーをもらいます。

山札がなくなったら、手札を補充せずに続けます。
誰かの手札がすべてなくなったら、ゲーム終了です。
カンガルーの数が1番多かった人の勝ちです。

おすすめとして、カンガルーの数を記録して何ラウンドかおこない、だれかが11匹以上集めるまでプレイするというのがあります。

f:id:konpekino:20210324012002j:plain

カンガルーが…微妙(笑)

天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
カンガルーがあまりにも安っぽくて、全員無言…プラスチックだし、全然かわいくないし、これつかまえてもあんまりうれしくないと思う(笑)。

…気を取り直して、カードをくばり、スタート。
ルールが簡単で少ないので、すぐ始められるのはいい!

まずは、1枚出してはカンガルーをつれてくる。
同じ色が2枚になると、あえてとらずに後でさらう作戦にしてみる(笑)。
当然序盤は、それぞれ場にあるカンガルーをつれてくるんだけど…中盤になって、お互いのカンガルーに手を出すようになると、突然おもしろくなってくる。

赤を出して、1号のところから赤いカンガルーを連れて来ようとしたら、「ぶー」と言われて赤を出される…くっそー、返り討ちかよっ!
2号は、グレーを出して、わたしのカンガルーを誘拐しようとする!
…もちろん、グレーは持ってない(笑)。
「あーあ、誘拐されちゃった…」…身代金、いくらだろ(笑)。

次は、1号が青を出して、2号のカンガルー誘拐。
2号が「ぶー」と言って、青を出す…すると、1号も「ぶー」と青を出す…うわー、返り討ちの返り討ちっ(笑)。

自分の持っているカンガルーの色があると安心だけど、どっかからさらってこないと自分のカンガルーの数は増えない(当たり前)。
あ、同じ色が2枚もある!よっしゃー、さらいに行くぞーと思ったのに、そのカンガルー、自分の前にいたり(笑)。
しかも、自分がカード持ってるから、誰もさらいにきてくれないことも多い(笑)。

そして、なぜかオレンジのカンガルーだけがぽつんと場に残される。
2号が「ねー、なんで誰もオレンジのカンガルーとらないのかなぁ…」と言うので、「…抜いたカードにオレンジがいっぱいあるのかな?それとも…」「誰かがため込んでる(笑)」…だよね(笑)。

f:id:konpekino:20210324012113j:plain

割ときれいな色でまとまった…かな

一時期2号が6匹集めたけれど、1号とわたしで2号のカンガルーをさらい、しかも最後に1号がオレンジのカードで場のオレンジのカンガルーを連れてくる!
やられたーっ…1号と2号が4匹ずつ、わたし3匹で終了。

抜いたカードを調べたら、5枚中3枚オレンジでした(笑)。
1号がオレンジをためこんだので、その時点で予約してたようなもん(笑)。

カンガルーの作りはまぁまぁだけど、ゲームはおもしろいってんでそのままもう1回。
1回遊んでみて、それぞれ流れとかコツをつかんで作戦を立てる(笑)。

…って、言ったところで、どの色のカードが抜かれてるか、どの色のカードが来るか分からない以上、作戦の立てようがない(笑)。
カウントするにも11色って多すぎ(笑)。

なので、同じ色が2枚になったら慎重にいくけど、それ以外は気分で出す(どこが作戦???)。
序盤は、前回と同じく場のカンガルーをとってゆく。
今回は、オレンジのカンガルーもさっさと場からいなくなる。

そして、場のカンガルーがいなくなったところで、いきなり雰囲気が熱くなる(笑)。
どこから何をとってくるか…たったそれだけなのに、熱い。
前回は、カードを出したらすぐカンガルーに手を伸ばしていたけれど、今回はまず相手にカードを見せる。
そして相手が「ん」と言ったら、カンガルーをもらってくる…なんで「ん」なのか全然分かんないけど(笑)。

緑のカードを1号に見せると…「ん」…緑のカンガルーいただき。
2号、わたしに白のカードを見せる…「ん」…白のカンガルー、2号のところへ。
1号、2号に青いカードを見せる…すると2号「ぶー」と言いながら青いカード…

f:id:konpekino:20210324012158j:plain

まるでキャンプファイアー(笑)

淡々とすすんでいくけれど、全員頭はフル回転(笑)。
ヨコで見ていても、たぶん面白そうには見えない(笑)。
でも、遊んでる本人たちはめっちゃ楽しい!

今度は1号がカンガルー王になりそうだったので、2号と結託して1号からいただく(笑)。
結局、またもや1号と2号が4匹、わたし3匹で終了。

ルールはシンプル、考えどころもちゃんとあるゲームです。
人数は多い方がいいのではないかと思います。
3人ならカンガルーを減らした方が盛り上がるのではないかと。

ただ…とにかく、カンガルーのこまが残念。
あまりにも安っぽすぎて、満足感が全然ないです。
木製で作るわけにはいかなかったのかなぁ…

ついでにいえば、カードのカンガルーの絵もどうかと思います(笑)。
用途は満たしてるけど…見て楽しい気分にはならない…かな(笑)。
そして、またやってる、Piatnik...

f:id:konpekino:20210324012226j:plain

箱開けて「空気を買ったんだな…」ってなるやつ

上げ底してないだけマシ?(「ブルーバナナ」参照)
でも、これ、箱半分で済むと思うのですが。

 

☆今日のありがとう☆

その1
日本の「母」みたいな方に電話。
声を聞いたら、一瞬にして日本にいるみたいな気分になりました。
メールでしょっちゅうやりとりしているけれど、こういう時だからこそ声を聞くってすごく大事だなと思いました。

その2
こっちの友人から手紙が。
どうしたんだろ、なんかあった?と慌てたけど、全然会えなくてすごく残念と書いてくれていました。
彼女ともメールでやりとりしているけれど、手書きの文字がとてもうれしかったです。
ホント、早くのんびり会えるようになってほしいよね。

その3
役所仕事を片付ける…苦手なんだけど、全部完了。
がんばりましたー!