紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ジャングルスピード(Jungle Speed)

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単純なのに(だから?)めっちゃおもしろい!

同じシンボルが出たら、トーテムをとる。
たったそれだけなのに、なぜこんなに難しくて、でもこんなに楽しいのでしょう!

No.206

・ジャングルスピード(Jungle Speed)

・Thomas Vuarchex und Pierric Yakovenko作

・asmodee

・7歳から

・2人から10人(それ以上でも)

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

「ジャングルスピード」は、かなり話題になっていましたが、早取りゲームならウチに充分ある(笑)っとスルーしてました。
だいたい、わたしは早取りゲーム苦手(笑)。
おばけキャッチ」も「ハリガリ」も、おもしろいとは思うけれど、何度もやりたいとは思いません(断言…してどーする・笑)。

でも、ある日2号が「まま、ジャングルスピード欲しい。今日学校で先生とやったの。先生が持ってて、すごくおもしろかった」…となると、買うしかありませんよねぇ(そうなの??)。
最近はあまりありませんが、1号2号が幼稚園に通っていたころは「幼稚園にある〇〇というゲームおもしろかった」と言われたら、すぐさま購入してました(え?)。
幼稚園にあって、ウチにないのは教育上よくないと思いまして(笑)。

カードはよくきって、各プレイヤーに裏返しのまま同数くばります。
それが各プレイヤーの山札となり、そのそばに捨て札置き場を作ります。
トーテムは中央におきます。

手番がきたら、自分の山札の1番上のカードを表にして、自分の捨て札置き場におきます。
カードを表にする時は
・片手だけ使うこと(もう片手は、山札をおさえるのに使ってもかまわないです)
・カードは他のプレイヤーに向けてめくること
に気をつけます。

表になったカードが、他のプレイヤーのすでに表になっている捨て札置き場のカードと一致したら(色は関係ありません)、同じカードを持っている2人でトーテムを取りあいます(それ以外のプレイヤーは参加しません)。
トーテムを先にとったプレイヤーは勝ちとなり、自分の捨て札置き場のカードすべてと、もしあったらトーテムの下にあるカードの山を裏返しにして、負けたプレイヤーに渡します。
負けたプレイヤーは、受け取ったカードに自分の捨て札置き場のカードすべてを加え、裏返しにして自分の山札の1番下にいれます。
負けたプレイヤーは、山札の1番上のカードを表にして、ゲームを再開します。

スペシャルカードが表になると、1対1だけでなく、3人以上でトーテムの取りあいとなることがあります。
その場合も、トーテムを取ったプレイヤーが勝ちとなります。
負けたプレイヤーは、全員自分の捨て札置き場のカードをすべて裏返しにして、自分の山札の下にいれます。
勝ったプレイヤーは、自分の捨て札置き場のカードとトーテムの下にあるカードを、負けたプレイヤーに好きなように配ります。

もし、間違えてトーテムを取った場合は、プレイヤー全員の捨て札置き場のカードとトーテムの下のカードをすべて集めて、自分の山札に裏返しにしていれます。

スペシャルカード
・矢印が内側に向いている…
全員トーテムをとります。
トーテムを取ったプレイヤーは、捨て札置き場のカードをすべてトーテムの下におきます。
・矢印が外側に向いている…
全員一斉に山札の1番上のカードを表にします。
その中で同じカードがあったら、そのプレイヤー間でトーテムを取りあいます。
もし、カードが全く一致しなかったら、そのままゲームを続けます。
スペシャルカードを表にしたプレイヤーは、もう1枚山札を表にします。

山札がなくなり、捨て札置き場のカードもなくしたプレイヤーの勝ちです。

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わたしが1号に負けた図(笑)

雨がふる寒い午後に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
2人ともテスト疲れで集中力なさそう…これは、わたし勝つチャンス大かもっ(笑)??

