キャプテンクックは、望遠鏡を使って大海原をゆっくりとながめています。
突然、彼は動きを止めました。
あそこで日の光に反射してピカピカしているのは何だろう？
まさか…「宝だぞ！！」興奮して叫び、せかせかと船員たちを呼び寄せます。
「急げ！見ろ、あそこに宝があるぞっ！」
No.334
・キャプテンクック（Käpt’n Kuck）
・Christian Tiggemann作
・HABA
・5歳から99歳
・2人から4人
・時間…15分
・日本語化…必要ありません
先日、ねずみリーダーさんのところで「キャプテンクック」を見て、「あ、これ、ウチにもあったはず…」と魔窟を発掘（笑）。
いつもは、持っているゲームが紹介されると「あ、わたしも書こう！」と思ってすぐ忘れるパターン（笑）ですが、今回はめずらしく反応が早かった（いぇい！・笑）。
HABAは真四角シリーズ（笑）ばかり紹介していますが、長方形シリーズもあります。
こちらも名作ぞろいで、おすすめが多いです。
…てか、どんな形であれ、基本的にHABAはいいゲームが多いと思います。
子ども向けの印象が強いのですが、数年前から大人向けのラインも作ってます。
マットを広げ、各プレイヤーはアイパッチと望遠鏡を受け取ります。
得点を記録する海賊洗濯ばさみをスタートの位置にはさみます。
1人がキャプテンクックになり、宝カードと砂時計を受け取ります。
後の船員はアイパッチをつけて、望遠鏡の穴の大きい方を目に当てます。
準備ができるまでは、海ではなく他の仲間を見たり、天井を見たりしてください（笑）。
その間に、キャプテンクックはマットの上に宝カードを8枚重ならないように表にします。
準備ができたら、キャプテンクックの合図で船員は望遠鏡をのぞいて、マットの上の宝を探し、覚えます。
キャプテンクックは、砂時計をひっくり返します。
砂時計が終わったら、全員宝を探すのをやめて、キャプテンクックは宝カードをすべて集めます。
それから、船員は順番に1つずつ見つけた宝を言います。
→宝が合っていたら…
キャプテンクックはその宝カードを船員に渡し、船員は自分の前に表にしておきます。
→宝が間違っていたら…
船員はこれ以降このラウンドでは、カードを当てることができません。
宝カードがなくなるか、船員が全員当てられなくなったら、残りのカードはキャプテンクックのものになります。
各自集めたカードの数を数え、その分船員洗濯ばさみをすすめます。
人数に合わせた回数キャプテンクックになったら、ゲーム終了です。
船員洗濯ばさみが一番遠くまで行った人の勝ちです。
天気のいい午後に、1号、2号、わたしでプレイ。
昔はアイパッチに大興奮だった1号と2号、今回は「え、これやんの？」…やんのっ（笑）！！
まずは、わたしがキャプテンクック。
アイパッチが結構しっかり顔にくっつく（笑）。
「まぁ、これ、子ども用だから…1号2号はきついかも」と言ったら、「どーせ頭が大きいよっ！」…それは言ってない（笑）。
注・こちらの病院では、生まれた赤ちゃんはたいてい帽子必須なんだけど、2人ともかぶれる帽子がなかった（笑）。
2人が天井を見ている間に、わたしは宝を広げる…まぁ、宝みたいなもの（笑）ですな。
砂時計をひっくり返して、「ハイどうぞー！」。
結構真剣に探してるのを見るのはおもしろい（笑）。
「ハイ、終わり。カード集めて…じゃあ、2号から」
2号「…宝箱」「ありましたー。次1号」
1号「ガイコツの旗」「はい」
2号「宝の地図」「うん。宝の地図かどうか分からないけど…あ、宝の地図か！」「そうだよ、ままよく見てよ」…ハイ（笑）。
1号「ろうそく」「うん」
2号「…えーっとコップみたいなやつ」コップみたいなやつ…って、あ、これか！…とわたしは、コップみたいなやつじゃなくて、パイプを渡してしまう。
すると2号、「これじゃないよ、Kelch！」…あー、そっち（笑）。
日本語では、聖杯とか、大杯っていうんだよーん。
そんなやりとり見てた1号は、当然「パイプ」…ですよね（笑）。
その次の2号は…「もう思い出せない！」
1号も「…なんだっけ？」…終了で、2人とも3枚、わたしは2枚獲得。
海賊洗濯ばさみをすすめて、次のラウンド。
ちなみに、2号が「宝の地図」といったカードはこちら。
…そして、ここでようやく気がつく。
これ、ちゃんと記憶がごっちゃになるようになってるー！
そう、獲得したカードは山札に戻るのです…マジっすか（笑）。
ヤバいなぁと思いつつ、今度は2号がキャプテンクック。
2号の「スタート」の声で、1号とわたしは宝探しを始める。
わー、これ、ほんっと宝探しって感じで楽しい！
えーっと、宝箱みっけ。
あとは…キャプテンクックの手の部分…フックになってるやつ…これ、宝なの？
…あー、そんなこと突っ込んでる場合じゃない、他のも探さなきゃ…
あとは…大砲…手紙が入ったびん…ろうそく…
…「ストップ」…え？
「はい、1号から」
1号「宝箱」「うん」
わたし「（宝箱言われちゃった…）えーっと、海賊の手のやつ。フックになってるやつ」「うん」
