紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

クイックス(Qwixx)

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2013年Spiel des Jahresにノミネート!

プレイヤーは、色分けされた行にできるだけ多くの印をつけます。
1行につける印が多ければ多いほど、得点は増えます。
ゲーム終了時に1番得点が多かったプレイヤーの勝ちです。

No.125

・クイックス(Qwixx)

Steffen Benndorf

・NSV

・8歳から

・2人から5人

・時間…15分ぐらい

・日本語化…必要ありません

偶然見つけたトゥエンティワンがおもしろかったので、じゃあ さいころと紙のゲームやろっかということで、クイックスを出してきました。
クイックスは一時期ものすごく評判になり、2013年にはSpiel des Jahresにノミネートされました(受賞は花火)。
そんなにおもしろいなら、やってみたいと購入…小箱だから高くないし(笑)。
作者は、トゥエンティワン(共作)やザ ゲームお花見のSteffen Benndorfさんです。

各プレイヤーは、シートと鉛筆をもらいます。
シートの数字は、かならず左側から印をつけていきます。
数字は飛んでかまいません。
ただし、飛ばした数字をあとで印をつけることはできません。

手番では、さいころ6つをまとめてふります。
ふりなおしはできません。

ふったら、手番のプレイヤーは白のさいころ2つを足した数を言います。
他のプレイヤーは、どの色でもその数字であれば、印をつけてもいいし、つけたくなければつけなくてもかまいません。

そのあと、手番のプレイヤーは、白のさいころ1つと、色のついたさいころ1つを選んで足し、さいころと同じ色の数字に印をつけることができます。
手番のプレイヤーは、手番で少なくとも1つの数字には印をつけます。
1つもつけられない場合は失敗となり、シートの-5に印をつけます。
手番でないプレイヤーは、印を1つもつけなくても失敗にはなりません。

これで手番は終了で、次のプレイヤーの番になります。

1行に印が5つ以上になったら、行を閉じることができます。
閉じるためには、行の1番右はじ(赤12、黄色12、緑12、青12)に印をつけなければなりません。
そこに印をつけたら、そのとなりの鍵のマークにも印をつけ(この印は、得点計算の際、得点になります)、印をつけたことを宣言します。
鍵のマークに印がついた色のさいころは、以後使いません(つまり、これ以後その色の数字には全員印をつけられません)。

もし、
・誰かが、失敗に4つめに印をつけた
あるいは
・使わないさいころが2つになった
場合、ゲーム終了です。

各行にいくつ印があるか数え(鍵の印も数える)、その得点をシートの表で確認し、書き込みます。
失敗の印は1つにつきマイナス5点で計算し、得点が1番多かった人の勝ちです。

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ぴんと来ませんでした…

あっつい午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
さいころふって、白を足して数字を言って、自分は色のさいころ選んで白の1つと足して…っと淡々と進む。
全員共通の数字は、あまり悩まないけど、自分の手番の色のついたさいころは結構悩む…あんまり飛ばしたくないから、結局白の数字だけ書いたり。
でもそうすると、みんな同じシートだから結果が似たり寄ったりになる。
自分の手番の色のついたさいころがポイントとはわかるけど、そうそう希望の数字が出るわけではなく。

適当に飛ばさなきゃいけないと思っても、飛ばした後にその数字がでると悔しいし、スカスカの行は不満がたまります。
「えーっと、7」…始まったばっかりで真ん中の数字言われても(笑)。

わたしは、「10です」…奉仕活動。
でも、色さいころ使って、9も印がつけられる。

終始淡々と進み、1号とわたしが同時に鍵に印をつけ、終了。
結果は、1号、2号、わたし。

そのあとも何度か遊んだのですが…いまだにもやもやっとしたままです。
正直、どこがおもしろいのかよく分かりませんでした。

何度か書いていますが、わたしは遊んでいる間に「なるほどー」とか「そうきたかー!」「納得ー」と思えるゲームが好きです。
わけわからないけどやってみたら、「あー、そういうことかー!」と分かる瞬間がとてつもなく好きなのですが、クイックスにはそれがなかったです(少なくともわたしには)。
1号は「つまんなかった。トゥエンティワンのほうがずっとおもしろいよ」といい、2号は「トゥエンティワンならまたやってもいいけど、クイックスはもうやらなくていい」とのこと。

クイックスはデラックスバージョンや、カードゲームバージョン、ボードゲームバージョンといっぱい出ているので、たぶん一般的にはおもしろいゲームなのだと思います。
なので、試してみたらおもしろいかもしれません。
ただわたしには合わなかったみたいです(笑)。

 

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