紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ストライク(Strike Dice Game)

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さいころで勝負(笑)!

さいころアリーナにうまくさいころを投げ込んで、すでにおかれたさいころの目を変え、同じ目にしよう!
同じ目になったさいころは、きみのもの。
それ以外のさいころは、さいころアリーナで次のプレイヤーを待っている。
最後までさいころを持っていた人の勝ち!

No.356

・ストライク(Strike Dice Game)

・Dieter Nüßle作

・Ravensburger

・8歳から

・2人から5人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

「ストライク」は、ネットでおもしろいと聞いて目をつけてはいました。
とはいうものの、「よくある」タイプだなぁという印象もあって購入までいたらず…ところが、先日ふらふらっと行ってしまったボードゲームショップで安売りになっていたので、ふらふらっと購入(笑)。
年内はもう購入しない宣言、あっさり破られました(笑)。

さて、ルールです。
箱を机の中央において、アリーナにマットをひきます(そう、マットがついてる!!)。
各プレイヤーは、人数に合わせた数のさいころを受け取ります。
予備のさいころを1つアリーナに投げ入れます。

…準備はそれだけ(笑)!

手番のプレイヤーは、手持ちのさいころを1個投げ入れます。
上から落としても、横から投げ入れても、どのように入れてもかまいません。
ただし、アリーナの外に出てしまったさいころは、没収となります。

アリーナにあるさいころが…
→Xが出た!
Xのさいころは没収です。
→同じ目がそろった!
同じ目のさいころを手元に持ってきます。
これで、手番は終了です。
→すべて違う目だ!
ここで、手番を終了することもできますが、手持ちのさいころをもう1個投げ入れることもできます。
投げ入れたら、アリーナにあるさいころを確認し(X、同じ目、すべて違う)、すべて違う場合は、手番を終了してもかまいませんし、またさいころを投げ入れることもできます。

また、手番がきたときに、アリーナにさいころが1個もなかったら、「ストライク!」で手番のプレイヤーは、手持ちのさいころを一度にすべてアリーナに投げ入れます。
それから、アリーナにあるさいころを確認します(X、同じ目、すべて違う)。

これを繰り返し、手持ちのさいころがなくなったプレイヤーから脱落し、最後までさいころを持っていたプレイヤーの勝ちです。

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気分は賭博師(違っ)

天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
1号も2号も予定があるというので、短い時間でさくっと遊べるゲームを出してみる。

ざっとルールを説明すると…「要は、同じ目を作ればいいんだね?」と2号。
「やってみよ?とにかく」と1号。
確かに、これは説明するよりやった方が早い気がする(笑)。

まず、わたしから。
アリーナにはさいころ1個。

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ぽつん(笑)

自分のさいころを1個、投げ入れる…「同じじゃないねぇ」

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違った…

…なんとなく悔しくて、もう1個入れる…「Xだ…」

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なんでX???(笑)

…悔しさ倍増で、もう1個…「全部ばらばら(笑)」

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もういいよっ(いじけてる・笑)

「すっげー悔しいけど、これ以上ぶち込んだら、いきなりゲーム終了になりそうだから、あきらめるっ」と言うと、1号も2号も笑いをこらえた顔…めっちゃむかつくんですけどー(笑)。

そして、2号。
「どんな風に入れてもいいんだよね?」
「うん、投げても落としてもいい。でも、アリーナの外にいっちゃったら、没収」と言うと、2号アリーナの壁を使って回転をかける(笑)。
「だって、せっかく壁があるんだもん、使わなきゃ(笑)」…そうですか(笑)。

そのかいあってか、あっさり同じ目がそろう。
「じゃあ、これもらってオシマイ」…めちゃくちゃ悔しいわたし(笑)。

1号は、1個目でいきなりXが出たけど、2個目で同じ目。
「じゃあ、これでオシマイ」(笑)
…わたしの番。
アリーナにまた1個しかいないのかよっ(笑)。

ここで、わたし3個もぶち込んだのに、同じ目にならないっ(笑)!!。
2号、2個ぶち込んでさっさと同じ目…「なんで2個で同じ目出るの?ずるい」とわたし。
1号、3個投げ入れて、同じ目を2組作る…「なんでそんなことができるの?ずるい」とわたし。

なんかもう、流れからしてわたしが投げ入れ、1号と2号が取ってく形。
最初に脱落したのは、当然わたし。

途中、2号は見事にアリーナを空にする。
「そうなると…1号はストライクで、さいころ全部入れなきゃいけないの」とわたし。
1号「え、で、同じ目が出なかったら、それで終わり?」
わたし「…そういうことになる(笑)」

やってみて気がついた、このルール、すごい(笑)。
ちゃんとゲームが終結するようになってる!!

