紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ミスター ジャック ポケット(Mr.Jack Pocket)

ミスタージャックを見つけ出せ!

そして、再びホームズはミスタージャックを追いかける。
短時間の賢い鬼ごっこ
スリル満点のゲームです。

No.499

・ミスター ジャック ポケット(Mr.Jack Pocket)

Bruno Cathala , Ludovic Maublanc作

・Hurrican

・14歳から

・2人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

天気は悪い、体調もすぐれない、で、ぼーっとしていたら、2号に「ゲームやろっか?やりたいんでしょ?」と言われる(笑)。
実は、なんかもう全部めんどくせー(笑)って気分だったけれど、2号にそう言われると…「ま、ゲームはちょっと遊んどこっかな…」と思うぐらいにはゲームが好きなので(笑)、2人でもおもしろいであろうゲームを探す…
そしたら、ミスタージャックポケットに目がとまる。
これ、2人用だし、そんなに長くならないし、いいじゃんって感じで、プレイとなりました。

さて、ルールは。
道タイルはよく混ぜて、3×3に並べ、容疑者が見えるように置きます。
指定の場所に、ホームズ、ワトソン、犬のトビーのチップを置きます。
チップが置かれた横の道タイルは、壁がチップに接するように置きます。
ラウンドマーカーを兼ねた砂時計は、順番に並べ、アクションチップ4枚を準備します。

容疑者タイルはよく混ぜて、裏返しに積み重ね、容疑者のプレイヤーは1枚ひいて、探偵のプレイヤーには見えないように確認します。
これが、今回の容疑者です。

探偵のプレイヤーは、道タイルに見える容疑者が1人になったら勝ち、容疑者のプレイヤーは、砂時計を6つ集めたら勝ちです。

奇数ラウンドは探偵から始め、探偵1アクション→容疑者2アクション→探偵1アクション行います。
偶数ラウンドは容疑者から始め、容疑者1アクション→探偵2アクション→容疑者1アクション行います。
まずアクションチップを軽く放り投げ、場に置きます。
4枚のアクションから1つ選んで、実行します。
・探偵
かかれた探偵を時計回りに1ますか2ます進めます。
・3人の探偵
このアクションを探偵が選んだら、探偵を1人選んで1ます進めます。
このアクションを容疑者が選んだら、探偵を1人選んで1ます進めるか、すべての探偵をそのままにします。
・道タイルを90度、あるいは180度回す
道タイルを1枚選んで、90度、あるいは180度回します。
・道タイルを入れ替える
道タイルを2枚選んで、向きを変えずに場所を入れ替えます。
・アリバイ
容疑者が選んだら、容疑者タイルをひき、そこにかかれた砂時計を獲得します。
探偵が選んだら、容疑者タイルをひき、そこにかかれた容疑者の道タイルを裏返しにします。

4アクション行われたら、容疑者は探偵に見られているかどうかを答えます。
見られている場合は、見られていない容疑者の道タイルを裏返しにします。
見られていない場合は、見られている容疑者の道タイルを裏返しにします。

容疑者が1人になるか、容疑者が6つ砂時計を集めたらゲーム終了です。

フェルト敷いてみました(笑)

天気の悪い午後に、2号とわたしの2人でプレイ。
ざっとルールを説明するけれど、この手のゲームのルールは似たり寄ったりなので、そんなに難しくない。
わたし探偵、2号容疑者でスタート。

チップを放り投げて…

さて、どれから行くか…

こんな感じ。
チップを放り投げて裏表を決めるとあるけれど、かなーり難しい気がする(笑)。

1ラウンド目。
探偵のわたしが、1番目と4番目、容疑者の2号は2番目と3番目の手番。
むかーし遊んだとき、アリバイで容疑者が砂時計集めてあっさり勝った記憶がよみがえったので、1ラウンド目だしってんで、わたしはアリバイを選ぶ。

まぁ、アリバイかな…

表にすると、Stealthyさん。
この人は容疑者リストからはずれるので…

ひとりいなくなる(笑)

