紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

カルカソンヌ ゴールドラッシュ(Carcassonne Goldrausch)

一攫千金を目指せっ!

開拓時代の西部…未踏の地が広がっている。
最初の鉄道が敷かれ、開拓者のテントの村が街となり栄え始める。
インディアンとの交易で豊かになり 特に価値が上がったのは野馬だ。
ところが、金鉱脈が発見されると、もう止まらない。
全員が一攫千金を夢見るようになる。
だが、注意せよ。
発見した金鉱には、ライバルもやって来る。
ちょっと目を離したすきに、金塊はすべてなくなっているかもしれない。
ゴールドラッシュの始まりだ!

No.501

カルカソンヌ ゴールドラッシュ(Carcassonne Goldrausch)

・Klaus-Jürgen Wrede作

・Hans im Glück

・8歳から

・2人から5人

・時間…35分

・日本語化…必要ありません

カルカソンヌこちら
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うまく時間が取れたので、やったーゲームができるー!!とよろこんだのもつかの間、「でも、何で遊ぼう…」ですごく悩む(笑)。
いくつか候補をしぼって、説明書と格闘するものの「こういう気分じゃないんだよねー」「適正人数じゃなかった」「何言ってんだか分かんない(あるある)」などなどでくじけそうになった時、ふと目についたのが「カルカソンヌ」。
あ、そーいや世界シリーズの「ゴールドラッシュ」は、まだ記事にしてなかったっけ、これなら遊びたいな…
…というかなーり消極的な理由で「ゴールドラッシュ」となりました。
別名・「困った時のカルカソンヌ」(笑)

さて、ルールは。
基本は「カルカソンヌ」と同じ(爆)。
違いは…
・金鉱タイル
金鉱タイルを置いた後、金鉱タイルに書かれた金塊の数、金塊チップを裏返しにのせます。
金鉱が完成したら、その金鉱にあるすべての金塊チップを受け取り、金鉱タイルに書かれた金塊の数の合計が得点となります。
・鉄道タイル
通常の「道」と同じですが、鉄道に1台だけ機関車が走っていたら、完成すると得点が倍になります。
2台以上走っていたら、通常の得点です。
・街タイル
街から出ている線路がすべて完成したら、1路線3点として計算し得点がもらえます。
・草原
オリジナルの草原ルールとほぼ同じですが、得点は草原にあるインディアンの集落が2点、野馬が4点になります。
ただし、初めて遊ぶ時は草原ルールなしが推奨されています(まぁ、ウチは常に草原ルールなしで遊んでますが・笑)。

各手番では、今置いたタイルにカウボーイを置くことができます。
カウボーイを置かなかったら、テントを好きなタイルに置くことができます。
カウボーイもテントも置かなかったら、テントが置かれた金鉱にある金塊チップを1枚受け取ります(金鉱に誰のカウボーイがいるかは関係ありません)。

最後のタイルが置かれたら、得点を計算し、1番多かった人の勝ちです。

カウボーイこまがかわいい!!

家族で遊ぶ日(328)。
夫(青)、2号(黄色)、わたし(赤)の3人でプレイ。
スタートタイルを置いて、金塊チップを置く。

静かな始まり…

わたし「金鉱には、金塊チップがついてくるの。で、この裏に金塊があって、最後にそれも点数になる」
夫「最高点は?」
わたし「5点だったと思う。あ、でも、ただの石もある。ただの石はもちろん0点ね」
2号「ふーん…」

スタートプレイヤーは、わたし。
タイルを表にすると、運よく金鉱付き。

最小金鉱完成っ(笑)!

わたし「金鉱に金塊が1つあるから、金塊チップを1枚置く。同じ金鉱内だったら、金塊チップは1か所に集めるんだって。で、カウボーイを置いて、金鉱完成。わたしは、金鉱にあるチップと、金鉱にかかれた金塊の数だけ得点がもらえる」
2号「なるほど」

夫も、金鉱を作り、2号は線路を伸ばす。

まさに開拓時代!

夫は、かなり気に入ったようでどんどん進めたがるんだけど、落ち着いてやらないと金塊チップ置くの忘れるっつーの(笑)。

わたしは、街が出てくる。
街って、えーっと…「あ、街から出ている線路が完成したら、線路1本につき3点だって…ふーん」
物は試し、カウボーイ置いてみよっと。

これが大変だった…

夫は、連続で金鉱。
引き運あるねー。

2号もようやく金鉱を引き当てる。

…体験しないと分からないことは多い…

わたしの街は、ようやく線路が1本完成。
…これ、もしかしなくてもかなり手間がかかるのでは…

わたし、小さいけれど金鉱完成。
奪われる前に持って帰る(笑)。

コールドラッシュでは、誰も信用してはいけない(笑)

さり気に2号は、線路を伸ばしてる。

夫、線路完成!
しかも機関車付きなので、得点2倍。
…これはオイシイかも…

機関車付き線路完成!

