紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ゴールド(Gold)

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ミニ缶ゲームです

黄金が呼んでいる!
最後に残された金鉱ゴールドラッシュに、ほうぼうから人が集まってきた。
ライバルを蹴落とし、より多くの金を見つけ出すのは誰だ?

No.294

・ゴールド(Gold)

Reiner Knizia

・Game Factory

・6歳から

・2人から5人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

「ゴールド」は、Game Factoryのミニ缶シリーズです。
6㎝角の缶に、きゅーっとカードがつまってました。

各プレイヤーは、1色選び、その色の金鉱入り口カードを自分の前におきます。
金カードと金採掘者カード、ダイナマイトカードはすべて裏返しにしてよくまぜて、重ならないように広げておきます。

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薄いけれど、ちゃんとエンボス加工されたカード

手番がきたら、カードを2枚表にします。

・金発掘者が金を見つけた!
金発掘者と金カードを表にしたら、両方の数字をくらべます。
→金発掘者が金のカードと同じ数か、それ以上の場合
金発掘者の色のプレイヤーが、金カードをもらいます。
金発掘者カードは、ゲームから取り除きます。
金発掘者の色のプレイヤーがいない場合は、カードを表にしたプレイヤーが金をもらいます。
もらった金カードは、自分の金鉱入り口カードの下に隠します(笑)。
→金発掘者の数字が金カードより小さい場合
どちらのカードも裏返しにします。
何も起きません。

・金発掘者同士が出会った!
2枚とも金発掘者だった場合は、両方の数字をくらべます。
→小さい数の金発掘者は、ゲームから取り除きます。
→大きい数の金発掘者は、裏返しにします。
→同じ数だった場合は、両方とも裏返しにして何も起きません。

・ダイナマイト!
ダイナマイトをめくったら、ダイナマイトのカードともう1枚のカードをゲームから取り除きます。

・両方とも金だった!
両方とも裏返しにして何も起きません。

場のカードが10枚以下になったら、全員で「ゴールドラッシュ!」と叫びます。
以後、手番がきたらカードは1枚だけ表にします。

表にしたカードが…
→金…そのままもらえます。
→金発掘者、ダイナマイト…ゲームから取り除きます。

すべてのカードが表になったら、ゲーム終了です。
集めた金カードの数を足し、1番多かった人が勝ちです。

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さぁ、どこから掘るか…

天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
雨ばっかり降っているので、全員テンション低め(笑)。

まずはルール説明…だけど、要は神経衰弱(メモリー)。
数字が大きい方が勝つ、でさくっと理解(笑)。

まずは、2号から。
こんなにいっぱいあったら、すぐにはもらえないから、その分場所をしっかり覚えておかないと…

…って、思ってるのに、自分の番が来るころには何も記憶に残ってないのはなぜ(笑)?
まぁ、数多いし、行き当たりばったりでいくか…(って、いつもだよっ・笑)

でも、たぶんそう思ったのは、1号、2号も同じ。
2号は、金を2枚出すことが多く、1号は発掘者を2枚…「ちょっと待ってよ、なんでわたしの赤を追い出すのよっ」と抗議したら、「だって、出てきちゃったんだもん」と1号。
くっそー、緑の4でわたしの赤の3を追い出すとは…あ、でも、緑の4は覚えておこう!

中盤ぐらいになると、3人とも狙いのカードが出てくる。
2号が表にした金の4を狙って、1号は発掘者カードを表にする…緑の4!
金の4を表にして、金の4確保…ずるいっ…って言いたいけど、緑の4がそこにあるって忘れてた(笑)。

でも、次の手番でわたしも金のカードを表にした!
よし、これは…確かこの辺に緑が…と思ったのに、表にしたのはよりによって青の4。
なんでだよっ(笑)。
青の1号は棚ぼたで金3をゲット、わたしは…何もなしっ(笑)。

かと思えば、2号が金の2のカードを、赤の2で獲得。
赤のわたしは、棚ぼたで横取り。
「まぁ、いいや、2だし…」と言いつつ、2号は悔しそう(笑)。

覚えようと思ったはずなのに、いざ手番が来ると全く思い出せず、1号や2号が表にするのを見て「…見たことある…気がする…」程度の記憶力では、若いもんに勝てるはずもなく(笑)。
あっという間にゴールドラッシュで、わたしはかろうじて金の2カードを確保(笑)。

1ラウンド目終了で、得点計算すると2号、わたし、1号の順番。
意外だったのは、1位の2号と2位のわたしが1点差…もしかして、これ、記憶力関係ないの(笑)?

2ラウンド目は、表にしたカードが緑や紫の中立発掘者が多く、わたしはちまちまと金を集める。
1度だけ、1号が直前に表にしてくれた金の1を、その前の手番で表にした緑の3を覚えていて、金の1ゲット!
わたしの記憶力も捨てたもんじゃない(笑)。
…って、もらったのは金の1だけど(笑)。

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やったー、金だーっ…って1だけど(笑)

2ラウンド目終了で、わたし、1号、2号の順番。
あんまり点差がひらかないのもおもしろい。

そして、3ラウンド目…序盤は、どういうわけか3人とも発掘者同士の戦いばかり(笑)。
しかも、偶然とはいえ1号も2号も、わたしの赤の発掘者を放り出す。
「ちょっと、ホントにもうやめてよ」「だって、赤ばっかりでてくんだもん。赤の発掘者多すぎるんじゃない?」「そんなはずないってばー」(笑)。

しかも。
ようやく出た金の4!
やったーっと思いながらもう1枚めくると…ダイナマイトっ(笑)。
もう、お約束ですね、これは…

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ダイナマイトが出ると…ホントに吹き飛ばされたような気分になります

「…金の4だったのに…」と言うと、1号と2号爆笑。
ちくしょー(笑)。

序盤からちゃくちゃくと金を集めた2号に対し、1号もダイナマイトで吹き飛ばされ、わたしはアシストばかりしてしてしまう。
3ラウンド目は、ぶっちぎりで2号の勝ち、以下わたし、1号。

3ラウンドの得点を合計すると、勝ったのは2号、以下わたし、1号。
あら、意外、1号よりわたしの記憶力がいいなんて♪♪♪
「だって、ダイナマイトばっかり出るんだもん!!」…ふーん(笑)。

要は、神経衰弱(メモリー)です。
でも、組み合わせ方が特殊なので、すごくおもしろい!!
たいていの場合、ゲームがすすんでいくとカードが減ってゆくので、どんどん新しいカードを表にすることになり、それが金をめざして掘っていくようでテーマと見事にマッチしてます。

発掘者同士が鉢合わせしたら、そりゃもめるよね、発掘者より大きい金は出せないよな、ダイナマイトがあったら吹き飛ばされる…どれも、ムリなく溶け込むルールなので遊んでいてホントに楽しい!
あと、フルの5人ではなく中立発掘者がいるほうが場を引っ掻き回される感じでおもしろいと思います。

子どもの記憶力に勝てるわけがないので、神経衰弱系は避けていたのですが、「ゴールド」はすごく楽しめました。
1号、2号にも好評で「これなら、またやりたい」とのこと。
時間も短いので、ちょこっと遊んで楽しめるいいゲームだと思います。

 

☆今日のありがとう☆

その1
相変わらず雨が降ったりやんだりの天気だけれど、わたしが外出しているときはほとんど降りませんでした。
ひと手間少なくて、助かりました!

その2
あまりにもすっきりしない天気の毎日で、気分も低下気味…こういうときは体を動かすっとやってみたら、効き目あり!
ちゃんと運動を続けようと思いました。