紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ロストシティ ボードゲーム(Lost Cities Das Brettspiel)

こりずにまた「ロストシティ」(笑)

探検チームの準備はできた。
謎多い失われた五つの都市を発見できるかどうかは、きみたちにかかっている!

No.476

・ロストシティ ボードゲーム(Lost Cities Das Brettspiel)

Reiner Knizia

・Kosmos

・10歳から

・2人から4人

・時間…40分

・日本語化…必要ありません

「ロストシティ ボードゲーム」は、「ロストシティ」というカードゲームが、ボードゲーム化したものです…っていえるほど単純な話ではないですね(笑)。
実は、「ロストシティ」というカードゲームが、ボードゲーム化して「ケルト」になりました。
で、「ケルト」が2008年のSpiel des Jahresを受賞したので、そこからいろいろ派生。
その中には、なぜかカードゲームもあったりして、輪廻転生みたいなことになってたりします。

「ロストシティ ボードゲーム」は、「ケルト」のアメリカ版という位置づけになるようです。
ケルト」は持ってるし、ルールがあれば「ケルト」で「ロストシティ ボードゲーム」を遊ぶこともできるのですが、実店舗で安売りになっていたら抵抗できませんでした(笑)。

さて、ルールは。
ほぼ「ケルト」と同じ(笑)。
違いは、カードを昇順にしか出せない点。
あとは、願いの石が、お面(笑)になったことと、3ラウンド制になったこと。
お面と3ラウンド制はなんとかなっても、昇順かぁ…ってことは、窒息決定?いやだー(笑)。

準備完了!

家族で遊ぶ日(301)。
夫(茶色)、2号(白)、わたし(オレンジ)の3人でプレイ。
2号とわたしは「ケルト」経験者で、夫のみが初プレイ。
ルールをざっと説明するけど、夫「とにかくやってみて?そしたら分かると思う」(笑)。
なので、わたしがスタートプレイヤーで始めてみる。

手札を見ると、珍しく(笑)0がある!
うへへーっと黄色の0を出して、こまを進める。

0があるなんて、ラッキー!

一瞬、隊長(2倍こま・得点が2倍になる)を進めようかと思ったけれど、様子を見ようと隊員にする(笑)。
この迷い、あとで痛い目にあわなきゃいいけど(笑)。

わたし「カードは自分の前に色別に出すの。このゲームの場合は、小さい数から順番に出して、1枚出すとその色の道のこまを1ます進めることができる。同じ数字なら出せるよ。大きい隊長は、点が2倍ね」
夫「…ふーん。じゃあ、とにかくまず小さい数を出せばいいのか」
わたし「そう」
夫はしばらく考えて、赤の0を出す。
夫「で、赤の道に進めばいいんだよね?」
2号「そうそう、その通り!」
おおっ、「ロストシティ ボードゲーム」、夫と相性よさそうだぞ(笑)。

夫と2号は赤の道で出発

手札に黄色の0が2枚もあったので、黄色を出してお面をもらう。
わたし「お面タイルは、もらえます。集めてないと、あとでマイナス点になります」
一応説明したけど、夫も2号も手札とにらめっこでたぶん聞いてない(笑)。

わたし「もし、カードを出したくない、出せないってことなら、1枚カードを捨てることができます。同じ色のカード置き場に出して、山札かカード置き場の1番上のカードを1枚取るの」
夫「2枚とることはできない?」
わたし「気持ちは分かるけど、ダメです(笑)」

夫、手札から赤の10を捨て札にして、山札から1枚取る。
お、理解してるじゃんっ(笑)!

どうやら2号は手札に恵まれなかったらしく、カードを捨てては取ってるけど、ため息ばかりついてる(笑)。
わたしも、序盤に10持っててもしょうがないな、と捨ててみる。

3人とも、とにかくカードを出すのに必死で、道に何が落ちているかまで意識する余裕なし(笑)。
しょっちゅう進めてから、「あ、お面だよ」「これで、こま1ます進める」「ここ、得点だ」と気が付く始末(笑)。
気がついたら夫がお面をたっぷり集めてて、2号「あ、お面集めてない!!」と慌てる。

