侍のためのさいころゲームである。
さいころをふり、素早く計算し、少なくとも指を1本は残して勝ちを目指すのだ!
No.169
・タタモカツ(Tatamokatsu)
・Mektoub Studio作
・Helvetiq
・8歳から
・2人から5人
・時間…15分
・日本語化…必要ありません
このゲーム、まるで日本のご贈答用のお菓子のように何重にも箱に入ってます。
つつむのが大好きな日本でもここまでやらないっていうレベル(笑)。
たかだかさいころ3個のためになぜ…すごくえらそうにしたかったのかな?
手番がきたらさいころ3個をふります。
ゲーム中、使ってはいけない指があったら、その指は使わないでさいころをふります。
出た目をすべて足します。
1・Xの面は、1か10を選びます。
足した数が…
・10か17だった場合
「タタモカツ」と叫びます。
1番最初に叫んだ人は…
→他のプレイヤーそれぞれに以後どの指を使ってはいけないか決めます。
→自分の指で使えない指があったら、1本選んでまた使えるようになります。
1・Xの面が出て、他の数字を言ったプレイヤーがいたとしても、「タタモカツ」は最強なので、「タタモカツ」と言ったプレイヤーの勝ちです。
・9以下だった場合
さいころをふったプレイヤーは、自分の指が1本使えなくなります(どの指にするかは自分で決められます)。
・11以上16以下だった場合
全プレイヤーは、30度の角度でおじきをして「はい」といいます。
言い遅れたプレイヤーは、指が1本使えなくなります(どの指にするかは自分で決められます)。
・18以上だった場合
さいころをふったプレイヤーは、他のプレイヤーを1人選び、その人は指を1本使えなくなります。
・すべて同じ目になったとき
手刀で机を切ります。
1番遅かったプレイヤーは、指が1本使えなくなります。
・刀の目が出た場合
「タタモカツ」と叫びながら、刀の目のさいころをとります。
さいころをとるときは、使っていい指だけでとります。
さいころをとったプレイヤーは、「タタモカツ」の目(10か17)が出た時と同じことをします。
土砂降りの雨の午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
説明したら、説明した人より、説明された人のほうがさっさと飲み込む…なぜ(笑)?
最初は、気楽に3つまとめてふってー、足してー、アクション…と思ったけれど、すでに足してーで出遅れるわたし(笑)。
ところが、2号は9以下を連発してすぐに指が3本しか使えなくなる。
しかも、なぜか「はい」に出遅れる2号…1号は「はい」は早いんだけど、18以上だったわたしに指をとられる(笑)。
「なんかさぁ、これってヤクザの指つめだよね?」と1号。
「うん、たぶんそっからイメージしてると思う…だから、ドイツ語の説明書読んでると『指をつめます』と読み替えちゃって、頭の中スプラッタ状態…」
「なんでそんなこというのさー、やめてー」と2号が悲鳴(笑)。
動揺したからってわけじゃないだろうけど、あっという間に2号の指が残り2本。
1号は3本、わたしは4本…「なんで4本も残ってんの?」と2号に聞かれたけど、わたしもわかんない(笑)。
そのまま続けて行くと、「はい」に出遅れた1号が残りの指1本!
…指1本で、さいころをふろうとがんばっているのがこちら。
ウチではダイストレイを使うので、ダイストレイも総動員でなんとか3つ抱え込む。
そして出た目が…8(笑)。
「こんなに一生懸命ふったのに、8?もう指ないじゃんっ!」と1号。
2号とわたしは大笑い。
結局、わたしの残った指が1番多く、2号、1号の順番。
今回は、タタモカツは2度だけ、刀にいたっては1度も出なかったのですが、それでも充分楽しかったです。
たぶん、ちょっとお酒を飲んでほろ酔い加減で遊んだらもっとおもしろいゲームです。
特にボードゲームが好きってわけじゃなくても、友達と会ってお酒飲みながらおしゃべりしながら簡単なゲームをするっていう人は多いです。
会話のアクセントって言えばいいでしょうか。
よく紙ナプキンや箸袋で折り紙をする方がいますが、そういう感じで手遊びする代わりにゲームで遊ぶ、みたいな。
きっと、そういう方たちはハマると思います。
パッケージも小さいし、あちこち持ち運んでさっと遊べる気軽なゲームです。
☆今日のありがとう☆
その1
今日から冬時間…ということは、今日は25時間あるのですー。
しっかり朝寝をしました(笑)。
その2
夫のほっぺたに赤い傷。
「どうしたの?」と聞いたら、「電気つけないで歩いたら、とびらにぶつかった」と。
すると、2号が「どーすんの、明日仕事で聞かれたら?」「え、妻に殴られたって言う」…ちょっと待て(笑)。