紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

タコネコヤギチーズピザ(Taco Katze Ziege Käse Pizza / Taco Cat Goat Cheese Pizza)

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タイトルがそのまんまゲーム(笑)

タコ ネコ ヤギ チーズ ピザ!
突拍子もないこの5つの言葉を覚えてください。
みなさんは、順番にこの言葉を言いながらカードを出します。
言葉と出したカードが一致したら、場のカードの山に誰よりも早く手をおきます。
1番最後に手をおいた人は、場のカードをすべて引き取らなければなりません。
誰よりも早く自分のカードをなくしましょう。
でも、混乱しないように気を付けて!
中毒性のあるこのゲームは、名前と同じぐらい独特なのです。

No.271

・タコネコヤギチーズピザ(Taco Katze Ziege Käse Pizza)

・Dave Campbell作

・blue orange

・8歳から

・2人から8人

・時間…10分

・日本語化…日本語版が出ていますし、日本語版でなくても遊べると思います

 ネットで、絵がかわいくて目につきました。
…こういうのって、絶対ドイツじゃないよなぁと思ったらやっぱりそうでした(笑・出所はフランス)。
反射神経系は、ゲップがでるほど持ってるのですが、絵のかわいさで購入(笑)。
今、こういうかわいさが必要なのです(開き直り)。

カードをよくきって、各プレイヤーに5人以下で遊ぶ場合は12枚、6人以上で遊ぶ場合は均等にくばります。
残ったカードは箱に戻します。

くばられたカードは、各自表を見ないで裏返しのまま積み重ねて自分の山札とします。
スタートプレイヤーから順番に「タコ」「ネコ」「ヤギ」「チーズ」「ピザ」と言いながら、自分の山札の1番上のカードを表にして場に出します。
カードは、全員同時に見えるように表にします(自分だけが見えるように表にしたら失格で、場のカードを全部引き取ります)。
その際、出したカードと言った言葉が一致したら、全員一斉に場にあるカードの上に手をおきます。
1番遅かったプレイヤーは、場のカードを全部引き取って、自分の山札の下に裏返しに入れます。
自分の山札がなくなっても、言葉は言い続けます。
お手付きしたら、場のカードを全部引き取ります。

特殊カード
特殊カードが表になったら、指定された動作をしてから、場のカードの上に手をおきます。

ゴリラ…胸をたたきます。
マーモット…両手で机をたたきます。
イッカク…頭の上で手を合わせて、角をつくります。

ゲームの終了
自分の山札がなくなって、場のカードの上に1番早く手をおくことができたプレイヤーの勝ちです。

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箱の底にまで書いてある「呪文」(笑)…これには意味があった!

午前中は青空だったのに、くもりだした午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
春がくるかと思ったら、これだもんねぇ…

まず、ルールを説明。
「タコ、ネコ、ヤギ、チーズ、ピザって順番に言いながら、自分の前のカードを1枚表にする。言葉とカードが一致したらとる。特殊カードが3つあって、ゴリラは胸をたたいて、マーモットは机をたたく、イッカクは頭の上で角をつくってからとる」と言うと、1号も2号もすぐ理解。
しかも、2号は「マーモットは、どれくらい机をたたいたらいいの?」…このヒト、ホントにゲーマーだよね(笑)。

カードを12枚配って、さぁスタート。
スタートしてすぐに、なんでそこら中にタイトルが書いてあるかが分かる。
「タコネギヤギチーズピザ」って、あまりにもつながりなさ過ぎて、すぐには覚えられない(笑)。
だから、3人とも箱や説明書やカードに書いてある「タコネコヤギチーズピザ」を見ながら言葉を言う。
「ねぇ、これ見ながら言うなら、ドイツ語の方がいいんじゃない?」と1号(ウチの「タコネコヤギチーズピザ」は、ドイツ語版)。
…うん、いちいち日本語にするのは手間がかかるよね…

というわけで、ドイツ語に変更。
3人ともそれぞれ目につくところに、箱やら使わないカードやら説明書やら(笑)おく。
何度か遊べば、頭にすぐ入るリズムだと思うけど、カードの絵を確認しながら言うと、意外に覚えられない…のはわたしだけ?

…と思ったら、1号も2号もカンペ(笑)をちらちら見ながら言ってる(笑)。
よかった、年のせいじゃないらしい(笑)。

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こういうのって、ほんっと困る(笑)

しかも、遊んでしばらくすると、ピザまで行くことはほとんどないことに気がつく…なので、中盤になっても「タコネコ...ヤギ?」ぐらいまではすらすら言えても、そのあとの「チーズ」がするりと出てこない(笑)。
ようやく「チーズ(ドイツ語ならKäse...「ケーゼ」って感じでしょうか)」まできたのに、ピザのカードでお手付きしたり(ピザとチーズは絵が似てる)、「タコ」「ネコ」ときてつい「チーズ」と言っちゃったりで、どんどん混乱(笑)。

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チーズかピザかはっきりして(笑)

それに拍車をかけるのが、特殊カード。
ゴリラとマーモットが似ていて、これはひっかかるよなぁと思ったのに、3人とも意外にひっかからない。
なのに、2号はゴリラとイッカクで勘違い(笑)。
両手を頭に持っていってから、「あーっ」と言いながら、手を胸に(笑)。
それにつられた1号とわたしは、思わず爆笑(笑)。
2号は「もういいっ、間違えたっ!!」(笑)。

その上、こうやって間違えるのを見ていると、なぜか間違えたことがすとんっと頭に入って、正解と勘違いしてしまう(笑)。
…別名・頭のなか大混乱(笑)。

それでも、反射神経系は苦手なわたしにしては、善戦。
結局、山札を全部なくし、なおかつ1番に場のカードに手をおいた2号の勝ち。

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色違い1枚だけとか、ここまで来ると立派(笑)

全部の絵がまぎらわしいわけじゃないのに、遊んでるうちに全部似たように見えてくるのはなぜなんでしょ(笑)。
しかも、後で気がついたのですが…1枚ずつ色違いが入っていました。

そのうえ、絵は同じでも背景の色がかえてあるので、あからさまじゃない違いに翻弄されます。
このさりげない違いって、だんだん苦しくなるタイプ(笑)。

反射神経系といえば、わたしは「おばけキャッチ」を思い出しますが、あれよりも一般向けだと思います。
「おばけキャッチ」は知能検査みたいだし、考えることが多すぎて脳みそをしぼりまくりますが、「タコネコヤギチーズピザ」はひねりすぎてないので、苦しくないです(笑)。

あとは…遊ぶ前には爪をちゃんと切っておきましょう(笑)。

 

☆今日のありがとう☆

その1
とってもいい天気だったので、夫と2人でお散歩。
久しぶりのお散歩は、とっても気持ちよかったです。

その2
お散歩の目的地は、近所の桜並木。
ちょっと満開が過ぎちゃったかなという感じだったけれど、桜を見ていたらJR東海の「そうだ京都、行こう。」のコピー「春に桜が必ず咲く国に生まれて、ラッキーでした」を思い出しました。
お花見というすばらしい文化を持つ国に生まれたこと、本当にしあわせだと思います。