紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

クイップス(Quips)

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Ravensburgerの遊びながら学んじゃおうシリーズ

イップスのカラフルなこまで遊びながら、子どもたちはさまざまな色と1-6までの数字を学んでいきます。

No.184

・クイップス(Quips)

・Theora Design作

・Ravensburger

・3歳から6歳

・2人から4人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

最近、また遊ぶ時間が取れず、自転車操業中(笑)。
今年度の1号と2号の時間割が見事にてれこで、平日はなかなか3人で遊べないのです(え、そこなの?・笑)。
なので、本日はふるーいゲームを出してきました。

こぶたのレース/こぶたのおんぶレース」に出会って、ゲームっておもしろいかもっと思い、ゲームにハマりかけのころ(でもまだハマってないころ・笑)、あるいはまだ子どもをダシにしてなかったころ(笑)、ママ友とゲームの話になり「クイップス」をすすめられました。
彼女も、人にすすめられて買ったらしいのですが、「大人はすぐ飽きると思う。でも、子どもの食いつきが半端ないよ」と言われ、購入。

…彼女は正しかった(笑)。
1号のハマりっぷりはすごくて、しばらくほぼ毎日やってました。
ちなみに、「親はすぐ飽きると思う」というのも正しかった(笑)。

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色がきれいで、見ていて楽しい!

色のかくれんぼ
各プレイヤーは、ボートを1枚うけとります。
こまはすべて袋に入れます。

手番がきたら、さいころをふります。
出た目の数、袋からこまを取り出し、ボードの同じ色のますにおきます。
もうその色のますが全部うまっていたら、そのこまを袋に戻すか、あるいは他のプレイヤー(お友達)にあげてもかまいません。
1番最初に、ボードのすべてのますが同じ色のこまでうめられたら、そのプレイヤーの勝ちです。

魔法の色
各プレイヤーはボードを1枚うけとります。
こまは、箱のふたに入れます。
手番がきたら、さいころと、色さいころをふります。
さいころで出た色のこまを、さいころの出た目の数、箱のふたからもらいます。
そのこまを、ボードの同じ色のますにおきます。
その色のますが全部うまっていたら、そのこまを箱のふたに戻すか、他のプレイヤーにあげてもかまいません。
1番最初に、ボードのすべてのますが同じ色のこまでうめられたら、そのプレイヤーの勝ちです。

はちゃめちゃ色とりかえっこ
ボードを1枚選び、そのボードに必要なこまをもらいます。
ボードのますに同じ色のこまをおきます。
全部おいたら、プレイヤー間でボードを交換します。
交換したボードのこまを、すべて同じ色ではないますにおきます。
それができたら、ボードをもとの持ち主に戻します。

手番がきたら、さいころと色さいころをふります。
さいころで出た色のこまを、さいころの出た目の数、正しいます(同じ色のます)に動かします。
動かしたますにあったこまは、あいたますにおきます(つまりとりかえっこです)。
出た目よりも、少ないこまを動かしてもかまいません。
さいころででた色のこまが、すでに正しいます(同じ色のます)にあったら、こまは動かしません。
1番最初に、ボードのすべてのますが同じ色のこまでうめられたら、そのプレイヤーの勝ちです。

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よく考えましょう(笑)

写真を撮るために机の上においておいたら、箱を見て2号は「なっつかしー、これも前よく遊んだよねー、おもしろかったー」と。
おもしろかったっと覚えていてくれて、わたしもとってもうれしい!
そして、そのまま遊ぶことになりました。
天気のいい午後、2号とわたしの2人でプレイ。

やっぱりここは、一番難しい(笑)はずの「はちゃめちゃ色とりかえっこ」で遊ぶことに。
当然のように車のかかれたボードを選びながら、「これが1番好きだったなー」と2号。
そう、ボードの絵がまたよくできていて、誰もが必ず好きなのが見つかるようになっているのです。

こまをのせて、お互いばらばらにして…スタート。
わたしはくまさんボードで、赤が1番多く、緑は1こ。
2号の車ボード(笑)は、青が1番多く、黄色は1こ。
わたしがさいころをふると、ピンクが2。
何も考えないで(笑)適当にピンクのこまを動かそうとしたら、2号が「まま、よく考えなよ、赤のとこにあるピンクのこまをピンクのとこにある赤いこまと替えればいいじゃん」…あ、ホントだ(笑)。
そうだった、だからこのバージョン1番難しいんだった(笑)。

次は2号。
オレンジの3を出して、うまく交換して他の色もそろえる…確かにこれ、すっごくいいトレーニングじゃん(笑)。

さいころの出目にも恵まれ、2号が勝ち、わたしは後1つで負け。
2号が「やっぱりこのゲームいいわ。楽しい」と言いましたが、わたしも同感。
ちゃんと考えどころもあるし、だんだん色がそろっていくのを見るのは単純に楽しい!
ただ、毎日やれと言われたら…躊躇しますが(笑)。

このゲームも、たいていの保育園や幼稚園にあります。
ルールは簡単、でも、順番を守るとか、同じものを探すとか、数の概念とか、なによりお友達にあげるという小さな子どもには難易度の高い(笑)動作も含まれていて、今回改めて説明書を読んでみても、ホントによくできたゲームだなぁと思いました。
初めて1号と遊んだとき、例のごとくわたしは「うわっ、こんなことできるなんてウチの子天才じゃない???」と感動(笑)。
さいころの色を見て、同じ色のこまを探すとか、さいころの目をみて数を理解するとか、大人になればできて当たり前かもしれませんが、小さな子どもが一生懸命確認しながらやっているのを見るのは、とても幸せな時間です。

あと、自分は使えないこまはお友達にプレゼントしてもいいですよっていうのも、なかなかドラマを生みます(笑)。
自分は使えないけど、あげるのがイヤだったり、あるいは自分も必要なのにあげたくなっちゃったり。
ある程度大きくなってくると、「これをプレゼントすると、あの子は終わっちゃうからあげない」っていうのを考えられるようになったり。
ただのゲームなのに、ゲームを通じて子どもがいろんなことを考え、体験していくのが感じられて、わたしもおもしろかったです。

対象年齢のお子さんがいらしたら、ぜひぜひ遊んで欲しいです。

 

☆今日のありがとう☆
今日はゲーム以外で、ひっさしぶりに気分があがる買い物ができました!
ずーっと探してて、ようやく発見!
うれし~!