紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ズーロレット ダイス(Zooloretto Würfelspiel)

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とうとうライオン様の登場(笑)

今度は、動物園でさいころがふられます!
プレイヤーは、小さな動物園の園長となり、動物を増やしていきます。
ゲーム終了時に、動物はプラス点となります。
しかし、おりがいっぱいになってしまったら、その動物は小屋におかれ、マイナス点になります。
「ズーロレット・ダイス」は、家族で楽しめる動物さいころゲームです。

No.340

・ズーロレット・ダイス(Zooloretto Würfelspiel)

Michael Schacht作

・Abacus Spiele

・7歳から

・2人から4人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

ひげダイスさんのところでお見かけした「ズーロレット・ダイス」。
元になった「ズーロレット」は、Spiel des Jahresを受賞しています。
Spiel des Jahresを受賞したゲームは、「拡張」から始まって「カードゲーム」になったり、最近は「紙とペンゲーム」になったりと、派生がわんさとでるものですが、「ズーロレット・ダイス」もその1つ。
…と思っておりました(笑)。

「ズーロレット」もいろんな拡張が出てから、「ズーロレット・ダイス」登場で、「あー、さいころねー」という感じでわたしは保留。
さいころゲーム得意じゃないし、「ズーロレット」は「コロレット」でよくね?(禁句だってば・笑)ってのもあって、忘却の彼方…になりそうだったところで、ひげダイスさんの記事を読み、俄然興味がわきました。

ところが。
時すでに遅し、で、どこも在庫がない!
絶版にはなってないみたいだけど…くっそー、こんなことなら保留するんじゃなかったー(ボードゲームあるある・笑)…と思っていたら、先日ひょこっと入荷したのを発見!
しめしめと購入いたしました(笑)。

トラックボードを人数に合わせた面を表にしておきます。
人数に合わせたさいころを準備します。
各プレイヤーに、鉛筆とシートを配って準備完了。

手番がきたら、以下の2つから1つ選んで実行します。

1.さいころを2つふります
ストックにあるさいころを2つふります。
ストックにさいころが残っていなければ、このアクションは行えません。
ふったさいころを、トラックにのせます。
同じトラックに2つのせても、2台のトラックに1つずつのせてもかまいません。
これで手番は終了です。

2.トラックの動物をうけとります
トラックボードのトラックを1つ選んで、その上にあるさいころをすべて自分のシートのトラックにおきます。
さいころの目を自分のシートに書き込みます。

その際、以下のことに気をつけます。
→動物のますがすべてうまった!
その動物がうまったと宣言して、ボーナス得点にもしるしをつけます。
以後、他のプレイヤーが同じ動物のますをうめても、ボーナス点はもらえません。
→もうおりがない!
その動物がすでにうまっていたら、小屋にしるしをつけます。
小屋にもすでにしるしがついていたら、何も書き込みません。
→お金!
お金ますにしるしをつけます。

また、誰かがトラックの動物を受け取ってトラックが空になったら、そのトラックにまたさいころをおくことができます。

全員のシートに動物(さいころ)が到着したら、ラウンド終了です。
さいころをストックに戻し、次のラウンドを始めます。

誰かの動物園のおりが全部うまるか、1つ残して全部うまったら、ゲーム終了です。
お金のグループが完成していたら、1つにつき、1点もらうか、あるいは小屋の動物を解放するか、選べます。
おりの動物1匹につき1点、ボーナス点はシートにかかれた点数、小屋に動物はマイナス2点で計算し、一番得点の多かったプレイヤーの勝ちです。

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誰が来るかな、誰が来るかな(古っ)?

