紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

2024年のSpiel des Jahresノミネート作品

夏休み前のお楽しみ!

6月11日に、2024年のSpiel des Jahresノミネート作品が発表されました。
あ、そーいえば…というのもあれば、え、そっちなの?というのもあり(笑)。
今日は、その紹介です。

Spiel des Jahresは、1979年から始まったドイツ語の新作ボードゲーム、カードゲームにおくられるゲーム賞です。
2001年にはKinderspiel des Jahres(子ども向けゲーム)、2011年にはKennerspiel des Jahres(上級者向けゲーム)も作られました。
個人的に、Spiel des Jahresの日本語訳がしっくりこないので、このブログではあえて原語で書いてます。

さて、まずは上級者向けゲームKennerspiel des Jahresのノミネート作品は…

e-Mission / Daybreak
Matt Leacockさん、Matteo Menapaceさん作。
あちこちで見かけたけれど、BGGの難易度が3に近かったので、わたしの環境ではムリかなぁと却下。
協力ゲームで、地球を救う(!)とのこと。

ギルドオブマーチャントエクスプローラーズ(Die Gilde der fahrenden Händler
Mattew Dunstanさん、Brett J. Gilbertさん作。
…これ、Kennerspiel?
BGGの難易度2.05、ですが(笑)。
調べたらとてもおもしろそうだったけど、値段が高すぎてウチはムリ(笑)。
商人となり、あちこち移動してお金を稼ぎます。

チケットトゥライド レガシー 西部開拓記(Zug um Zug Legacy – Legenden des Westens)

断じて脱落したわけではない!

Rob Daviauさん、Matt Leacockさん、Alan R.Moonさん作。
発表見て、「あ、そーいや、これがあったね」と思いました、スミマセン(笑)。
印象に残ってなかったわけではないんだけれど、まだ完走できてないのでなんとなく自分のリストから外してました(笑)。
だんだん広がるアメリカ、手を変え品を変え進んでいくラウンド、とても遊びごたえがあると思います。
ただ、もう少ししっかりテストプレイして欲しかったし、説明書も分かりやすく書いて欲しかった!

推薦リストは…
Mischwald
Botanicus
Ritual
Bier Pioniere

 

次は、Kinderspiel des Jahres
ノミネートは…

Große kleine Edelsteine
Wolfgang Warschさん作。
自分の子どもがすでにKinderspielの年齢でないため、今回はほとんど分かりませんでした。
昔は、この分野が一番得意だったのに(笑)。
王さまの王冠から落ちた宝石と同じものを探すゲームです。

Die magischen Schlüssel
Markus Slawitschekさん、Arno Steinwenderさん作。
これは、パッケージ見たことありました。
宝箱を開けるための鍵を探すゲームです。

Taco Katze Pizza Junior
Dave Campbellさん、Thierry Denoualさん作。
オリジナルの「タコネコヤギチーズピザ」を子ども向けにチューニングしたもの。
これ、子どもがハマるの、想像できます(笑)。
大人でもハマったもん(笑)。

推薦リスト
Lecker Lava
・Die Nadel im Heuhaufen
・Fluffy Valley

 

そして、Spiel des Jahresのノミネートは…

Auf den Wegen von Dawin
Grégory Grardさん、Matthieu Verdierさん作。
ネットで見て、興味がわいたので調べたのですが…高いっ!
で、内容的にかなりビンゴっぽかったので、ウチは却下しましたが、ノミネートされちゃった(笑)。
動物研究のために旅をして、動物を集めます。

Captain Flip
Paolo Moriさん、Remo Conzadoriさん作。
これは、ネットショップのカートに入れてました(笑)。
クアンド(Quando)といい、タイルやカードの両面印刷(もともと両面印刷だけど、両面表扱いという意味)が流行なのかな。
こちらは、ちゃっと注文しちゃった(笑)。

スカイチーム(Sky Team)

無事着陸っ!

Luc Rémondさん作。
これ、絶対ノミネートされると思ってました!
ただし、Kennerspiel des Jahresで(笑)。
なーんーでーSpiel des Jahres?
ルールは分かりやすいし、BGGの難易度は2.03だけど、プレイ感はかなり重い気が…2号が「これ、パパはムリだと思う」というぐらいなので、そんなに簡単なゲームではないと思います。
機長と副操縦士となり、飛行機を無事空港に着陸させます。
羽田空港もありますよん。

推薦リストは…
・Trio(日本版は、「ナナ」)
パストニヒト(Passt nicht!)
トレッキングヒストリー(Trekking –Reise durch die Zeit)
・Schätz it if you can
・ハーモニーズ(Harmonies)
・Ghost Writer

 

余談ですが、Spiel des Jahresの推薦リストに「トレッキングヒストリー(Trekking –Reise durch die Zeit)」が入っていたのがうれしかったです。
これ、遊びましたが、シンプルなのにしっかりおもしろくて、すごく気に入りました。
あと、「ドラゴンキーパー」が入ってなかったのは、残念。
ノミネートはムリでも、推薦リストに入らないかなーと思っていたので。

相変らず、ウチのターゲットってSpiel des Jahresなんだなーと実感。
どのゲームも見たことはあったけど、買って遊びたいと思うのはやっぱりSpiel des Jahresのゲームでした。

 

さて、今回のわたしの予想は…
Kennerspiel des Jahres
チケットトゥライド レガシー 西部開拓記(Zug um Zug Legacy Legenden des Westens)

Kinderspiel des Jahres
Große kleine Edelsteine

Spiel des Jahres
スカイチーム(Sky Team)

チケライレガシー、忘れてたくせによく言うって感じですが(笑)。
でも、あれは、これでもかーっと詰め込んだ人たちの根性をたたえたい(笑)。
ひっかかるとすれば、値段…ボードゲームの値段ではないですよね。

スカイチームは、なんか取るだけのすごさがあると思います。
ネックになるのは、2人専用という点。
今までSpiel des Jahres受賞作で、2人専用ってないんですよね。
Spiel des Jahresのターゲット層が、2人専用をどれだけ遊ぶかというと、ちょっと難しいかなという気がしないでもないです。
でも、出色の出来だと思います。

7月21日の発表が楽しみです…って、時間調べたら18時…日本の夜中の1時ですか(笑)。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日もいい天気でした!
気持ちよく晴れて、気温も少し(笑)は上がった…と思いたい(笑)。

その2
久しぶりに「とんちんかん(笑)」に会いました。
いろいろみょうちきりんなことを言ってたけど、「ピアノは遅くに始めてもいいけど、弦楽器って遅くに始めてもムリなんですって」と言い出す。
それ以外は、はいはいはいはいはいと聞き流したけど、さすがにそれは聞き流せなくて「すいませんねー、わたしチェロのレイトスターターなんですけどー」と言ったら、心底びっくりした顔してて、なんかもう…という気分になりました(笑)。

その3
確かにね、40過ぎてチェロ始めるって話したら、「えー、なんで?」「今ごろ?」っていう反応いっぱいだったからなー。
「ムダじゃない?」とまで言われたもんね。
うるせー、わたしがやりたくてやるんだ、ムダかどうかはわたしが決めるっと思いましたが(笑)。
おかげさまで、今も続けてるし、めちゃくちゃ楽しいですよん♪

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん