全員同時プレイ!
だから、誰も長く待つことはありません!
No.449
・ガンツシェーンクレバー(Ganz schön clever)
・Wolfgang Warsch作
・Schmidt
・8歳から
・1人から4人
・時間…30分
・日本語化…必要ありません
おもしろいと評判になったけれど、紙ペンさいころかぁと保留(笑)。
でも、2018年のKennerspiel des Jahresにノミネートされて(受賞は、同じ作者のクアックサルバー)、ますます評判になったころには品薄で手に入らず…Kennerspiel des Jahresにノミネートされるぐらいだから、めっちゃ複雑なんだろうなと思いながら調べてみると…説明書は多少回りくどかったけど、説明動画がすっごく分かりやすかったので、そのまま購入となりました(笑)。
さて、ルールは。
各プレイヤーに、シートとペン(付属)を配ります。
手番になったら、さいころをまとめて全部ふります。
さいころを1つ選んで、自分のシートの指定の場所に置きます。
選んださいころより小さい目のさいころは、すべて銀のお皿に置きます。
選んださいころの色のますにしるしをつけます。
残ったさいころを再びふって、同じように繰り返します。
さらに残ったさいころをみたびふって、同じように繰り返します。
手番ではないプレイヤーは、銀の皿にのったさいころから1つ選んで、その色のますにしるしをつけます。
これで手番は終了です。
全員1回ずつ手番を行ったら、1ラウンド終了です。
人数に合わせたラウンドを行い、獲得した得点を計算し、1番多かった人の勝ちです。
白いさいころ
ジョーカーで、自分の好きな色として使うことができます。
あるいは、青のさいころの目と足して、青のさいころのますにしるしをつけることができます。
黄色のさいころ
ビンゴになっているますにしるしをつけ、うまるとボーナスがもらえます。
青のさいころ
青のさいころは、必ず白のさいころの目を足して使います。
ビンゴのようになったますにしるしをつけ、うまるとボーナスがもらえます。
緑のさいころ
ますに書かれた条件にあった目なら、しるしをつけることができます。
オレンジのさいころ
しるしをつける条件はありませんが、最後にすべて足した数が得点となります。
紫のさいころ
ますに書かれた条件にあった目なら、しるしをつけることができます。
天気のいい午前中に2号とわたしの2人プレイ。
銀の皿といえば、ドイツ語の表現で「銀の皿で給仕する」というのがあり、上げ膳据え膳に似た意味で使われるんだけど、それを絵で表現しているのが楽しい(笑)。
スタートプレイヤーは、わたし。
1ラウンド目にしるしをつけ、2号もわたしもそこに書かれたふり直しにしるしをつける。
これは、ふったさいころの目が気に入らなかったら、もう1度ふり直しができるというもの。
じゃらっとふると、こんな感じ。
初回だし、こだわりも狙いもなく、ただ小さい数字をとった方が、相手にさいころが回らないということで、緑の1のさいころをキープ。
緑の最初のますは、1以下の数字しかしるしをつけられない。
1なので、最初のますにXをつける。
他のさいころは、すべて1より大きいので、銀の皿にのせるさいころはない。
次は、黄色の2、最後に白の6を選ぶ。
白の6は、ジョーカーとして使わせたくなかったというのもある(笑)。
青の5と足して、青の11のますにしるしをつける。
2号は、残されたさいころから1つ選んでしるしをつける…「大きい数字ばっかじゃん。つけづらいなぁ…」
確かに(笑)。
2号も同じように行い、1ラウンド終了。
2ラウンド目。
また緑の1(笑)。
緑の次のますは2以下なので、しるしがつけられる。
次は、紫の1を取り、最後にオレンジの6。
紫も印をつけるのに条件があるけど、オレンジは左端から順番につけて、最後に全部足すので、できるだけ大きい数字を並べておきたい。
淡々と進んでいくけれど、思ったよりずっとおもしろい。
たぶん、こういうのは均等に狙った方がいいんだろうなと思いつつも、さいころは言うことを聞いてくれない(笑)。
3ラウンド目。
なぜか、わたしは緑のさいころでまた1を出す(笑)。
わたし「これ、1出るようになってんのかな?」
2号「んなわけないと思うけど?」
…でも、また1だよ(笑)?
2号は、銀の皿のさいころを見て「また使いにくいのばっかり…」(笑)。
ただ、このあたりからボーナスの連鎖反応が始まる。
しるしをつけたところにボーナスがあって、そのボーナス使ってまたしるしをつけられるというやつ。
これが決まると気持ちいい!
