紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ザ ゲーム(The Game Spiel...so lange du kannst!)

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よく見るとガイコツ…

このゲームは、君たちの敵なのだ。
君たちが一丸となれば勝てるかもしれない…ルールは非常に簡単だが、勝つのは簡単ではないだろう。
お互いに助言しあい、協力し合うのだ…さもなければ、すべてのカードを積み重ねることは決してできないであろう。

No.77

・ザ ゲーム(The Game Spiel...so lange du kannst!)

Steffen Benndorf

・NSV

・8歳から

・1人から5人

・時間…20分ぐらい

・日本語化…必要ありません

おもしろーいとは聞いたけれど、数字モノかぁとちょっと躊躇(カードゲームはたいてい数字がついてますが・笑)。
でも、Spiel des Jahresにノミネートされたし(でも、2015年にとったのはコルトエクスプレスでした)、何より「簡単」という言葉につられて結局購入。

それにしても、タイトルThe Gameってもうちょっとどうにかならなかったのかなぁと思います。
副題(Spiel...so lange du kannst! できるだけ長く遊んでみなって感じでしょうか)がついているものの、なんのゲームだか全然分かんないー!

要は、数字の順番にカードを出すゲームです。
全部で4つあり、2つは1から99まで、もう2つは100から2まで順番に出します。
カードはよくきって、人数に合わせて手札をくばり、残りは山札にします。
手番がきたら、2枚以上カードを出します。
昇降順に合っていれば、どんな順番でどこにおいてもかまいません。
数字が飛んでもかまいませんが、最終的にカードを全部出すことが目的ですから、できるだけ飛ばない方がいいかもしれません。

また、数字を戻すこともできます。
今1番上に出ている数字とちょうど10違う数字のカード(昇順だとマイナス10、降順だとプラス10)を出すこともできます。
そこからまたカードを出すこともできます。
カードを出し終えたら、手札がまた元の枚数になるように山札からとり、手番終了です。

プレイヤー同士は話し合ってもかまいませんが、具体的な数字を言うのは禁止です。
「一番下にはおかないで」とか「ここは、小さい数字だけにして」というのは、かまいません。

山札がなくなったら、手札を補充せずに続けます。
そこからは、2枚以上ではなく1枚以上カードを出せば手番を終了させることができます。
手番がきて、山札がまだある時点では2枚以上、山札がなくなった時点では1枚以上カードを出すことができなくなったら、そこで終了です。

 

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最後はこんな感じ

忙しい2号をつかまえ「20分で終わるからっ(って箱に書いてある)!」と説得して(笑)、2号、わたしの2人でプレイ。
…しばらくして、悩みまくると20分なんかじゃ終わらないことに気がつく。
「あのね、時間あんまりないから、カードないなら、差が一番小さいのを出して」と2号に言われる(笑)。
確かにそうでした(笑)。

なんかこうずるずると少しずつ滑り落ちていくような感覚で進んでいき、常に巻き戻したいと思っているのですが…巻き戻らないー。
23も差があるカードなんか出したくないのに、それしかないー(笑)。
結局わたしが出せなくなって、終了。
山札が10枚残ってました。

そのあとカードを出しっぱなしにしていたら、やっぱり忙しい1号が「なに、ゲームしたいの?」と聞いてくれたので「できれば…」と言うと、「じゃ、やりましょ」。
うぉっしゃー!
なので、今度は1号とわたしの2人でプレイ。

今回は、さっきやったばっかりというのもあって、わたしもあまり悩まずにひょいひょいカードを出す…1号は、10戻すというルールを「1けた目が同じならいくらでも戻せる」と思って、34の上に14をおいたり…そのルールいいなぁ(笑)。
2号とは「ここにはおかないで」「このままね、ここ」「ここは出してもいいよ」としゃべりまくりだったのに、1号とは割と無言でサクサクすすみました。

途中、52のカードと42のカードがきて、「わーい、これ巻き戻せるー」…で、つい昇順のところに何も考えずに52を出して42っとやりたくなるのですが、場のカードと52の間の数字のカードがあるのなら、まずそれを出して52、そして巻き戻しで42っとやるともっと出せる!と気がついて(今ごろ)実行!
あー、これハマる人の気持ちわかるーっと思いました。

最後は1号が出せなくなって終了。
山札2枚残ってました。

これは、ぜひ3人、4人でやってみたいです。
人数が多ければ、オープンになるカードも多いわけで、そのほうが達成しやすいのではないかと思うのですが。
うーん、今日1号と2号の予定が合わなかったのが悔やまれる(笑)。
感覚としては、トランプの1人遊びによく似ています。
それを大人数でできるようにしたという感じですが、ルールは簡単だし、初めてでも遊びやすいと思います。

〇追記〇2020年6月16日
1号、2号、わたしの3人でチャレンジ。
プレイ感はあまり変わりませんでしたが、山札がなくなって、1号5枚、2号4枚、わたし1枚の手札で終了しました。
プレイ感は変わらなくても、いっぱい出せたというのは充実感があります。
わたしは、遊ぶなら人数多い方がいいと思いました。

 

☆今日のありがとう☆
よーやく航空会社に電話がつながった!!
さっと手続きしてくださってありがとう。
早くまた飛行機に乗りたいよー。