紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

トリクエタ(Triqueta)

動物を集めます(笑)

トリクエタとは、千年にも渡り歴史や様々な文化で見られるシンボルのひとつです。
名前には「三角の交差」という意味があり、一般的には三種類のものを結び付けると理解されています。

No.526

・トリクエタ(Triqueta)

・Stefan Dorra und Ralf zur Linde作

・Pegasus Spiele

・7歳から

・2人から5人

・時間…20分から30分

・日本語化…必要ありません

「トリクエタ」は、作者買いです(笑)。
Stefan DorraさんとRalf zur Lindeさんは共作が多く、子どもたちが小さいころは「ランキング」に大変お世話になりました。
お二人のゲームって、遊んでいて楽しいだけじゃなくて、優しい気持ちになれるんですよね。

さて、ルールは。
事前に「コロレットそっくり」とは聞いていましたが、確かに似てはいるけれど、そこまで言うほど似てるとは思いませんでした。
やっぱりちゃんと自分でプレイしないとねー。

チップは、裏返しによく混ぜて、5個を組み合わせて花の形にし、それを3段に重ねたものを4つ作ります。
そのうち3つには木のタイルをのせます。
このラウンドでは、木のタイルがのっていないものを使います。
人数を同じ数のマーカータイルを並べます。
スタートプレイヤーは、スタートプレイヤーマーカーを受け取り、自分の前に置きます。

手番が来たら…
・チップを1枚ひきます
・マーカータイルの横に並べられたチップをすべて自分の前に持ってきます
のどちらかを選んで、実行します。

・チップを1枚ひきます
積み重なったチップから1枚選んで、まず自分だけ表を見ます。
それから
・場に置かれたマーカータイルから1つ選んで、その横にチップを表にして置きます。
・裏返しのまま、自分の前に置きます。
のどちらかを選んで、実行します。
裏返しのまま自分の前に置くことができるのは、2枚までです。
すでに2枚置かれている場合は、場のマーカータイルの横に置きます。

・マーカータイルの横に並べられたチップをすべて自分の前に持ってきます
チップをひく代わりに、マーカータイルを1つ選び、その横に並べられたチップをすべて自分の前に持ってきます。
色ごとに分けて置きます。
以後、チップはひきません。

全員がマーカータイルの横のチップを引き取ったら、ラウンド終了です。
残ったチップ(木のタイルがのっていない)は、表を見ないで箱に戻します。
一番最後にマーカータイルの横の列を取った人は、スタートプレイヤーマーカーを受け取り、木のタイルを1枚選んで自分の前に置き、その下にあるチップを1枚ひき、次のラウンドを始めます。

これを4ラウンド繰り返したら、ゲーム終了です。

全員、自分の前に裏返しに置いたチップを自分のチップに加えるか、あるいは裏返しにして箱に戻すか決めます。

得点は…
同じチップがちょうど3枚そろっていたら、そのチップに書かれた得点
同じチップが2枚以下だったら、1枚につき1点
同じチップが4枚以上だったら、4枚目以降のチップ1枚につきマイナス1点(4枚あったら、マイナス1点、5枚あったら、マイナス2点…)
スタートプレイヤーマーカーは1点
木のタイルは1点
で計算し、1番得点の多かったプレイヤーの勝ちです。

チップがとてもいい感じ!

家族で遊ぶ日(370)。
夫婦だけかと思ったら、2号が「今日は遊べるよ!」と言ってくれたので、あわてて棚を眺める(笑)。
…うん、今日はこの気分だったので、「トリクエタ」で遊ぶことにしました。

ざっとルールを説明する。
2号には「コロレットに似てるよ」と言ったら、2号「コロレットってどれだっけ」…ですよね(笑)。

夫が理解できるように、スタートプレイヤーは2号。
2号がスタートプレイヤーだと、2号→わたし→夫の順番になるので、夫は見て学べるというわけ(笑)。

まずは2号。
チップを取って、表を見る。
しばらく黙って「これ、自分でキープしてもいいんだよね?」
わたし「いいよ、でも1ゲームにつき2つまで。2つキープしたら、そのあとはひたすら場に出す」
2号、ちょっと迷って、いきなりキープ(笑)。
あ、でも、それやっちゃうと、夫がルール理解できないんだけど(爆)。

わたしは、5のウサギ。
うーん、5ならいいよね、と場に出す。

夫は、チップを取って表を見る。
わたし「キープしたかったら、裏返しに自分の前に置いてね。ゲームが終わった時、自分のチップに加えても加えなくてもいいんだよ。ただし、キープできるのは2枚までね」
夫「…じゃあ、出す」
そう言いながら、8のイノシシを出す。
お、8か…

静かな立ち上がり…

2号は、5のウサギを出す。
なんとなく均等に並べるわたしたち(笑)。

1ラウンド目で、チップは1枚も持ってないから、もらう数は多ければ多い方がいいだろうと、3人ともギリギリまでチップを並べる。

無意識にバランスとってる(笑)

わたしはあまり点数は気にしないで、1列に同じ動物が2匹以上並ばないようにする。
それは、夫も2号も同じだったようで、バランスの取れた列ができあがる。
結局1つめの山が全部なくなるまで、チップを置き、3人とも順番に列をもらう。
わたし「もらったチップは、自分の前に表にして並べてね。キープしたチップは、そのまま裏返しにしとく」
夫「ふーん」

2ラウンド目。
1ラウンド目と同じように、チップを見ては、場に置く。
途中9のオヒツジが出てきたので、これはいいかも…とキープしとく。
うまく3枚集めたら9点だもんなー。

最初に列を取ったのは、2号、次は夫。

集めまくる!