徐々に山奥に入り込む感じ

わたしは、小さい数は集まらなかったけれど、4から赤が集まってきたので、隊長は赤に進めてみる。
ここは絶対山奥まで行かねば…

ここで「ケルト」と同じように、1つは捨てこまにすべきなのかどうか迷う。
全部進めると、全部中途半端にしか進まなくなることが多いので、「ケルト」では捨てこまを持つのはかなり有効な手段だったけど、「ロストシティ ボードゲーム」はどうなんだろう…
いずれにせよ、わたしの手札にほとんど緑が来なかったので、緑は保留にしとく。

黄色がいい感じで進んだので、よっしゃ、最後は捨て札になってる10を拾って…と思ったら、その上に6を捨てる2号。
わたし「ちょっと!!」
2号「え?」
わたし「10取ろうと思ってたのにー」
2号「しょうがないね、6取ってから10取ればいいじゃん」
わたし「…もう8まで来てるから、6もらっても使えないんですけど?」
2号「じゃあ、そのあと捨てればいいじゃん」
…むーかーつーくーっ(笑)。

夫「これ、いつ終わっちゃうの?」
わたし「山札がなくなるか、この橋を越えたこまが5つになった時」
2号「あ、そうだった…って、山札もう少ししかないじゃん!」
わたし「続けたかったら、山札ひかないことですな」
2号「…」

ここから、突然協力ゲームになる(笑)。
全員、賢明に捨て札を拾ってゲームを終わらせない(笑)。
そのうち3人で目配せして…「そろそろ終わり?」「終わってもいいかな」「いいよ」(笑)
結局、わたしが最後の1枚をひいて終了。

終了!

正式には3ラウンド制ですが、わたしたちは時間がなかったので、短縮で1ラウンドのみのプレイ。
わたしは、お金をせっせと拾ったらしくなんと60点もためてた(笑)。
夫はお面で50点集める。
2号はなんとお面を集めそこなって、お面でマイナス20点くらう(笑)。
全部のこまをマイナスゾーンから脱出させたわたしの勝ち!

夫「これ、おもしろい!ルールが分かりやすいし、ボードもきれいじゃん!」
2号「ルール忘れてた(笑)。カードの引き運が多少あるけど、でもおもしろい!」
とのこと。

 

やっぱりおもしろいです、ロストシティ系、というかケルト系(笑)?
分かりやすいルールで、充分おもしろいゲームになりますっていうお手本みたいなゲームです(笑)。
シンプルでも、充分悩みどころも考えどころもあって、ゲームに熱中できます。

遊ぶ前は、昇順だけということでかなり怯えました(笑)が、遊んでみたら全然気にならなかったのはなぜでしょ(笑)。
あ、わかった、ボードがあったからか(笑)。

ケルト」とやってることはほぼ同じはずなのに、コンポーネントが違うと違うゲームのように感じるのがおもしろかったです。
「ロストシティ ボードゲーム」は、確かに探険してる感じでした(笑)。
ただ、よく言われているように、5つ目のこまが橋を越えたというのが分かりにくいかもしれません。
わたしたちも、カウントし忘れました(笑)。
次回からは、こまを動かして橋を越えたら、おはじきなどでカウントしてみようかなと思っています。

あと、光の加減ではオレンジと赤のカードが多少区別しづらいです。
冬は日が短いから、電気の下でも分かりやすい色を使ってほしかったなー。

ケルト」も好きですが、テーマを考えると「ロストシティ ボードゲーム」のほうが好みかもしれません。
いずれにせよ、両方持っててもいいかと(自己弁護)。

夫も気に入ったようなので、また遊びたいです。

ロストシティはこちら
ケルトこちら
ケルトスパイラルはこちら
ケルト カードはこちら
ロストシティ ロール&ライトはこちら
…って、並べてみたら結構遊んでた(笑)。

 

ロストシティ ボードゲーム・その2はこちら

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日の天気は、晴れのちくもり。
とりあえず雨が降らなかったからよしっ(笑)。

その2
今日は、やることいっぱい!
でも、遅刻もせず、やることこなせたので、よかった!

その3
独り暮らしの知り合い、コロナが落ち着いても在宅勤務が続いていてよろこんでる。
でも…久しぶりに会って話したけど、え、そんな言い方する?何考えてるの?と違和感ばかり…
なんというか、他人と交わらないことで、ひとりで完結してしまって、すごく独りよがりになってしまった気がする。
夫がいてくれて、家族がいてくれて、わたしはすごく助けられているんだと実感。

その4
家族にありがとう!

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