その人の道タイルは裏返し。
これで容疑者が1人減る。

次は、2号。
2号は、探偵3人タイルを選んで「動かさない」…うげ。

ま、そうなるよね…

スタート時に、すべての探偵チップは壁に当たるように置かれるので、そりゃ動かさないわな。
次に、犬のトビーを選んで1ます動かす。

ふーん…

そして、わたし。
残った「道タイルを入れ替える」だけど…どこをどう入れ替えよう?
しばらく悩んで、入れ替えて…

こんな感じかなぁ…

わたし「見えてますか?」
2号「えーっと、見えてません」
わたし「ということは…見えてるのを裏返しか」
2号「うん」

ふーん…

減ったような、そうでもないような、微妙な感じ。

2ラウンド目は、2号から。

やりにくいな、これ…

アクションチップを裏返しにして、1枚選ぶ。
2号は、ワトソンを選んで1ます進める。

やりたいことができない…

なんかなぁ、めちゃくちゃジャマばっかりされてる感じ。
すっごくやりにくい。

わたしは、2手番使って道タイルの向きを変える。

うーん…

2号は残った1枚、ホームズを移動させる。
わたし「見えてる?」
2号「見えてる」
見えない2人が裏返しになる。

そんな感じで進むんだけど、探偵側は自由が少なくてすごくやりにくい…3人探偵なら進めなくていいって、探偵側の手番丸ごとぶん投げてるよね?
これで、バランス取れるの…?

3ラウンド目でも、わたしは2号に砂時計を渡したくないがために、使えないアリバイを取る羽目に陥る。
…ジャマするんじゃなくて推理したいのに、不満がたまる一方…

結局、2号が砂時計6つ集めて勝利。
容疑者2人までは、しぼれたんだけどね。

そのあと、2号探偵、わたし容疑者でもプレイしたけど、結果はやっぱり容疑者の勝ち。
これ、探偵勝てんのかな?
2号「アクションチップの出方次第で多少変わるのかもしれないけど、あんまりおもしろいと思わなかった」
とのこと。

 

うーん、まぁまぁ。
ごっこゲームを2人用にしようとした心意気は感じられるけど、プレイしてて苦しすぎる。
これ、どーがんばったって犯人見つからないのでは?という気分になる。

中盤、容疑者がしぼれてきても、アリバイ(砂時計)を容疑者に渡してゲーム終了になるのが悔しいので、いらないアリバイを取るってのも、楽しくなかったです。
こうしたいっという自発的な動きではなく、こうしないといけないという消極的な動きで、プレイさせられている感が強すぎると思いました。
要は、爽快感がない。
逃げ切れた容疑者も、「なんか逃げ切れちゃった」って感じだったし(笑)。

もしかしたら、アクションチップの組み合わせ次第ではいいバランスになったり、盛り上がったりするのかもしれませんが、遊んだ感じではアクションチップの組み合わせですでに勝敗が決まってしまった気がするほど自由がなかったです。

マテリアルはいいものを使っているし、2人用で鬼ごっこというアイディアはいいと思ったけれど…わたしはいろいろ不満が残りました。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日の天気は、晴れたり雨降ったり晴れたり雨降ったり(笑)。
2号が「降るのか、晴れるのか、どっちかにしてくれーっ」と叫んでいたけれど、気持ちはよーく分かる(笑)。

その2
寝込んでいたのだからしょうがないけど、体力落ちたなぁという感じ。
ちょっと体を動かすと、すぐ「疲れたー」(笑)。
おっと、誰ですか、そこで「それは歳のせいでは…」とか思ったの。
廊下に立ってなさい(笑)。

その3
1号も2号も出かけたので、夫と2人で夕飯。
…なんか、すっごく久しぶりに2人でだらだらおしゃべりした気がする(笑)。
夫もわたしも3月は忙しすぎたな…

その4
そーいえば、エイプリルフールだったんですね。
それっぽい話も聞かずに終わりました(笑)。

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