2号も長い線路、ちゃんと完成させる。
こちらも、機関車付きなので得点2倍…いいなぁ。
…わたしの街は、まだ終わってないけどなっ(笑)。

テントのお出まし

序盤は、ひいたタイルにこまを置くけど、しばらくするとこまを置かない手番が出てくる。
そこで、わたしはテントのルールを説明。
わたし「カウボーイを置かなかったら、テントを移動できる。テントはどこの金鉱に置いてもいい。んで、カウボーイも置かず、テントも移動させなかったら、テントがある金鉱にある金塊チップを1枚もらえる」
2号「あー、なるほどね、盗めちゃうわけか」
わたし「2号、パパんとこに置いたらいいのに(夫の金鉱、かなり金塊がたまってた)」
2号「いいよ、もめたくないから、自分のとこに置く」
…そう、家族で遊んで後味悪いと、そのあとの家族のだんらんが悲惨なことになるからなー(特にウチの場合・笑)。

わたしは途中でカウボーイが足りなくなったので(街に置いたカウボーイが帰ってこないっ!)、金鉱タイルをひきながらもカウボーイを置けなかった…

金塊回収テント(笑)

…ので、わざわざテントを移動して金塊チップを回収したのが、下の金鉱(笑)。

一番最初においた街…まだできない…(笑)
これは失敗だったな…

夫、金塊ためてる(笑)

全体的に、夫が金鉱をひくことが多かったので、中盤でわたしは思い切って夫の金鉱にテントを張る(笑)。
カウボーイ置かずに、ちまちまと夫の金塊チップをもらってたら、夫もあわてて自分のテントを張る(笑)。
「ゴールドラッシュ」の場合、金鉱は大きくしすぎない方がいいかもしれん(笑)。

そんなこんなで、あっという間に終了。

見やすいデザイン

とても見やすいデザインなんだけど、金鉱タイルは一部金鉱が小さすぎてカウボーイと金塊チップが置きづらい。
もう少し金鉱を大きくしてくれてもよかったと思う。

金塊チップは、こんな風に分けた(笑)。

集めまくった赤(わたし)

わたしがかなり掘りまくったという感じ(笑)。
2号は、線路ばかりひいていた印象。

得点計算してみると…僅差で夫の勝ち、以下わたし、2号。
くっそー、これが回収できていれば…

金塊はためてもしょうがないのに…

こんなに残しちゃ勝てないよねぇ。
夫「このタイルの絵、いいね。分かりやすいし、見てて楽しい」
2号「金塊をテントで取りに行くっての、おもしろい」
とのこと。

 

安定のおもしろさ。
世界シリーズでは、これが1番好きかもしれません。
タイルをひくのが金脈探しに似ていて、盛り上がります。
そして、テントのルールは秀逸!
金鉱タイルが来ないなら、他の金鉱に行ってテント張れってなもんで、ものすごく自然(笑)。
あと、線路に機関車で得点2倍ってのは、侮れないです。
今まで道タイルだとハズレって感じだったのが、一気に変更されました(笑)。

ただ、その分街は微妙かも。
わたしが下手ってこともあると思いますが、それでも1番最初においた街のカウボーイ、戻ってこなかったもんね(笑)。

カウボーイこまもかわいいし、ルールもすごく自然だし、何より遊んでいて楽しい!
盗んだ金塊がただの石だとほんっとガックリするし、5個もあったらにんまり(笑)。
このくじ引きっぽいのって、ゴールドラッシュと合ってると思います。

夫はかなり気に入ったみたいだし、また遊びそうですね、これは(笑)。

 

カルカソンヌ ゴールドラッシュ・その2はこちら

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日の天気は、くもり。
でも、雨は降らず…しかも、気持ち暖かくなったような気がするのは…やっぱり気のせい(笑)?

その2
休みに入ったので、新しいゲームもいけるやろっとあるゲームを出したんだけど…夫、デッキ構築が理解できず、キレる(笑)。
獲得したカードを使わないで捨て札にする、というのが納得いかなかったらしい。
「今使いたいから欲しいのに、なんで使わないで捨てるの?」
…そこからかっ(笑)。

その3
でも、何度か遊んだら理解できて、理解できたらおもしろくなったらしい。
…よかった(笑)。

その4
午後、夫に一緒に古本屋さんに行こうと誘われる。
その古本屋さん、わたしはしょっちゅうボードゲーム目当てで行くんだけど、たいていあんまり時間がないからざっと眺めるだけ。
でも、夫は、ひっさしぶりだったので隅から隅までじっくり見てて、わたしも普段見ない棚をのんびり見る…そしたら、ずいぶん前にちょこっと見ておもしろいと思ったドラマのDVDが!!
これは買い!!
夫のおかげで、掘り出し物見つけちゃった!

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