紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ダイス & デンジャー(Dungeons,Dice & Danger)

モンスター退治に出発!

この一風変わったダイス&ロールゲームでは、曲がりくねったダンジョンにある黄金や、光り輝く宝石が冒険者を手招きしています。
ただし、そこには危険極まりないモンスターたちも潜んでいます。
みなさんは、ありったけの勇気をかき集め、剣とさいころを携えて、漆黒の闇の中を進んでゆくのです。

No.459

・ダイス&デンジャー(Dungeons,Dice & Danger)

・Richard Garfield作

・alea Ravensburger

・12歳から

・1人から4人

・時間…30分から45分

・日本語化…必要ありません

2022年aleaの新作。
aleaは、コロナ禍でなかなか新作を出せず、ようやく出たのが「ダイス&デンジャー」。
難易度が10段階の2ということで、話題になりました(aleaは、中量級、重量級のゲームが多いので)。
出だしは、微妙な評価が多かったのですが、難易度2ならわたしでもできるだろう(笑)と購入しました。

さて、ルールは。
各プレイヤーは、シートと鉛筆(付属)を受け取ります。
順番にさいころをふりますが、さいころをふったプレイヤーのみが黒いさいころの目を使えます。
他のプレイヤーは、白いさいころだけを使います。

さいころを2つ足した数字を、2つ作ります。
その数字のますにしるしをつけます。
スタートますは、いつでもしるしをつけることができます。
それ以外のますは、すでにしるしのついたますとつながっていれば、しるしをつけることができます。
必ず2つしるしをつけます。
つけられない時は、ライフにしるしをつけます。
これで、ライフが減ることになります。

モンスターのますに接するますにしるしをつけたら、攻撃できる数字が増えます。
モンスターのますにある今しるしをつけたますの数字をなぞります。
これで、その数字でも攻撃できることになります。

モンスターのますに必要な数のしるしをつけたら、モンスターを倒したことになります。
1番最初に倒した人は、他のプレイヤーに宣言し、宝石をもらいます。

宝石や黄金のあるますにしるしをつけたら、シートの指定のます目にしるしをつけます。
宝箱のあるますにしるしをつけたら、3種類の宝箱から1つ選んでしるしをつけます。
・ライフを3つ
・たいまつ(好きなますにしるしをつけることができる)
・黒さいころさいころをふったプレイヤーでなくても、黒さいころを使うことができる)

すべてのモンスターが、誰かによって倒されたらゲーム終了です(プレイヤーひとりですべて倒す必要はない)。

ひねりのない素直なルール

天気の悪い午後に、1号、2号、わたしでプレイ。
ルールをざっと説明するけど、難しいところはない。
でも、ちょっとシンプルすぎやしませんかねぇ(笑)。

超初心者、初心者、中級者、上級者マップがあったので、わたしたちは当然超初心者を選ぶ(笑)。
まずわたしがさいころをふる…

選択肢は多そうに見えて、実は多くない

わたしは黒のさいころも使えるけど、1号と2号は白のさいころだけで数字を2つ作る。
…と言っても、黒のさいころも2だから、あんまり違いはない(笑)。
わたしは、スタートますの4と9にしるしをつける。

次は、2号がさいころをふる。

組み合わせは多くないけど、考える時間は長め

さいころ4つの組み合わせなら、3通りなのでそんなに選択肢が多いわけじゃない。
わけじゃないけど、あれこれ頭の中で組み合わせを考えるのは、そんなにおもしろい作業でもない(笑)。

そして、すぐに行き詰ってライフを1つ失う。

すぐに危険にさらされる(笑)

わたし「もう、ダメだ…」
2号「こっちもムリ…」
わたし「めっちゃきつくない、これ?」
2号「うん…」

わたしたちのふり方が悪いのか、ぞろ目は当たり前、下手するとトリプルが出たりする。

倒せるようになるまでで、すでにライフが減る…

モンスターのいるますに近づいていくけれど、倒すのに一苦労。
1号「黒いさいころあるからって、すっごく楽になるわけじゃないじゃん、これ」
2号「全然しるしつけられない数ばっかり出る」
わたし「確認する場所が多いから、めんどくさいな…」
なんかこう、平坦な道を淡々と進むという感じで、盛り上がりに欠ける…

