紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

カワイイ(Kawaii)

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アイスが食べたくなる…かもしれない(笑)

アイスはいかがでしょう?
素早く、華麗に、お気に入りのアイスを集めましょう!

No.241

・カワイイ(Kawaii

・Marc-Antoine Hofmann & Ismaël Perrin

・Helvetiq

・6歳から99歳

・3人から5人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

「カワイイ」は、ネットをうろうろしているときに発見。
カワイイって、日本語じゃん!ハイ、購入っ(笑)。
ろくすっぽ内容確かめないで、日本語ってだけで買っちゃいました。
こーゆーヒトがいるから、怪しげな日本語タイトルのゲームが後を絶たないのかも(笑)。

カードは、アイスカード、味カード、形カードにわけて、よくきります。
味カードと形カードは各プレイヤーに1枚ずつくばり、各プレイヤーは他のプレイヤーに見えないように確認します。
アイスカードは、各プレイヤーにすべてわけ(誰かが1枚多かったり少なかったりしてもゲームには問題ありません)、各プレイヤーは自分の前に裏返しに積み重ね、自分の山札をつくります。
各プレイヤーは、ハートを2つ受け取ります(二股??)。

各プレイヤーの目的は、自分の味カード、形カードと同じアイスをできるだけ多く集めることです。

ゲーム中は、全員片手しか使いません。
手番がきたら、プレイヤーは、自分の山札の1番上のカードを他のプレイヤーが先に見えるようにして表にします(「ジャングルスピード」とか「ハリガリ」でやるやつ)。
各プレイヤーは、表にしたカードを少しずらしておいていきます。

表になったカードの列が欲しいと思ったら、その列の上にハートをおいて「かわいい!」と言います(…「おいしい」「欲しい」…じゃないの?)。
ハートをおいたのが1人だったら、そのプレイヤーが、2人以上だったら、先においたプレイヤーがその列のカードをすべてもらいます。
ハートは、そのカードの列を出したプレイヤーがもらいます。
自分のカードの列にハートをおいた場合は、そのハートは箱にもどして、以後使いません。

すべてのカードが表になり、だれも表になったカードをとらないか、プレイヤー全員のハートがなくなったら、ラウンド終了です。

それぞれ味カード、形カードを表にして、集めたカードを確認します。
・味カードと同じ味のアイス…1点
・形カードと同じ形のアイス…1点
・味も形も同じアイス…2点
さくらんぼ…1点
・閉店カード…1枚につきマイナス1点、3枚集めたらプラス3点
で、計算し得点を記録します。
3ラウンド行って、1番得点が多かったプレイヤーの勝ちです。

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閉店カードが曲者(笑)

天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
Kawaiiって日本語じゃん…何がかわいいいんだろ?」と2号。
やっぱりそこに食いついてくるか(笑)。

ルールをざっと説明して、カードをくばる。
1号が「たぶん、また2号説明聞いてない。あとになって聞いてくるよ」と予言するので、思わず「だろうなぁ…」と言ったら、2号は「そんなことないよっ」…ふーん(棒読み)。

わたしのアイスはHockeyで、はちみつ味っぽい(要は黄色)。
1号が表にしたカードがいきなりドンピシャで、思わずハートをおきそうになる(分かりやすすぎる・笑)。
ハート2こしかないし、説明書の図もカードが5枚も並んでいたので、ためて取るのがポイントだろなと思い直して、ガマン。
1号も2号も、さらっとカードを表にしておいてゆく…7枚ぐらいになったところで、わたしが「カワイイ!」と言って1号の列にハートをおく。
すると2号が「あー、そーやるんだー」…やっぱり聞いてなかったな(笑)。

わたしは1号の列をもらい、裏返しにしてわきにおき、1号はハートをもらう。
しばらくして、2号が「カワイイ!」と言ってわたしの列をとる。

1号とわたしの列は短くなったけど、2号の列は伸びる一方…「ねー、ちょっと誰かー、早くとってよー」と2号(笑)。
…そんなこと言ったって、わたしが欲しいアイス、その列にはあんまりないんだもん。