2号からプレゼントされたさいころはこちら。
ここで、わたしは青いさいころを選ぶ。
白いさいころは、すでに2号のシートの上にのっているけれど、青のさいころを選んだ場合はその白いさいころの目を足して、しるしをつけることができる。
4ラウンド目。
相手にさいころを渡したくないから、1回目にさいころをふるときはつい小さい数を選んでしまうけれど、そろそろそれがきつくなってくる。
淡々と出た数のしるしをつけてきたけれど、わたしは黄色のさいころがほとんど使われていないことに気がつく。
逆に2号は、黄色のさいころのビンゴをどんどん完成させてゆく。
2号からのプレゼントはこちら。
わたしは、紫の5を選ぶ。
紫のますには、ボーナスとして青のしるしが書かれているので、青のますにしるしをつけることができる。
これで、わたしは青のますを1つ選んでしるしをつけると、ビンゴが完成でもう1つ青のますにしるしをつけることができる!
なるほどね、これはハマるわ(笑)。
終盤になって来ると、今まではしるしをつけるだけだった「ふり直し」「もう1つさいころ(の目を書き込める)」を使うタイミングに悩む(笑)。
最後まで大事にとっておいたら使えなくなるかもしれないし、かといって、早すぎてもよくないよね、なんて考えて、結局タイミングを逃す2人(笑)。
そんなこんなで、2人プレイだったので6ラウンドまで行い、終了。
最後は、2人とも必死にボーナスの連鎖反応を探しまくる(笑)。
2号「これ、2回ぐらい続けてできると、すごくおもしろいね」
わたし「そう、それが見つかると、めっちゃ楽しい!」
シートの裏に、得点を計算するための表がついているので、非常に計算しやすい。
こういうのって、なくてもどうにかなるけど、あるいと断然遊びやすくなる。
何より、作った人たちがめいっぱい楽しんで欲しいと思っているのが感じられて、遊ぶほうもうれしくなる!
で、計算してみると…なんと、わたしの勝ち!
すごくおもしろかったです。
ようやく、さいころ紙ペンゲームのおもしろさが分かった気がします(笑)。
わたしは「クイックス」のおもしろさが全く分からなかったし、Kennerspiel des Jahresにノミネート(2018年)にされた「ガンツシェーンクレバー」は難しいんだろうなと思ったけれど、ぜーんぜん(笑)。
ゲーマーさんに人気だし、たぶん理解できないだろうなと思っていたのに、遊んでみたら「なるほど!」と納得(笑)。
…ゲーマーさんって、連鎖反応好きだよね(爆)。
2人プレイだったからか、サクサク遊べました。
さいころふってしばらく考えると言っても、相手にいいさいころは渡したくないし、さいころの数を減らしたくもないので、結局小さい数からキープすることになり、長考するヒマありません(笑)。
あっちを立てると、こっちは立たずで、悩ましいけど、めちゃくちゃ脳みそ働いて楽しいです。
「ガンツシェーンクレバー」は、その後続編として「Doppelt so clever」「Clever hoch Drei」ときて、今年(2022年)のSpielでは「Clever 4ever」が出ました。
Clever 4everは、会場で売り切れの表示を見かけましたから、いまだに人気衰えずのようです。
全部やってみたいという気はあんまりしないけど(笑)、でも、やってみたくなる人の気持ちは分かります(笑)。
気軽に遊べるいいゲームだと思います。
…でも、日本語題…ドイツ語カタカナ書き…うーん。
あと、ガンシェンクレバーの表示は、論外です。
ネイティブが、「なにそれ?ありえないよ」と言ってました。
題名つけるの、難しいのは分かりますが、安易にカタカナにするのはやめた方がいいのではないかと思います。
☆今日のありがとう☆
その1
今日は雨!
出かけようとするとザーッと降って来て、出かけるなというのかーっと天に向かって叫ぶ(笑)。
そう、わたしは張子の虎(笑)。
その2
やることの多い1日。
片っ端から片づけたつもりだけど、あとで「あ、あれ!」「これは?」「そーいえば…」(笑)。
続きは、明日でーっす(開き直り)。
その3
『ジェイソンボーン』鑑賞中。
2周目なんだけど、通しで観たらいろいろそういうことだったんだ!と気がついたことがあって、おもしろい!
その4
周辺で、ぽろぽろとコロナに感染したという人たちが…増えてきているなという印象です。
マスクしっかり着用しようと思います。
その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