紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

クレバーキッズ(Auch schon clever)

子ども向けになって帰ってきた(笑)!

このパーティでは、上へ下への大騒ぎ!
風船、ろうそく、プレゼント、そして山のようなケーキ。
みんな必ず欲しいものが見つかります。
さいころをふって出たシンボルを上手く使えば、得点を獲得し、ボーナスでしるしをもう1つつけることができます。
でも、気を付けて!
使わなかったシンボルは、他のプレイヤーたちが使うことになるのです。
つまり、全員常にゲームに参加することになり、待ち時間はありませんよ。

No.423

・クレバーキッズ(Auch schon clever)

Wolfgang Warsch

・Schmidt

・5歳から

・2人から4人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

「クレバーキッズ」は、Warschさん作です。
Warschさんといえば、わたしは「クアックサルバー」で始まって、「シルバー&ゴールド」「ザ マインド」ですっかりハマりました。
とはいうものの、最近子ども向けは全くノーマーク(子どもが大きくなるとこうなる…)。
でも、Kinderspiel des Jahresにノミネートされて、Warschさん作ときたら買わない理由はありませんでした(笑)。

「クレバーキッズ」は、「ガンツ シェーン クレバー」を子ども向けにしたものです。
…で、思い出しましたが、Ganz schön cleverの日本語表記「ガンツ シェーン クレバー」…はガマンできても、「ガン シュン クレバー」って何?
ドイツ語ネイティブに見せても「はぁ?」って反応されるんですが(笑)。
ネットで発音チェックできるんだからさー、ちょっと調べてみたらいいと思うんだけどなー(笑)。

…話それました(笑)。
ちなみに、同じくKinderspiel des Jahresにノミネートされた「クアック&コー / クアックスと仲間たち」は「クアックサルバー」を子ども向けにしたもので、しかも同じWarschさん作です。
同じ年に同じパターンが2つノミネートされてるって、おもしろいですね。

さて、ルールです。
各プレイヤーは、シートと鉛筆(付属)を受け取ります。

スタートプレイヤーは、さいころを全部まとめてふります。
もし、しるしがつけられるさいころがなかったら、つけられる目が出るまでふりなおすことができます。

さいころをふったら、背景の色別に分け、1色選んで、シートのその色のさいころのシンボルにしるしをつけます。
しるしをつけることができなかったさいころは、戻します。
他のプレイヤーは、残されたさいころの背景の色を1色選び、そのシンボルにしるしをつけます。

風船(黄色)
左から右へ順番にしるしをつけます。
丸で囲まれた風船にしるしをつけたら、その色の背景のシンボルを1つ選んでしるしをつけることができます。

ろうそく(ピンク)
左から右へ順番にしるしをつけます。
2本、3本ろうそくがたっているところは、同時に2つ、3つシンボルを出さなければなりません。
丸で囲まれたろうそくにしるしをつけたら、その色の背景のシンボルを1つ選んでしるしをつけることができます。

プレゼント(緑)
順番に関係なく、好きなプレゼントにしるしをつけます。
縦横ですべてしるしをつけたら、その列にかかれたボーナス、あるいは星がもらえます。

お菓子(水色)
左から右へ順番にしるしをつけます。
同時に2つシンボルが出てなかったら、しるしをつけることはできません。
丸で囲まれたお菓子にしるしをつけたら、その色の背景のシンボルを1つ選んでしるしをつけることができます。

さいころにはジョーカーの目もあります。
ジョーカーは、選んだ背景の色の好きなシンボルとしてしるしをつけることができます。

誰かが、同じ背景のシンボルすべてにしるしをつけたら、ゲーム終了です。
集めた星の数を数えて、1番多かった人の勝ちです。

確かに好きなモノがいっぱい(笑)!

天気のいい午前中に、2号とわたしの2人でプレイ。
1号も遊ぶ予定だったのだけど、急用ができたためお休み。

ざっとルールを説明するけれど、ものすごく分かりやすい!
例外のルールもないし、ルールのためのルールもない…子ども向けとしては当たり前のことかもしれないけど、すっきりしていて大変よろしい(笑)。

まずは、わたしがさいころをふると。

ろうそくから始まる

ふったさいころを背景の色別に分けて…あー、これはろうそくがいいかな。
ろうそく2つを取り出して、ピンクの背景のろうそくを左から2本しるしをつける。
実は、ろうそくは3つ出たのだけれど、3番目のろうそくは2本セットなので、使えない。
そのさいころは場に戻すことになり、2号が選べるようになる。
2号は、順番を選ばないプレゼントを選ぶ(笑)。

2号もじゃらっとさいころをふる…プレゼントが多かったので、当然プレゼント。
残りのさいころは…

え???