わたしは最後の列を取る。

夫のチップ。

リーチかかってるのが3匹

10のクマ、8のイノシシ、7のシカがリーチ。
キープしてるのが、その動物だったらもうできてることになる。

2号のチップ。

こっちも3匹リーチ!

8のイノシシ、7のシカ、5のウサギがリーチ。
意外に点数低めの動物が集まってる。

わたしのチップ。

クマ、コンプリートしたいなー

10のクマ、9のオヒツジ、8のイノシシがリーチ。
9のオヒツジは、すでにキープしているので、これ以上は取らなくてもいい。

そんな感じでどんどん進み、あっという間に最終ラウンド(笑)。
…すいません、プレイに熱中してしまい、写真撮り忘れました(爆)。

4ラウンド終了で、勝ったのは2号。
夫とわたしは同点。

おもしろいってんで、すぐさまもう1回!
何度も行ってるけど、プレイ時間が短いと、これができるのが利点なんだよなー。

2回戦。

フクロウだ!

スタートプレイヤーは、ルールを理解した夫(笑)。
1枚目は、6のフクロウ。
…まぁ、出すよね(笑)。

1度通して遊んだので、サクサク進む。
なんとなく均等になるように出すし、キープするなら得点高いチップ…でも、それがなかなか出てこない(笑)。

3ラウンド目では、こんなことに(笑)。

思わず吹き出す(笑)

どっちの列も全く同じチップ(笑)。
どうやら2号は、必要なチップだけを狙い、早めに引き上げる作戦にしたらしい。
1回戦で、チップが多すぎてマイナスくらってたからなぁ…って、それは夫もわたしもなんだけど(笑)。

わたしは、1回戦で3人プレイなら、全動物狙いでもいいことに気が付く。
なので、2ラウンド、3ラウンド、4ラウンドと、夫と2号が早めに上がるのに対し、わたしは最後まで残って、チップを集めまくる(笑)。
キープしたチップがかぶったって、捨てられるんだしー(笑)。

で、結果(すいません、今回はマジで写真少なかった・笑)。
わたし。

動物だけじゃなくて、木もコンプリートしちゃった…

木のタイル、コンプリート(そっち?・笑)。
マイナスを回避できた!

夫。

クマひとりぼっち(笑)

なぜかクマちゃんが1匹だけ(笑)。

それ以外はコンプリートで、マイナス回避。

2号。

こいつ…

ゲーマーは、点数の低いウサギを捨てて、それ以外でコンプリート、マイナスも回避!

これだけ見ると、2号の勝ちっぽく見えるけど…
なんと、スタートプレイヤーマーカーと木のタイルで荒稼ぎしたわたしの勝ち(笑)。
以下、2号、夫。
夫「これ、おもしろいね。もっとやったら上手くなると思う」
2号「いっぱい取った方がいいのかなと思ったけど、取りすぎるとマイナスになるってのが効いてる!だから2回目は、少な目にしたんだけど、ままに負けた~」
とのこと。

 

うん、シンプルなのに、おもしろい!
置いて、1列引き取る、なので、なにかと「コロレット」が引き合いに出されますが、プレイ感覚は違います。

「トリクエタ」は…
・1列に置けるタイル制限なし(コロレットはあり)
・1ゲームにつき、2枚まで極秘でチップをキープできる(コロレットはできない)
・キープしたチップは、ゲーム終了時に自分のチップに加えても加えなくてもよい(これがかなり効いてる)
・動物は何種類集めても得点になる(コロレットは3色まで)
と、細かい部分が違い、遊んでみると「似てるかもしれないけど、遊んでみたら違うなー」という感じ。

あと、できれば4人以上でプレイしたほうがいいと思います。
というのも、チップの枚数の関係で、3人だと集めようと思ったら、全種類取り合いにならずに集められるのです。
なので、4人、あるいは5人で遊ぶと、全く違う展開になるのではないかと。

DorraさんとZur Lindeさんらしいと思ったのが、キープしたチップはゲーム終了時に捨ててもいいというルール。
こういうのって、キープしたんだからカウントするよってのが多いと思うんですが、集めすぎてマイナスになるのを回避できるようになっています。
逆に、これがポイントで、誰が何を集めているか分からないので、最後までダレずに遊べます。
このルールはいいなぁと思いました。

先日拡張発売の予告もありましたし、これはぜひ4人以上で再プレイしてみたいです。

トリクエタ 拡張はこちら

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日は、くもりのち晴れ。
朝は暗くてどよーんとした気分だったけど、お日さまが出てくれたら気持ちも明るくなったので、よかったです。

その2
おかげで、たまってたあれこれをちまちまと片づけることができましたー!
わたし、エライー(笑)!

その3
昨日切った指。
そーんなに痛くないけど、何かしようとすると気になる。
そして、いつもより時間がかかる…イラっとする時もあったけど、おおむね「しょうがないよねー」と思えたので、わたしもオトナになったかな(笑)。

その4
そして、チェロ…意外に弾けた(笑)。
けど、早弾きの個所はムリ。
ムリはしないで、のんびりやってきまーっす。

その5
小田さん、お誕生日おめでとうございまーっす!
笑顔でいっぱいの1年でありますように!

その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