まず、遊んだことのない1号に簡単に説明してスタート。
1周したところで、2号がカードを横にならべたので、「え、横に並べるの?積み重ねるんじゃなくて?」と聞いたら、「うん、先生とやったときはこうやった。じゃなかったら、人数少ないし全然終わらないよ?」と2号。
確かに、説明書読んでいるときに「これ、終わるときは早いけど、泥仕合になると長いかも…」と思ったので、「そうだね、3人だし横にならべよう…って、そしたら比較するカード多すぎるんじゃ…??」とあわてても後の祭り(笑)。

でも、この変更は3人プレイの場合、とてもよかったです。
たいてい2,3枚、多いときは4,5枚カードがならんでようやく一致していたので、積み重ねていたら延々と続き、たまーに一致した時に負けた人がごっそりカードを押し付けられることになったのではないかと。

2周目…3人ともぱらっぱらっとカードを出してゆく。
2号はすっごく似てるんだよ、紛らわしんだよって言ってたけど、そうでもないじゃん、こんなに違ってたらすぐ分か

「ハイ!」
2号がトーテムを奪う。
…誰と一致よ…えーっ、わたしのカードとー??
うっそー…
2号の捨て札押し付けられる。

ぱらっぱらっぱらっぱらっぱらっ…たまってゆくカード。
あー、もういやだー、この緊張感っ…と思ったら、また2号がトーテムを奪う。
…わたしじゃないよねと祈る(笑)。
運よく(わたしにとっては)、1号と一致。
1号、捨て札押し付けられる。

ぱら…ぱら…ぱら…ぱらぱら…ぱら…
あ、スペシャルカードっ!
これは、わたしが見事に反応して取る。
わたしの捨て札はトーテムの下に。

ぱらぱらぱらぱらぱらぱら…「ちょっと待って、出すの早すぎ」(笑)。
ぱら…ぱら…あ。
トーテム取ったー!と思ったら、2号が「よく見て。真ん中違うよ」
…マジっすか??…ホントだ。
前言撤回。
まぎらわしいっつーの(笑)!
1号のカード、わたしに押し付けられる。

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下の2枚にしょっちゅうひっかかったわたし

押し付けたり押し付けられたりで、ふと見ると…2号がたった2枚しか持ってない!
「ちょっと待って、どーゆーことよっ!」
2号無言でニンマリ…「ちょっと、2号止めて」と1号に言うと「よく言うよね、ままのほうがカード少ないのに」…え、ホント?

2号は、カード2枚を表にした後は、じっとわたしたちのカードを見つめる…ぱらっぱらっぱらっ…

1号一瞬早くトーテムをつかむ!
なんだー、やればできるんじゃーん(違う)。
2号、カード増える(笑)。

ただ、1号の集中力はそこで途絶えたらしく…結局2号の勝ち。
以下、わたし、1号。

想像したまんまのゲームです。
ただ、カードのシンボルがとにかく紛らわしい。
大きな丸のカードは、わたしはひっかからなかったけれど、3つの点はほんっと嫌がらせとしか思えないほどややこしい!

今までの早取りゲームって、同じのが出たら取るっていうパターンが多かったと思いますが、あえて紛らわしくするというのは、なるほどなぁと思いました。
カードの拡張が出てるのも納得です。

そして、上にも書きましたが、人数が少ない場合は表にしたカードをすべてならべるというのはいい方法でした。
説明書を読んだときは、積み重ねると思ったし、ネットの写真を見ても積み重ねてあるのがほとんどでした。
もちろん、大人数で遊ぶ場合は積み重ねたほうがいいと思いますが、人数が少ないときはならべるの、おススメです。

2号は「ね、おもしろかったでしょ?先生、すっごく強かったんだよー」…さすが数学の先生だ(笑)。
1号は「おもしろかったけど…疲れてない時にやりたかった。頭が半分寝てたよ」…覚醒してたら、わたしはどーなってたんだろ(笑)。

何も考えないで、遊びたいっていうときにピッタリのゲームです。

 

☆今日のありがとう☆
友達と電話でおしゃべり。
すごくすごく楽しかったです。