天気のいい午後に、1号、2号、わたしでプレイ。
「ズーロレット」で遊んだことがあるので、ルール説明も簡単。

まず、2号がさいころ2つふって、トラックにおく。
1号もおく。

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ワニが輝いて見えたのです…

…わたしの番だけど…2号が出したワニをとったら、すぐさまボーナスというのに目がくらみ、あっさり動物を引き取る…しかもワニだけ…目くらみすぎ(笑)。
でも、ボーナス1点もらえんだよ(笑)?
「ハイ、ワニのボーナスもらいまーっす」と言ったら、1号と2号無言(笑)。
アホ?っていう雰囲気がなきにしもあらず…まぁね、ここまではっきり目先の欲に振り回されてると言葉はないよね(笑)。
1号と2号はさいころをふって、動物3匹で獲得。

そのまま2ラウンド目。
最初のうちは、重ならなきゃいいやぐらいで適当にとってゆく(少なくともわたしは・笑)んだけど、さっさとワニでボーナスしてしまったわたしは、ワニが鬼門になる(笑)。
それを見た1号2号は、どのトラックにもワニがのるようにする(笑)。
きったねー(ルールですから)。

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もうワニは結構なんですが…

あっさりワニ2匹目くらって、マイナス1。
…でも、これ以後はマイナスにならないもんねー(開き直り・笑)。

空いているおりに動物が来るように、マイナスにはならないようにとさいころをとっているだけなのに、なぜかわたしの動物園はゾウが来ない(笑)。
集めているつもりはなかったけど、ライオンが集まってボーナスまでもらう(まさに棚ぼた・笑)。
途中2号がゾウ1匹だけ連れてって、ゾウのボーナス獲得。
あー、あそこにゾウが流れ込んでたのかーと思いつつ、1号とさいころ続行。
ここで、「トラックが残っている」ルールを最大利用(笑)。

…そう、2号が動物を連れていって空になったトラックに「絶対欲しくない動物」をのせる(笑)。
自分が欲しい動物が出るとは限らないけれど、欲しくない動物が出てもよけられる場所ができたので、さいころふりにも力が入る(笑)!

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わたし、もうダチョウいっぱい…

…なのに、いらないダチョウが出る…しかも2匹も(がくっ)。
ちっ。
1号は自分でふった動物を持ってったので、わたしはサルとお金獲得。
…まぁいいか(笑)。

そんなこんなで、2号が1ます残して全部埋めて終了。
全員集めたお金でマイナスを消す(笑)。
計算してみたら、2号の勝ち。
以下、1点差でわたし、1号。

おもしろいってんで、そのままもう1回。
何度も書いてるけど、プレイ時間があんまり長くないとこれができる!

今回は、わたし始まる前からワニには飛びつかないと決心(爆)。

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ワニの誘惑(笑)

 

…なのに試されたように、ワニが出てる…うぐー、でも決めたことだから(笑)。
すると、1号がサクッと取って、ワニとワニボーナス!

…いいもん、別に。
他のボーナスとれば…(負け惜しみ)

…と思っていたのに、なぜか高確率で1号がボーナスを取っていく。
2号とわたしはついつい最後までさいころふって取るのに対し、1号は欲しいのがあったら1つでもとっていく感じ…それもいいけど、それじゃーなかなかうまらないんじゃないかと思うんだけど、違うの(笑)?

でも、1号が早めに上がってくれるおかげで、2号とわたしはさいころふって、自分のいらない目を空いたトラックにのせる…って、2人ともいらない目は違うから、なんの役にも立たないじゃんっ(笑)。

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ライオン2匹出し!

最後は、わたしが意地でライオンを2つ出し、一気に終了。
ふふん、ライオンのボーナスは取ったぞ!