…ちょっと待て。
ドーナッツは常にコンビじゃないと使えないし、風船も今は赤いハートの風船しかつけられないっつーの!
2号、わたしの様子を見てクスクス笑い…むーかーつーくー(笑)。

そして、わたし。
お、ジョーカーが出たっ!と思ったんだけど、お菓子はないし、風船も順番が合わない、でも、ろうそくと合わせたらボーナスでもう1つしるしが付けられる!

ジョーカーが出た!

…なるほどー、そーゆーことか!
なんか分かった気がする(笑)。
ボーナスでしるしつけるって、めちゃくちゃトクした気分になる(笑)。

2号は、わたしが残したさいころでせっせと風船を集め、わたしはその気はないのにろうそくがどんどん集まる(笑)。

プレゼントのビンゴ!

たまーにろうそく以外も出て、プレゼントのビンゴが当たったり(笑)。
プレゼント(緑)は縦横でしるしがならぶと、ボーナスでしるしが付けられたり、得点になる星がもらえたりする。

最後は、わたしがプレゼントにしるしをつけて、ゲーム終了。

あっけない幕切れ

わたし「風船が全然できなかった…」
2号「お菓子、ダメだった…」
わたし「え、お菓子はわたしもダメ…」

星を数えてみると。

僅差でわたし!

わたし、8つ、2号、7つ、でわたしの勝ち。
2号は「これ、写真撮った時に見えるように、ちゃんとしるしつけとくね!」と言って、鉛筆でごりごりしるしを書いてくれました(笑)。

 

なるほどなー、これはシンプルでおもしろい!
さいころふって紙に書き込むゲームは山のようにあるけれど、このシンプルさは別世界(笑)。
わたしは、これくらいシンプルな方がすっきり楽しめました。

さいころ(笑)ゲームって、たぶん将棋倒しが起きることが醍醐味のひとつなんだろろうけど、エスカレートしてひねりまくった結果、しるしをつけるまでの時間が長くなってしまったような気がします。
得点方法が多すぎたり、ルールが複雑すぎたら、待ち時間は長くなりがちだし、そうなると場がダレるのです。

でも、「クレバーキッズ」ならば場はダレずに、テンポよく進みます。
飽きる前に終わるのも、ポイント高い(笑)。
…って、要はわたしが子ども仕様なのかもしれませんが(笑)。

いずれにせよ、これはまた遊びたいゲームです。

というわけで、ちゃんとKinderspiel des Jahres発表前に間に合わせました!
よくがんばった(笑)!

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は、よーやくいい天気。
気持ちよく晴れました。
雨も降らなかったし(笑)、このまま夏到来かな?

その2
片付けなきゃならないことがいっぱいなのに、全然はかどらないー!
しかも外野がうるさくてイライラ…でも、冷凍庫見たらわたしの好きなカプチーノアイスがあったので、がつがつ食べる。
すると、あーら不思議、イライラふっとびましたとさ(笑)。

その3
日本入国規制を緩和したら、鬼の首をとったかのように「空港検疫で陽性者○人」とせっせと報道するマスコミ…
確か6月1日から検疫対象者減ったはずだけどなぁと思ってよく見たら、5月半ばのデータ(しかも1週間だけ)。
…そんなデータ出してきてまで、日本に人を入れたくない心理ってなんだろ?

今、円安だから外国人にとって日本観光が安くなってる。
外国人に来てもらって、お金を落としていってもらったほうが、経済をまわせるようになると思うんだけど。

その4
それにしても、今回の円安はまさに転がり落ちるという感じ。
先日、日本のホテルを調べていた時、ユーロ表示にすると「お、お手頃」と思ったホテル、日本円表示にしたら「たっか!」(笑)。
心配になるぐらいの落差でした。

その5
前に、ものすごーく悩んで結局買わなかった書類ケース…なんと、セールで発見(笑)!
今回は迷わず購入。
やさしい黄色で、気に入っています。

その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