紺碧のSpielplatz

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チケットトゥライド 日本(Zug um Zug / Ticket to ride Japan)その9

お久しぶりーねー(笑)!

となりのトトロさんが遊びに来てくれました。
おっしゃー、人数多めのゲームができるーっと思ったのに、1号「あ、その日帰るの遅いわ」2号「出かける予定あるんだけど」…マジっすか(笑)。
しかも、夫は「うーん、新しいゲームはできそうにないなー、やったことあるゲームにしてくれない?」…マジっすか・その2(笑)

というわけで、いつもの「チケットトゥライド」となりました(はぁ)。

チケットトゥライド 日本
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夫とやったことあるやつで、わたしがやりたいゲーム…となれば、やっぱり「チケットトゥライド」だよねぇ。
で、わたしが今やりたいのは…うーん…と棚の前でしばらく悩んだけれど、すぐに「日本」に決定(笑)。
夏に帰ったばっかだし、久しぶりに楽しめるのではないかと。

一応、思い出したように書いておきますが、「チケットトゥライド 日本」はマップコレクションの7で、イタリアとセットになっています。
拡張なので、本体「チケットトゥライド」か「チケットトゥライド ヨーロッパ」から電車こま、電車カード、得点マーカーを借りてこなければ遊べませんのでご注意を。

家族で遊ぶ日(374)。
夫(青)、トトロさん(緑)、わたし(赤)の3人でプレイ。
3人プレイは、複線は1本しか使えない…うげーっと思ったけど、本州にはあまりない。
問題は、東京と九州なんだよなぁ。

チケットを確認すると。
いきなり出てくる東京メトロ
ごめん、東京メトロに恨みはない、ないけど、このゲームに関しては、わたしは東京メトロと恐ろしく相性が悪い(笑)。
なので、ちゃっちゃと捨てる。
これは、なかなかいい作戦だった!

残りは、松山ー名古屋、京都ー青森、長崎ー新潟。
これなら、新幹線使えばできそう。
早い者勝ちになりそうなのは、新幹線から松山、新潟、かな…

…などと作戦を練っていると(笑)、トトロさん「ごめん、土地勘ないから全然わかんないんだけど、名古屋ってどこ?」
夫とわたし「ここ」
トトロさん「あと…たか…まつ?」
夫とわたし「ここ」
…自分から目的地をばらすスタイルですね(笑)。

初めてプレイするトトロさんに、新幹線のルールを説明する。
トトロさんとわたしはチケット1枚戻し、夫は全部キープで、さぁ、出発!

スタートプレイヤーは、わたし。

いきなり走る…しかも1台(笑)

電車カードあったし、さっさと走っとく(笑)。
ちなみに、ウチでは3人以下で複線なしになる場合は、分かりやすく複線の真ん中に電車を置いてます。

トトロさん「新幹線は、何色のカードでもいいんだよね?」
わたし「うん、同色で枚数があれば、それで走れるよ」

九州新幹線開通!

新幹線を2区間走らせて、トトロさん「このこま、いいなぁ。新幹線、いいよねー」
でしょ、だから日本マップは、付属のこまが=を使いたくなるんだよね。

そして、夫は。

どいつも…

…まぁ、そうなるよね。
人のことは言えないけど(笑)、さっさと複線をおさえちゃうとこが職人だなー(笑)。

で、わたしは、トトロさんが走ってくれた九州新幹線を利用して、長崎へ。

長崎到着

わたし「新幹線は、走った人だけじゃなくて、他の人も使えるの。だから、わたしも使える」
トトロさん「さすが、新幹線!」
新幹線ファン誕生(笑)。

トトロさんが楽しそうに新幹線を走らせてくれるので、わたしは先に新潟をおさえておく。

こいつも…

トトロさんが新幹線つないだ後に、わたしが必要なところをつなぐという作戦。
さぁ、成功するか(笑)?

そして、ふと見ると…

こいつもか…

あっ。
…日本マップは初めてでも、他のチケットトゥライドで散々遊んでるのが分かる手(将棋じゃないっつーの・笑)。
ふむ、トトロさん、ここは新幹線で結ばないのか…わたし結んでもいいけど、そうすると夫に相乗りされるだけだよね…

そんなことを考えていると…トトロさん、広島ー岡山は新幹線で走ったけど…

おもしろすぎるーっ(笑)

…露骨な新幹線回避路線(笑)。
吹き出しそうになりつつ、わたしはあえて岡山ー大阪は新幹線で走る。

新幹線気に入ったんじゃなかったの(笑)?