計算してみると、3種類の動物でボーナスとった1号の勝ち、1点差でわたし、そして2号。
今回は、とにかくコインが出なかった!
しかも、出た3枚は全部2号が集めたという(笑)。

これ、ものすごーく満足感が得られるゲーム!!
遊んだ後、「あー、おもしろかった!満足!」と思うのです(笑)。
難しいルールはないし(「ズーロレット」で遊んだことがあれば、すごく簡単)、さいころふってトラックにのせるだけ。
時間も短いのに、この満足感というか、充足感はすごい!!
ひしひしと「ゲームで遊んだ!」って感覚があって、すごく楽しかったです。

何がすごいって、少なくとも今回はさいころの目が出なくて場が硬直する場面が全くなかったこと!
さいころに振り回されているって感じがほとんどない!
みんなそれぞれ何かしら解決法が見つかったので、ストレスが少ないのです。
やりたいことができなくても、なんとかなる、という感じ。
この感じは、さいころゲームではかなり稀有ではないかと思います。

1号と2号も「これ、いいじゃん。オリジナルより、こっちの方が好きかも」と言ってました(笑)。
確かに、オリジナルの「ズーロレット」よりすっきりしていて遊びやすいです。
何をするのかが明確で、おもしろかったです。

ただ一つ、難点を上げるとすれば、それはシート。
カラー印刷(しかも両面!)でがんばったのですが、つるつる印刷で鉛筆やボールペンだと遊びにくい!
1号は「…まぁ、鉛筆でも見えないことはないから…」とフォローしてたけど(笑)、ストレスなしで遊ぶなら、油性のペンを準備した方がいいと思います。

…でも、これ鉛筆1本だけ付属してるんだよね…予算あまったのかな(笑)?
1本ってのがなんとも…まぁ、買ってすぐ遊びたくなった人達のためなのかもしれないけど、1本っていうのに笑っちゃいました(笑)。
いずれにせよ、わたしはとても気に入りました!

 

☆今日のありがとう☆

その1
とうとう夫、電車通勤!!
「やっぱりめちゃくちゃ変な気がした、電車乗るの」…って、一体どこの人って感じなんですが(笑)。
乗り方、忘れてなくてよかったね!

その2
わたしもとうとう靴下をはく(笑)!
いやもうだって寒いんだもん(笑)。
「とうとう靴下をはいた…」と1号に言ったら、「とうとう?やっぱ、寒い??」…「ウン…」「でも、よくここまでがんばったじゃん」…ほめられた気がしないのは、なぜだろう(笑)?

その3
スーパーのくだもの売り場。
入り口で手の消毒してたら、おばさまにじーっと見られる。
「あら、わたしってそんなに美人」とは思わず、「わたし、変な恰好してたっけ?」と思う(笑)。
で、通り過ぎようとしたら、ものすごーく訴える目でわたしを見つめてくる…しょーがないから近寄ると…なんのことはない、彼女は大きなブドウを買いたくて、それを袋に入れようとしてたんだけど、袋が小さくてうまく入らなかったから、誰かに手伝ってほしかったのでした(笑)。
なので、「あー、お手伝いしましょうか?」と言ったら、「お願いします!」というので、わたしが袋を広げて持って、彼女が大きなブドウを中に入れ、完成!
「ありがとね、ほんっとありがとう!!」っとすっごくよろこばれました。
いえいえ、わたしのほうがうれしかったですよー。

その4
念のため。
こちらの果物や野菜は量り売りで、自分で好きなだけ取って袋に入れます。
それをはかりにのせて、指定の番号を入れると値段が出てくるという仕組みになっているので、おばさまはブドウを袋に入れようとしてたというわけです。
ピーマン1個とか、りんご1個だったら、袋に入れないではかりにのせちゃいますけどね。

その5
写真の整理をしてたら、SDカードの写真を間違って消してしまう!
あわててストップしたけど…たぶん、半分ぐらい消しちゃった!!!!!
声にならない悲鳴を上げながら、ネットで調べると…とても親切なサイトを発見、言われた通りにしたら、ちゃんと復元できたー!!
ありがとうございますー!!

その6
…でもね、めっちゃ時間かかった(笑)。
間違えて押さなかったら、そんなこともなかったんだから、自分のせいなんだけど(笑)。
それに、時間かかってもちゃんと復元できたからよし!!

その7
さぁ、間違えてボタン押さないで(笑)元気にゆきましょっ!
ルンルン♪