1号、ありったけ(笑)のさいころを投げ入れる…残念ながら、同じ目はナシ。
「くっそー」…(笑)
2号の勝利。

これはおもしろいってんで、そのまま2回戦。
今度は、勝った2号がスタートプレイヤー。
そうなると、わたしは順番が最後になるので、かなりやりやすくなる…と思う(笑)。

わたしは常に1,2個入れて、同じ目が出たところですぐやめる(笑)。
増えないけど、減りもしない感じで耐える(笑)。
途中1号がアリーナを空にしたので、わたしはストライクでありったけのさいころ投げ入れる…なんと、Xも出たけど、同じ目を2組っ(笑)。
がんばったぞ(笑)。

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もちろん写真を撮る(笑)。

なんとアリーナに残ったさいころ1個(笑)!
そして、2号Xを出しまくる(笑)。
「なに、このさいころ、おかしいんじゃない?」…気持ちは分かる(笑)。

2号は、かろうじて同じ目を出したけれど、次の1号はさいころがなくなって脱落。
わたしは、なんとアリーナを空にできちゃった(笑)!
2号「マジ?2個で同じ目にしろっての??」
わたし「そういうことになるね」(笑)。

残念ながら同じ目は出せず、終了。
今度はわたしの勝ち!

 

めちゃくちゃシンプル。
簡単。
なのに、燃える(笑)。
しかもめちゃくちゃ(笑)。
これはすごい!!

たださいころを同じ目にするってだけで、なぜ人間はこんなに燃えるのだろうと哲学(笑)したくなるぐらいおもしろかったです(笑)。
実は、自作もできる(笑)。
でも、「ストライク」は、箱のアリーナがあって初めて成り立つゲームだと思います。
マットがついてるってだけでなく、アリーナの壁もよくできてるし、さいころ同士がぶつかって目が変わりやすくなっているのも、とてもいい!

シンプル、簡単っと言いましたが、ルール自体はものすごく練られていると思います。
何よりストライクの存在に、思わずうなりました。
ダレずにちゃんとゲームが終わるって、簡単そうに見えて実はかなり高度な技術ではないかと思います(笑)。
すっきりと終わるので、遊んでいてとっても楽しかったです。
あと、こっちの人たちが好きな「飲んだり食べたりしながらゲームする」にはぴったりだと思います(笑)。

1号は「簡単なのにめちゃくちゃおもしろいわ、これ」、2号は「アリーナがいいよね。これならいつでも遊ぶよ!」とのこと(笑)。

ちなみに、数日後2号とわたしの2人でプレイしましたが(ホントにやった)…わたしは2回もストライクとなり、3分で終了(爆)
勝ったのは当然2号でした(笑)。
…という話を1号にしたら「だって、2号、さいころ狙って投げて、他のさいころの目まで変えるんだもん」(笑)。
確かにあれはスゴイ技だった(笑)。

 

☆今日のありがとう☆

その1
ごみ袋の口を閉めた後に、出てくるごみ…新しいごみ袋にごみを入れながら「さっきごみ袋閉めたばっかりなのに、ごみが出てくると負けたって気分になる」と言ったら、1号「…でもさ、別にごみ袋と勝負しなくてもいいんじゃない?」
…確かに(笑)。

その2
…という1号は、学校のディベート大会に参加。
見事2位だったそうです。
すごーいっとよろこんだら、「でもさ、賞品が…映画のチケット…」
映画のチケットならいいじゃんっと思って見せてもらうと…なるほど(笑)。
いわゆるカルチャー系映画をやる映画館のチケット(笑)。
「うーん…学校は、最近のワカモノの気持ち、分かってないね?」と言ったら、「うん、全然分かってない」(笑)。
ままが行っていいよと言ってくれたので、その代わり「普通の映画館(笑)」のチケットをプレゼントしようと思っています。

その3
今日は、なんと、空が白くなかった!!
すごくない?すごくない?すごくなーい?と思わず叫んでしまうほど、久しぶりの青空(笑)。

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証拠写真(笑)

青空っていうだけで、こーんなに気持ちよく過ごせるんですね。
ありがたい!

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
ルンルン♪