1号「大砲」「はい」
わたし「（あ、大砲も言われた…あと何があったっけ…）ろうそく」「ハイ」
1号「はしご」「ハイ」
わたし「（はしご…あったような気がするけど、あー、だめだーどんどん記憶が薄れる―！！）…手紙入ったびん」「うん」
1号「アイパッチ」「はい」
わたし「（…何も思い浮かばない・笑）だめです、もう何も思い出せません（笑）」
1号「なんだっけね？」（笑）
ということで、1号4点、わたし3点、2号1点。
そしてまた混ぜられる宝カード…ヤバい、ヤバすぎるっ（笑）。
次は、1号がキャプテンクック。
記憶がリセットできなーい（笑）。
「はい、いいよ！」のかけ声とともに、2号とわたしは探し始める…
…えーっと、うーんと、あ、宝箱…これ、あ、ネックレスか…え、シャベルがある…あと鍵、ね…なんとか関連付けて覚えられないかなぁ…え、何これ、袋？何が入ってるんだろ…で、これは何？？
…なーんて考えている間に「ストップ」…がーん。
まずわたし…「宝箱」「うん」
2号「シャベル」（あ、言われたー！）「うん」
わたし…「…まずい、記憶がどんどんかすれていく…」2号「そんなんどーでもいいから、早く（笑）」…どうやら2号も余裕がないらしい（笑）。
「えーっと、あ、鍵（思い出せた！）」「うん」
2号「…あとなんだっけ…えーっと…あ、コンパス」「はい」
わたし「…（時間がたてばたつほど記憶が薄れるー）…あ、なんかこう、袋みたいなの、あった…」「うん、あった」
2号「…剣（え、そんなのあった？？）」「うん」
カードを見たら、わたしが何だこれと思ったヤツ…思わず「それ、剣だったんだー！」…と言ったら、記憶全部吹き飛んだ（笑）。
わたし「…もうダメだ、何も浮かばない…ダメ」
2号「なんかこう、入れ物があったんだけど…なんだっけ、スーツケース？」「ありません…たぶん、2号、樽と勘違いしたんじゃない？」と1号は樽のカードを見せる。
「あ、それだ！」
…なるほどね、何か入れる物っていうカテゴリーで覚えるのか（そうじゃない・笑）。
2巡目からは、上級バリアンテを入れて、カードは10枚、コインのルール（コインがわきに置かれたカードは当ててはいけない）も入れたけれど、わたしの記憶は見事にミックスされてボロボロ（笑）。
コンスタントに覚えていた1号の勝ち、以下2号、わたし。
カッコつけたい年頃の1号2号は、「ふーん」って感じでしたが、昔は大興奮で遊んでました（笑）。
わたしは、今でも大興奮で遊んでますが（笑）。
まずアイパッチ…これで心わしづかみにされます（笑）。
そして望遠鏡…って言ったって、ものすごく簡単なつくり。
それでも、もう気分は海賊！なのです。
HABAさんって、ほんっと分かってるよなーと思います。
加えて、マットを布製にしたり、洗濯ばさみで得点記録したりと、仕掛けがいちいちよくできてる！
望遠鏡で宝探すのは、ホントに探してるって感じでめちゃくちゃ楽しいです。
使った宝カードをしっかり混ぜて新しいラウンドってところもいい（笑）。
もうね、3回ぐらいやるといつどこで見たかなんて覚えてないから（笑）。
自分がキャプテンクックやってても、宝カードは見るから、どんどん記憶がぐちゃぐちゃになります（笑）。
ねずみリーダーさんによると、これもまた入手難みたいですが、見かけたらぜひ遊んで欲しいです。
気分は海賊、間違いなしです（笑）。
おまけ。
宝カード…どう見ても宝じゃないのも（笑）。
船長のフックとかどうやって使うんだろう（笑）？
☆今日のありがとう☆
その1
実は、ここ数日調子が落ちているのですが…でも「あ、わかった、わたしホームシックだ！」と思ったら、気持ち落ち着く（笑）。
こんなに長く日本に帰ってないのは初めてなんだから、気持ち落ちてもしょーがない。
のんびりいこうと思います。
ルンルン（笑）。
その2
スーパーで買い物してたら、向こうからおにーさんとおねーさんが。
おにーさん、口笛吹いてたんだけど…
たらー、たっ、たたたらら、たらー
…これ、聞いたことあるんけどなんだっけ、なんだっけ？
あーっ！
セサミストリートじゃん！！
…とわたしが思い出すのと同時に、おねーさん「なんでそれなのよー」と突っ込む（笑）。
思わず笑っちゃいました（笑）。
その3
そして、9月11日。
もう20年になるんですね。
わたしは料理しながらラジオを聞いているのですが、さぁご飯の支度っと台所に行っていつものようにラジオをつけたら…アナウンサーがものすごく興奮してる。
えー、よく分かんないんだけど、ニューヨーク、アメリカ、飛行機って単語が何度も出てくるなぁ…一体何だ、これ？
…と思ったので、テレビつけたら…みなさんもよくご存じのあのシーンが流れてて、思わず口をおさえました。
え、ちょっと待って、どーゆーこと？これ、映画じゃないよね？？
そのあと帰宅した夫に、「聞いた？」と言ったら「聞いた、聞いた」と2人でテレビの前へ。
…茫然、でした。
地球上のどこでももうあんなことは起きて欲しくないです。
その4
さぁ、今日も顔を上げてゆきましょうっ！
ルンルン♪
