プレイヤーは、場のカードの列を1つ選びます。
なるべく自分がすでに持っている色を集めるようにします。
というのも、たくさんの色を集めても、得点になるのは3色だけなのです。
1つの色のカードが多ければ多いほど得点も増えます。
1番得点の多かったプレイヤーの勝ちです。
No.200
・コロレット(Coloretto)
・Abacus Spiele
・8歳から
・2人から5人
・時間…30分
・日本語化…必要ありません
「コロレット」は2003年発売で、2007年にSpiel des Jahresを受賞した「ズーロレット」の元になったと言われているゲームです。
各プレイヤーは早見表を受け取ります。
プレイヤーの人数分、列カードを並べておきます。
最終ラウンドカードを抜き出して、人数に合わせてカードを準備し(3人プレイでは1色抜きます)。
各プレイヤーは、カードを1枚ずつ受け取り、自分の前に表にしておきます。
全員違う色のカードになるようにします。
カードはよくきって、裏返しに積み重ね、下から16枚数えてその上に最終ラウンドカードをのせ、その上に残りのカードをのせて山札にします。
手番がきたら、以下の2つから1つ選んで実行します。
・カードを表にして、列カードにならべる
山札から1枚表にして、それを列カードの1つを選んでその横におきます。
列カードには、3枚までしかカードはおけません。
すべての列カードにカードが3枚おかれていたら、このアクションは選べません。
カードをおいたら、手番終了です。
・列をとり、自分の前にならべる
列カードの1つを選び、その列カードにおかれたカードをもらいます。
もらったカードは、自分の前に色別にならべます。
ジョーカーカードはわきにおいて、ゲーム終了後にどの色の列にならべるか決めます。
金のジョーカーカードは、その場で山札の1番上のカードを表にして、自分の前の列にならべます。
列カードに最低1枚カードがあれば、その列カードをとることができます。
列カードをとったプレイヤーは、以後そのラウンドはパスします。
1ラウンドにつき、列カードは1つだけとることができます。
プレイヤー全員が列カードをとったら、そのラウンドは終了です。
山札から最終ラウンドカードが出てきたら、今行っているラウンドが最終ラウンドとなります。
最終ラウンド終了後、早見表を見て得点を計算します。
3色以上集めた場合は、3色までプラス得点となりますが、残りの色はマイナス得点となります。
得点の1番多かったプレイヤーの勝ちです。
寒い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
まずは茶色の早見表で。
最初に配られた色は、1号が青、2号が緑、わたしは紫。
これをベースに集めていけばいい…って、まさに「言うは易く行うは難し」と後で知る(笑)。
序盤は、あまり悩まずにぱっぱとカードをおく。
2号は、イチ抜けでうまく緑と赤とプラス2のカードのセットをとってゆく。
1号とわたしは、3色ばらばらのセット…いきなり3色集まっちゃった…
次も、2号が緑とプラス2カードが入ったセットをとる…なぜか緑とプラス2のカードがセットになってばかり。
ここで1号、金のカメレオンをひく。
「これ、どーなるの?」
「…えーっと、なんかすごいんだけど、どうすごいんだっけ?」…説明書読んだはずなのに、全然覚えてない(笑)。
2号が代わりに読んでくれて(笑)、「あ、ジョーカーと同じで、あと1枚山札からカードもらえるんだって」…あ、そう言われば、そうだった(笑)。
ペロッとめくると、オレンジ…「まぁ、いいや、あるから」と1号。
その後、なぜか2号がイチ抜けすることが多く、わたしはいつも最後。
ということは、次のラウンドではわたしからカードをおくんだけど…これで有利になった気はしない(笑)。
そして途中で、3人とも「これは…」と顔を見合わせる。
もう、悩ましいったらありゃしない!!
カードはできるだけいっぱい欲しい(当然)。
でも、同じ色がいっぱい欲しい(当然)。
…この2つ、全然両立しない(笑)。
中盤以降、誰がどの色を集めているかがはっきりしてくると、ますます悩ましい(笑)。
相手の集めている色に、相手の集めていない色を押しつけたい。
でも、相手の集めていない色が、自分が集めている色だったりすると、悩むっ!
ただカードをならべるだけなのに、ものすごいジレンマっ!
