紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

マイ・ゴールド・マイン(My Gold Mine)

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金とドラゴンとくれば…

ぼくの、わたしの、ぼくの、わたしの!
鉱山の奥深くに眠る金…たくさんの金!

そして、そこには恐ろしいドラゴンも住む。
ドラゴンの吐く炎に焼かれないように気をつけろ!
多くの金を集め、ドラゴンにも気を配り、タイミングよく出口に到達するのだ。
ちょっとの運と勇気で、他のプレイヤーに差をつけろ!

No.338

・マイ・ゴールド・マイン(My Gold Mine)

・Dr.Hans Joachim Höh, Michael Loth, Christof Schilling作

・Kosmos

・7歳から

・2人から6人

・時間…25分

・日本語化…必要ありません

「マイ・ゴールド・マイン(My Gold Mine)」は、箱にかかれた「Open & Play」にひかれました(笑)。
いろんな出版社が、EinfachとかEasyとかつけてるけど、あんーまりシリーズ化されてない(笑)。
簡単だけどおもしろいゲームって、実は制作難易度かなり高いと思います。

そして、箱やカードの手触りからすると、これは…と思っていたら、やっぱりmade in China…最近増えましたねぇ。
とはいうものの、この内容物をドイツで作ったら…13ユーロじゃ作れないだろうな…悩むところです。

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小箱にきゅーっといろいろ入ってます!

鉱山カードをならべます。
入り口とトロッコカードの間に3枚、トロッコとドラゴンに間に3枚通常カードをならべて1列にします。

金鉱カードはよく切って、金鉱が見えるようにして積み重ねて山札とします。
1番上のカードがドラゴンになってしまったら、再びきって金鉱のカードが1番上にくるようにします。
出口カードもよく切って、裏返しに積み重ね山札とします。

各プレイヤーは、同じ色のこまとカードを受け取り、こまはトロッコの上に、カードは自分の前におきます。

手番がきたら、以下の2つから1つ選んで実行します。
→金鉱カードをとって、自分の前におく。
→出口カードをとって、表にし、指示に従う。

金鉱カードをとった後のカードがドラゴンだったら、すぐにドラゴンの前にある鉱山カードをドラゴンと交換し、鉱山カードは裏返しにしてドラゴンの後ろにおきます。
そのカードの上にのっていたこまは脱落で、プレイヤーの手元に戻り、このラウンドで集めた金鉱カードは箱に戻します。

出口カードを使って、出口に着いたこまは以後手番は行いません。
すべてのこまが、出口に着くか、脱落したらラウンド終了です。
集めた金鉱カードをの金の数を数え、1番多かった人が金を3つ、2番目は2つ、3番目は1つもらいます。

これを3ラウンド行い、1番多く金を集めた人の勝ちです。

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大判小判がざっくざくー(違っ)!

天気のいい午後に、1号(黒)、2号(黄色)、わたし(赤)の3人でプレイ。
ルールをざっと説明すると、1号も2号もすぐ理解。
…まぁ、金があってドラゴンがいたら、「ドラゴンに捕まる前に金を集めろってことだな?」ぐらいのゲーム経験は積んでるよね(笑)。

1ラウンド目。
3人ともおっかなびっくり(笑)。
どのくらいの割合でドラゴンが出てくるか分からないから、慎重にと思ったのに、割となかなか出ないなぁというのと、「そろそろ出口の方に移動するかな」と思うと、金が2つのカードが出てるという(笑)。
まさに「試されてる?」って感じ(笑)。

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2号、ぐいぐい行く(笑)

2号は割と向う見ずに2つの金を取っては、ドラゴンに近づく…えー、ダイジョウブなの?
1号は慎重に、出口の方に移動…すると、2号は次の手番で、ちゃっかり出口カードをとり、1号と場所交換(笑)。
「きったねー」と1号は言ったけれど、これ、カード運だし(笑)。
そのあと、ちゃんと1号は出口に移動(笑)。

そして1号…金1つ…まぁ、取るよね…
わたし…金2つ…えーっ、どうしよう…まぁ、まだ1つあるからいいかな…(欲に負けた)

…と思ったら。
そのカードの下、ドラゴンー!!
「うっそ!」まさに目の前に迫ってきた(笑)。
「ヤバいなぁ、これ…」と言い終わる前に、2号がさくっと金1つとって…出てきたカードは、また(笑)ドラゴンー!!

