紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

エヒトシュピッシェ(Echt Spitze)

Wredeさんの紙ペン

「エヒトシュピッシェ」では、鉛筆の先でシャボン玉に隠れたシンボルを集めます。
シャボン玉にXを書いたら、鉛筆の先で本当に紙を刺して裏返しにして、プレイ続行です。
こうして、あるシンボルをすべて集めると、得点になります。
シャボン玉を目指して、でも、オマケのXや1列完成の得点も忘れずに!

No.540

・エヒトシュピッシェ(Echt Spitze)

Klaus-Jürgen Wrede & Ralph Querfurth作

・Schmidt

・8歳から

・1人から4人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

「エヒトシュピッシェ」は、Wredeさん共作と知って、興味がわきました。
Wredeさんといえば、「カルカソンヌ」はもちろん、「火と石の時代」もすごくいいんですが、BGGの評価は低め…なんでだろ。
あ、分かった、ゲーマーだからだな(笑)?

さて、ルールは。
人数に合わせたさいころを準備し、手番のプレイヤーは全部まとめてふります。
手番プレイヤーから順番にさいころを1つずつ選び、自分のシートの同じ数字のますに置きます。
手番のプレイヤーは、残ったさいころをそのまま使うか、ふり直すか決めます。

確定したさいころは、各プレイヤー好きなのを選んで、交差するますにXを書きます。
・シャボン玉だったら…
シャボン玉のますにXを書いたら、そのますに鉛筆の先を刺して紙を裏返しにします。
穴の開いたますにXを書き込み、得点表のシャボン玉の中に入っていたシンボルにしるしをつけます。
1番最初に同じシンボルすべてにしるしをつけたら、宣言し、高い得点を獲得します。
それ以外のプレイヤーは、高い得点に斜線を引きます。
・それ以外のますだったら…
Xを書いて終了です。

ただし、さいころにXがついていたら、Xを書いたますに接するます(縦横ななめ)でシャボン玉がないますに追加でXをつけることができます(シャボン玉にXをつけた場合は、追加でXは書けない)。

誰かが、シンボル3種類で得点したら、ゲーム終了です。
シンボルの得点、すべてXが書き込まれた縦横の列などを足して、1番得点の多かった人の勝ちです。

ダイストレイの左側にあるのが専用マット(笑)

天気の悪い午前中に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ルールをざっと説明するけど、特に難しいところはナシ。
このゲーム、何がすごいって紙を刺すときのために専用マットが付属してること(笑)。
思いっ切り穴開けてくださいねって感じで、いいわー(笑)!

スタートプレイヤーは、わたし。
じゃらっとさいころをふる。
んで、わたしから時計回りに1個ずつさいころを選ぶ。

なんとなく真ん中を取ってみた

選んださいころは、シートの同じ目のますに置く。
で、残ったさいころは、そのまま使ってもいいし、ふり直してもいい。
ふり直すと…なぜか両方とも4(笑)。
全員、さいころを置いた列の4のますにXを書く。

わたしは、シャボン玉を割ることになったので、さいころについたボーナスのXは使えない。
シャボン玉のますにXを書き、鉛筆の先でグサッとさして、紙を裏返しにする。
穴のあいたますにXを書いて、表のレモンにしるしをつけて終了。

1号と2号は、何も書いてないますだったので、X1つだけ書く。
次は、2号の手番。

ふり直して欲しい…(笑)

全員さいころを1つ選んで、残ったさいころ
2号「…ふり直すしかないよね…」
1号・わたし「うん!」
2号ふり直すと、3と1!!

シャボン玉、ぱちん…というより、ぶすって感じ?

よっしゃーっ(笑)。
わたしは、シャボン玉を割って、紙を裏返しにする。

1号の手番では、ふり直した1号が見事?を出してくれたので、全員大よろこび(笑)。
これ、ひとり占めできないっての、ギスギスしなくていい感じ。

不思議な連帯感が生まれる(笑)

わたしは、スイカの入ったシャボン玉を割って、スイカゲット(笑)。

序盤は、かなりの確率でシャボン玉を割れるから Xつきのさいころはほとんど使えない。
でも…

裏返しにはならないけど、Xは2つ書いた!

シャボン玉ではないますにXをつけたので、縦横ななめに接するますで、シャボン玉がないますに追加でXをつけられる。
なんかこう、残念賞的な感じでカワイイ(笑)。

そんな感じで淡々と進み、2号が3種類で得点して終了。

点差、意外につきました

計算すると、2号がぶっちぎりの勝利。
以下、わたし、1号。
1号「紙を裏返しにするアイディアはおもしろいんだけど、それがおもしろさにつながってない感じがした」
2号「単純で時間が長かった。?を残して、みんなで使った時は協力ゲームぽくっておもしろかった」
とのこと。

 

うーん、ちょっと判断が難しいです。
ビンゴの変形なんですが、確かに「ビンゴにしては長い」と思いました(両面使うんだから、当然といえば当然?)。
実は、「エヒトシュピッシェ」はレベル3まであって、わたしたちがプレイしたのはレベル1のみ。
導入として、紙を裏返しにするのに慣れてもらうレベルと考えれば納得はしますが、でも単調で長いなと思いました。

あと、全員同じシートでプレイしているせいか、盛り上がりに欠けました。
ものすごく淡々と進んで、ハイ終わり、って感じ。

これ、レベル2以降で何か変化があるのか遊んでから、改めて記事にしようと思います。
…1号と2号にお願いしなければ…(笑)

ちなみに、「エヒトシュピッェ」…なんでこんなことになったんでしょう?
発音に忠実に書くなら「エヒトシュピッェ」だと思います。
ツとシ…間違えたのかなぁ…

読んでくださって、ありがとうございます。

 

エヒトシュピッシェ・その2はこちら

 

☆今日のありがとう☆
久々のジャーマンポテトピザ。
毎回、作り始めてから「あー、これ、めんどくさいんだったー」って思うんだけど、できあがりは激ウマ(笑)!
今日も、ひっじょーにおいしかったです♪