序盤でいろんな色を取らされたように見えた1号が、最終的には4色だけで勝ち。
2号は6色集まったけど、内3色は1枚ずつ、しかもプラス2カードを4枚も集めて2位。
わたしは…5色だったけれど、マイナスになる4色目が3枚も集まってた(笑)。
おもしろいってんで、すぐ再戦。
今度は1号が紫、2号が青、わたしが緑でスタート。
序盤からいきなりプラス2のカードを出しては、自分の色と合わせてさらってゆく2号。
「2人とも、なんでそんなにプラス2がとれるの?」…そう言ったわたしはまだ1枚もないのに、すでに2号は3枚、1号は1枚集めてる。
わたしは…色が集まってる(笑)。
わたしの最初の1枚は緑だったのに、集まってきたのはなぜか紫。
プラス2はまだとれないけど、ジョーカーは2枚集まった。
すでに色数は5色だからこれ以上は増やしたくない…
そして終盤になると…3人とも悩みまくる!
カードめくって「これはいらない」→「でも集めてる人にもあげたくない」…たったこれだけなんだけど、どの列のどの色と一緒におくか悩む悩む!
どうせなら3枚欲しいっと欲張ると、ほんっとロクな事がない。
でも、マイナス避けるために2枚以下でとると、まず勝てない…
うんうん悩んでるのに、2号が突然「これ、カメレオンの目の位置、全部違う!!」…はい???
…あ、でも、ホントだ、色によって見てるとこ違うー!
…じゃなくて、このカードどこにおくか悩まなきゃ(笑)。
にしても、よくそんなこと気がつくよね。
しかもゲーム中に(笑)。
最後のラウンドで、うまく1号に押し付けられたわたしは全色そろっちゃう…なーんで全色コンプリート得点がないのよー(笑)。
結局、今回も金色のカメレオンをひいた1号の勝ち。
以下、2号、わたし。
1号2連勝、わたし2連敗(笑)。
1号は、全部で5色、プラス2のカードを2枚集めて、黄色に金色足して6枚。
2号は、全部で4色、プラス2のカードを3枚集めて、赤を5枚。
わたしは、全部で6色、プラス2のカードは1枚、紫にジョーカー足して6枚にしたものの、マイナスになる3色のうち2色は2枚もたまっていたという…これじゃームリですね(笑)。
これはすごいっのひとことに尽きます。
悩ましいことこの上なし(笑)。
でも、選択肢が多くないから、すっきりしていて、すごく楽しい!
選択肢が多すぎると、見通しが悪くなりがちで、悩む時間も長くなるし、他の人を待たせることにもなります。
でも、「コロレット」は、選択肢が多くないから悩む時間も短いし、ついでにいうとプレイ時間も短いからすぐリベンジもできます(笑)。
2号は慎重に2枚取りもしていましたが、結局勝てませんでした。
1号は、毎回しっかり3枚とっていたので、勝つためにはリスク承知で「カードは3枚とる」が正しい遊び方なんだと思います。
…って、毎回3枚とって毎回負けてるわたしが言っても説得力ないか(笑)。
ちなみに、わたしはコロレット2つ持っていまして、1つは金色ののカードが入っていない旧版、もう1つは10周年記念の金色カード入りです。
金色カード1枚のためにもう1セット買うってどうよと思いながら、結局買ってた(笑)。
ゲーム中に2号が気がついたように、10周年記念版はカメレオンの目の位置が違います。
こういう遊び心が似合うゲームです。
2号は「おもしろい、これ。今度は裏の得点表で遊んでみたい!」とのこと。
1号は「すごくおもしろかった。またやりたい」…2連勝したらそりゃそーだよなー(ひがんでる・笑)。
いずれにせよ、2人にも気に入ってもらえたようです。
そんなわけで、「コロレット」でゲーム記事が200となりました。
いつも読んでくださるみなさん、本当にありがとうございます。
本当は、200に合わせて大型(笑)ゲームを紹介しようと思っていたのですが、今はなかなか時間がとれなくて、納得いくまで遊べてないのです。
しばらくは軽いゲームの紹介が続くと思いますが、クリスマス休みに入ったらがっつり遊ぶ予定です。
どうぞこれからもよろしくお願いします。
☆今日のありがとう☆
昨日作ったLebkuchenのレシピをくれた友達に「もらったレシピでLebkuchen焼いたよ!」とメッセージ送ったら、「すっごい偶然、わたしも作ろうと思って今日香辛料買ってきた!」とのこと。
つながってるって感じで、すっごくうれしかった!