かなり2号の列が長くなったところで、1号が「カワイイ!」でとる。
「あー、やっと…」…2号なぜかホッとしてる(笑)。

わたしの2度目の「カワイイ!」は、閉店があったけれど、さくらんぼもあってプラマイゼロになるなと、黄色が多い列にする。
1号も2号も2回目をとったところで、山札がほとんどなくなる…わたしの前には2枚、しかも1枚は閉店だったので、誰も取らない。
そのまま1ラウンド終了。

全員集めたカードを表にして、いそいそと確認…すると。
「げーっ、わたし1回目で閉店取ってたんだ!!」とわたし。
1号が「え?忘れてたの??」
「うん…てか、黄色がいっぱいだーって思ってよく見てなかった(笑)」
ちくちょーっ、最後に閉店のある自分の列をとっていたら、3点だったのにー!!
1号が12点、わたしが9点、2号が8点。
わたしは、閉店のマイナス2点が痛かった…

2ラウンド目。
今度は、Twindoといちご味…ちなみに、いちごカードを見て2号は「これ、すいか?」…すいかだったら種は黒いっつーの(笑)。

前回は、序盤から黄色が結構出たのに、今回はいちごもTwindoもあんまり出てこない…前のラウンドの記憶が残り、ついHockyが出てくると反応しそうになる(笑)。
これだから記憶力ゲームは…(これ、記憶力ゲームなの?・笑)

まずは、2号がわたしの列をとる。
次にわたしが1号の列をとり、1号はまた待つ作戦らしい。

確かに、自分のアイスじゃなくてもマイナス点にはならないので、多く集めれば集めるほどプラスになる可能性は高くなる。
とはいうものの、3人で遊んでいたらこういう作戦も使えるけど、5人だったら取り合いになって難しいかも。

今回は、閉店カードに気を付けて、ビンゴのアイス(味も形もあってるやつ)もしっかり集める(前ラウンドは1枚しかとれなかった)。
1号は欲張りすぎて、2回目の列は短いのしかもらえず、しかも閉店付き(笑)。

2ラウンド目は、わたしが10点、1号が9点、2号が8点。
「意外に点差つかないね、これ」と1号。
「ホントだ、このラウンドは1号がとったと思った。集めたカードの数多かったのに」と言ったら、「意外にハズレが多かったし、閉店が痛かった…」とのこと。

そのまま3ラウンド目へ。
今回は、なぜか3人ともわりとさっさととる作戦(笑)。
そうなるとハートが飛び交うって感じで、それはそれで楽しい!
3ラウンド目は、わたしが12点、1号が7点、2号が5点。
結局、わたしが勝って、以下1号、2号。

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アイスの形と色です

めっちゃ簡単、でも遊んだーって気分になれるゲームです。
たぶん、ハートを投げるのがカジノっぽくて楽しいんだと思います(007の観すぎはこれだから…笑)。
わたしたちは、3人で遊びましたが、これはぜひ最大の5人で遊んでみたいです。
5人で遊んだら、どのカードも必ず2人は欲しくなるはず…となると、じっくり待つ作戦は使えない可能性が高いし、ドキドキ度も高くなるのではないかと思います。
3人の場合は、閉店カードがもう少し多い方が緊張感が高まって、もっとおもしろくなるかもしれません。
閉店カードが出ると、列をとるのに躊躇するので、逆に閉店カードが出る前にとるようになるのではないかと思います。

また、難易度をあげたいときは前に出すカードを重ねて、それまでに出したカードが見えないようにするそうです…わたしは、絶対やりたくない(見えてても閉店をとっていたことを忘れてたぐらいですから・笑)。
確かにグラフィックはカワイイけど、アイスにカワイイって…オイシイのほうがいい気もします。

じっくり遊ぶタイプではありませんが、さくっと終わるし、そのくせちゃんと悩みどころもあって、楽しめるゲームです。

 

☆今日のありがとう☆
話をしていたら、わたしの使った言葉が専門用語だったらしく、「なんでそんな言葉知ってるの?」と言われました。
えーっと…あ、夫に習ったんだっと思い出して、「夫から習いました」っと言ったら不思議そうな顔されました。
その話を夫にしたら、「あー、それは正式名称だけど、ほとんど誰も使わないんだよねー」…そんな言葉、教えるなー(笑)!