トトロさんは、結局京都名古屋も新幹線使わず。
まぁ、ここは台数少ないし、あとで走れるだろうと、わたしは後回しにする。

その後、3人とも黙々と走る。
どうやら夫は都内をひきまくったようで、ひとりで走り回ってる。
よかった、東京メトロは捨てといて(笑)。

最初にチケット追加したのは、夫。
夫は、ほっとんど新幹線を走らせず、新幹線得点ぶっちぎりのビリ。
2回目にチケットを追加した時は、自分の電車数台しか残っていなかったぐらい。

その後、トトロさんもチケット追加…なんでー、わたしまだ全部つながってないのにーっ!
あと、新幹線で京都ー名古屋をつなげば…

なんでそんなとこを走らせるんだーっ!!

…そう思った瞬間、夫がうきうきと最後の新幹線を函館ー青森に置く。
ちょっと、なんで新幹線走らせるのよーっ、その新幹線、次の手番で走らせるつもりだったのにーっ(心の中で絶叫!!)。

夫「これで、ゲーム終わりだよね?」
わたし「え、や、ちょっと待って、あ、うん、そうなんだけど、あなたも含めて、あと1手番プレイできる…よ…」
トトロさん「え、あと1手番だけ??チケット取ったばっかりなのに?」
わたし「はい…残念ながら…」
トトロさん「じゃあ、なるべく得点少ないやつキープして…」

わたしは、京都ー名古屋がつながっていないので、チケット3枚中2枚が未完という恐ろしい状態に陥る。
このまんまじゃ、初のマイナス得点???
トトロさんと同じく頭が真っ白になりつつも、脳みそフル回転で「新幹線こまがなくなったあとは、新幹線のますに自分の電車を置ける」というルールを思い出す!
…そうだ、新幹線なくなったから、わたしの電車置けるじゃんっ!
うわーっ、手札に同色2枚カードあるっ!
セーフっ!!!!!

どうだーっ!!

まさに「間に合った」という感じ(笑)。
電車置いたら、めっちゃホッとしたもんね(笑)。

終了時のマップ。

新幹線が、ど真ん中で切れてる(笑)

途中、トトロさんが新幹線を迂回した小倉ー広島間。

わたしも負けない(笑)

わたしも迂回(笑)。
2人とも性格悪いよのう(笑)。

夫は、東京メトロ大株主になったらしい。

都内は難易度高いから…

よかった、乱入しようと思わないで(笑)。

そして、チケット確認。
チケット追加できなかったけど、わたしは3枚完成。
トトロさん、4枚完成、1枚未完。
夫…6枚もチケットあるのかー、こりゃー夫の勝ちだなーと思ったのに。
夫、なんとトトロさんとわたしが新幹線を回避した小倉ー広島、そして最後にわたしがつないだ京都ー名古屋は新幹線が走っていないことを見落とし(新幹線、はじからはじまでつながってると思い込んでたらしい・笑)、博多ー宮古、広島ー函館の2枚が未完の大マイナス!
夫「え、つながってなかったの?気が付かなった!きみたちがつないでくれたと思ったのに…」
チケットトゥライドは、そんなに甘くないってば(笑)。

電車得点は、トトロさん、チケット得点はわたし、で、勝ったのはわたし!
トトロさん「新幹線、気に入った!また遊びたい!」とのこと。

いやー、最後の京都ー名古屋で、新幹線ルールが思い出せたのはうれしかった(え、そこっ?)。
今回わたしは、ほぼ新幹線から支線を出して完成するチケットだったので、新幹線の動向を常に観察してました。
なので、トトロさんの露骨な回避に気が付いて、カバーできたのは我ながらエライ(笑)。
いつもなら、夫と同じく「え、ここつながってないの?」と後であわてたと思います。

うん、久しぶりに遊んでみたら、ちゃんと上達してた気がするので、よかった(笑)。
これは、また遊びたいです。
読んでくださって、ありがとうございます。