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わたし、すでに脱落…

「いやぁぁぁぁー」…と叫んだところで、わたしは丸焦げ(笑)。
「…いきなり脱落ですか、わたし」と言うと、笑いをこらえながら1号「そうみたいね」…そうみたいね、じゃねぇっ(八つ当たり)。

そのあとは、2人とも交互に美しく(むかつく)金を集めつつ出口に向かう。
1ラウンド目は、1位2号、2位1号…わたし脱落(誰も聞いてない・笑)。
2人は金をもらうのに、わたしナシってどーゆーことー??(笑)

2ラウンド目。
今度は慎重に行こうと決心(笑)。
とはいうものの、序盤は全員迷わない。
ちゃっちゃと金鉱カードをとってゆく…2つの金なんてやっぱり目がくらむよねぇ…

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これは…ヤバいって(笑)

そして、今度は1号が欲に負ける(笑)。
前回のわたしと同じく、ドラゴン2連発にやられる(笑)。
「ちゃんときってないよね、カード!!」と1号が言うので、「きったってば!だって続いて出たらおもしろくないと思ったし」と言うと、2号笑いをこらえながら「続いて出たほうがおもしろいかもしれないよ?」…おーまーえーっ(笑)!

とにかく金が欲しかったわたしは、以後めちゃくちゃ慎重になる(笑)。
さっさと出口に戻ったけれど、1位はわたし、2位は2号。
やったー、ようやく金3つ!
なんかめっちゃうれしいんですけどー(笑)。

そして3ラウンド目。
ここで1位になれば勝てるとめずらしくよむ(笑)。
カード念入りにきったし、今度はダイジョウブでしょうっ!

序盤は3人ともどんどん金を集める…欲深なわたしは、つい金2つをとりドラゴンに向かって前進…

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絶対香ばしい香りがしてると思う…(笑)

…した瞬間に、いきなりドラゴンまた2連発!!!!!
「えぇぇぇぇぇー、どーゆーことー??」
「こーゆーこと」と言いながら、1号と2号、わたしのこまをドラゴンの上にのせる…また丸焦げかよっ(笑)。
油のってるしなー、おいしいだろーなー(そうじゃない)。

…そんなわたしを見た2号は、さっさと出口に戻る。
1号はしばらく一人で金鉱カードを集める…「なんかさぁ、ひとりで火遊びしてるみたいんなんだけど?」(笑)。
火遊び…確かに(笑)。

結局、3ラウンド目は火遊び(笑)した1号が1位で、2位は2号。
総合結果は、2号の勝ち。
以下、1号、わたし。

これ、変形坊主めくり(笑)。
でも、ものすごくおもしろいです。
ちょっと仕掛けがあるだけで、こんなに熱い戦いになるのかと(笑)。
ドラゴンが火を吹くのを差し引いても、熱い(笑)。

最初から金鉱カードは表になっているので、とるか、とらないか、だけ。
でも、とった瞬間にドラゴンが見えると、全員大騒ぎ(笑)。

そして、出口カードもただ1つ戻るってだけではなく、「全員戻る」とか「誰かと場所を交換する」とか、はたまた「金が3つもらえる」ってカードまであって、最後まで「試されてる?」状態(笑)。
出たいから出口カードとったのに、金3つって言われたら…ねぇ(笑)。

結局カードの引き運じゃんって言われるかもしれませんが、でも、最初から3ラウンド行うことになっているので、引き運だけじゃないと思います。
今回わたしたちは3人で遊びましたが、マックスの6人で遊んだらどうなるんでしょう。
やってみたいです!

おまけ

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遊び心がそこここに

鉱山にコウモリがいたり、トロッコにネズミが寄りかかっていたり、炎の中をカタツムリが歩いていたりと、デザインも楽しいです。

 

☆今日のありがとう☆

その1
夜中に雨が降って、今日はいきなり寒い(笑)!
でも、日中はきゅーっと気温が上がって、それなり(笑)。
天気は曇ったままだったけれど、過ごしやすい気温でのんびりできました。

その2
夫の作った夕飯が絶品!
肉団子にトマトソースがかかっているシンプルなものなんだけど、おいしいっ!
1号も2号も大好物で、2号は学校で「料理のレシピを作る」宿題が出た時、夫に聞いてこの料理のレシピを提出したぐらい。
でも…そのレシピ通りに作っても、なんか違う(笑)。
今日夫が作ったやつのほうが絶対おいしい(笑)。
…と言ったら、「ん-、やっぱり経験の差、かな?」だって。
ちなみに、元は夫のお父さんが作っていた料理だそうです。

その3
さぁ、新しい一週間の始まり!
顔を上げてゆきましょうっ!
ルンルン♪