最初にモンスターを倒したのは、1号。
1号「こいつ、倒した」
2号「どいつ?」
1号「これ」
2号「あ、それか」
…ちゃんと名前書いてあるけど、誰も読まない(笑)。
だって、字が小さいんだものー。

倒せたのに、達成感が…

その後、2号もわたしもモンスターを倒す。
…でも、爽快感がない。
あ、しるしが集まった、あ、できちゃった…そんな感じ。
さいころとにらめっこして、あれこれ足して、しるしをつけられるところを探す、の繰り返して、棚ぼた式に「できた」なので、達成感がない…

そんなこんなで、まず1号がライフを失い、脱落。
次にわたし、でゲーム終了。

ライフをすべて失うということはあまりないのか、脱落とは書かれているけれど、点数計算するのかどうなのかの記述がないという…
どっちにしろ、勝ったのは2号でしょう、たぶん。
1号「さいころの目の出方次第では、もっとおもしろいのかも。でも、今回はできることがなさ過ぎた」
2号「長すぎ。長いのにつまんない」
とのこと。

 

…aleaだからと期待しすぎたのかなと思いましたが、うーん、これはちょっと。
わたしがルールを勘違いしているのかと思ったぐらい盛り上がりに欠けて、達成感もなく終わってしまいました。

まず、狙いの数ではなく、しるしをつけることができる数を探すというのが、おもしろくなかったです。
2つしるしをつけなかったらライフを失うので、どうしてもしるしをつけることが最優先になります。
あっちを探し、こっちを探し、で、行きたいところではなくて、行けるところに行くという感じ。
だから、モンスターを攻撃するのも、どっちかってーと「あ、この数字あまってるから、攻撃しとこ」となりがち(笑)。

そのくせ、確認しなければならないことは多め(先に進める場所を探しつつ、攻撃できるモンスターも確認)で、考える時間は長め。
でも、それがおもしろさにつながってない気がします。

その上、プレイ時間は長め…この内容でこの長さは、いただけない。
半分ぐらいの時間なら、アリかなと思いましたが、途中から3人とも消化プレイとなってしまい、内心「早く終われー」状態(笑)。
1号の言うように、出目がもう少しマシだったら盛り上がったのかもしれませんが。

ついでに言うなら、ネーミングもどーにかならなかったのでしょうか?
なんで単語3つもならべる必要があったのか(笑)。
言いにくいし、分かりにくいと思います。
日本語題は、2つにしてくれていて助かりました(笑)。

シートは、あと3種類もあるんですが…やるかなぁ、わたしたち(笑)。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は、くもり。
でも、日中は雨が降らなかったので、ラッキー!

その2
届けなければいけない物があってうかがったお家。
ピンポン押したら、大きい犬が飛び出てきた!
びっくりしたけど、かわいくて、ついなでたら、わたしのまわりをくるくる回ってくれました。
飼い主の方が「こらっ、だめよっ」と叱ってたけど、いえいえ、わたし犬好きですからダイジョウブ!
そのあと、飼い主さんのお隣にちょこんと座ってる姿もかわいかった~!

その3
帰り道、バス停の近くを歩いていたらタイミングよくバスが来る…まさに女王様のタイミングだったんだけど、わたしのバスじゃないんだよなーと思っていたら、そのバスから降りたおじさんが、わたしが乗ると思ったらしく、とびらをおさえてくれる!
わー、親切!と「ありがとー、でもわたしは乗らないの」と言ったら、「あ、そうだったんだ」と言って手を離した…と思ったら、またとびらをおさえる。
え、だから、わたしは乗らな…と思ったら、わたしの後ろから全力疾走のおじさん(笑)。
全力疾走のおじさん、とびらをおさえたおじさんだけでなく、わたしにも「ありがとうっ!」と言って乗車してました!
なんかうれしかったです。

その4
メールチェックしたら…ありとあらゆるところから「ブラックフライデーウィーク」のお知らせ(笑)。
…読んではいけない(笑)。
特に、ボードゲームショップからのメールは(爆)。

その5
…でも、気になる(笑)。

その6
友達からもらったボディクリームが、とてもいいにおいで気に入っています。
でも、容器に「夏の疲れた肌に最適」と書いてあるのを発見(笑)。
…え、夏用、だったの(笑)?
今、もう初冬なんだけど(笑)。
教訓・使う前に、説明ぐらい読みましょう(笑)。

その7
ま、いいにおいだからいいや(笑)。

その8
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