紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

酔いどれ猫のブルース(Katzenjammer Blues)

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歌声(猫声)が聞こえてきそう…

猫たちがバンドを組んで、コンサート!
マネージャーたちはそれぞれ4匹組を売り込みますが、一筋縄ではいきません。
決め手はなんといってもネズミです。

No.72

・酔いどれ猫のブルース(Katzenjammer Blues)

Reiner Knizia

・ニューゲームズオーダー

・10歳から

・2人から6人

・時間…30分

・日本語化…日本語版です

このカードゲームは、絵が気に入りました。
なんと16種類もの猫が書かれていて、歌詞(笑)まで書いてある!
楽しそーと思ったのに、あっという間に品切れとなり手に入りませんでした。
ところが、そのあとニューゲームズオーダーさんが日本語版を発売。
今度は落とせないーっと購入しました。

ネズミカードは人数に合わせて準備します。
猫カードはよくきって、各プレイヤーに6枚ずつ配ります。
残りのカードは山札として中央に裏返しにおきます。

スタートプレイヤーがバンドリーダーです。
バンドリーダーは、山札から1枚ずつ表にしてゆき、他のプレイヤーが見えるように1列におきます。
同じ数字の猫カードが2度出てくるか、ジョーカーが1枚でてきたら、そこで終了します。

プレイヤーたちは、表になったカードを競ります。
バンドリーダーの左隣のプレイヤーから始めます。
競りは、手札を使って行います。
すでに値がついていたら、それより高い値をつけます。
つけられない、あるいはつけたくない場合はパスします。
パスしたプレイヤーは、そのラウンドにはもう参加できません。

手札を使っての値のつけ方は

・同じ数字の猫カード何枚かで値をつける
「2を2枚」「3を3枚」と宣言します。
複数枚の値は、1枚の値よりも高い値になります(たとえば、「1を2枚」は「5を1枚」より高い値です)

・バラバラの数字の猫カード何枚かで値をつける
数字が全部違う組み合わせで値をつけることができます。
その時は「バラ2枚」「バラ4枚」のように宣言します。
すでに値がついているときは、
-前に出ている値よりも枚数が多いこと
-すべての猫カードが違う数字であること
の2つの条件を満たしていなければなりません。

1人以外全員がパスしたら、競りは終了です。
競りに勝ったプレイヤーは、つけた値の猫カードを他のプレイヤーに見せ、捨て札にします。
ただし、そのなかにジョーカーがあれば、ジョーカーは捨て札にしないで自分の前に表にしておいておきます。
そして、場の猫カードを受け取ります。

また、競りに勝ったプレイヤーはカルテットを公開することもできます。
同じ数字の4枚をカルテットとして自分の前に表に出すと、その数字のぶんネズミカードがもらえます。
たとえば、2を4枚だしたら、ネズミカードは2枚もらえます。
ネズミカードをもらったら、カルテットのジョーカー以外のカードは捨て札になります。

ジョーカー4枚をカルテットとして出すこともできます。
その場合は、5を4枚と宣言すればネズミカードを5枚もらえますが、ジョーカーのカルテットは捨て札にはならず、そのままプレイヤーの前においておきます。
あるいは、ジョーカー4枚をカルテットとして出してそのまま捨てることもできます。
その場合は、ネズミカードは受け取れません。

山札がなくなるか、ネズミカードがなくなったら、ゲーム終了です。
各プレイヤーは手札のジョーカーと自分の前にあるジョーカーを数え、1番多かったプレイヤーはネズミカードを5枚戻します。
ネズミカードが1番多かった人の勝ちです。

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絵はいいんだけど…

1号、2号、わたしの3人でプレイ。
よく考えなくても、わたしは競りゲームあんまり得意じゃなかった(あ、でも翡翠の商人は好きです・笑)。
絵にひかれて買ったものの、なんとなくいままでやる機会がなかったのは偶然じゃなかったみたいです。

6枚の手札と場のカードをにらめっこ…なんか、こう、もやもやした感じが常にあって「どうしたらいいのかわからない」状態がずーっと続いてました。
たいていのゲームも、最初はもやもやした感じだけれど、そのうち「あー、なるほどー」「そういうことね!」と合点がいく瞬間があって、そこから急激におもしろくなるのですが、酔いどれ猫のブルースにはありませんでした(少なくともわたしには)。
作業をこなすという感じで、なにをどうしたらいいのか最後まで分からず。
競り自体がそういうものだと言われたら、それまでなのですが。

黙々と続けて、結局1号が勝ち、2号、わたしの順番。
勝った1号も「うーん、なんかすっきりしない」、2号は「まぁまぁ」とのこと。
何度かやってみたり、人数を変えてみたら、「そういうことか!」と思うのかもしれませんが…
でも、絵はホントかわいいです(笑)。

 

☆今日のありがとう☆
母の日にもらったバラがどんどん咲いています!
お花があると、空間が生き生きしてきます。
心を和ませてくれてありがとう!