紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ドルフロマンティック ドーフロマンティック(Dorfromantik Das Brettspiel)

村浪漫(笑)

ドルフロマンティックは、全員で協力してタイルを並べるゲームです。
六角形のタイルを並べて素晴らしい世界を創造し、住民の希望を叶えます。
獲得した得点が増えると、封じられた箱からみなさんの世界へ見知らぬ土地タイルや住民が現れます。
見知らぬ土地タイルや住民は、みなさんを次のプレイで、新たな挑戦をうながし、より多くの得点を獲得できるように導いてくれます。
さぁ、どれだけの得点を獲得することができるでしょうか。

No.485

・ドルフロマンティック(Dorfromantik das Brettspiel)

・Lukas Zach und Michael Palm

・Pegasus Spiele

・8歳から

・1人から6人

・時間…30分から60分

・日本語化…一部カードの和訳が必要ですが、ゲーム自体は必要ありません

・Spiel des Jahres受賞(2023年)

「ドルフロマンティック」は、2022年のSpiel新作です。
会場でも評判になっていましたが、わたしは元がコンピューターゲームと聞いてなんとなく腰が引ける(笑)。
コンピューターでゲームできんなら、別にボードゲームにしなくてもいいんじゃない?と思いまして(おいっ)。

しかも、タイルが六角形だったので、つい「カスカディア」を思い出し、六角タイルゲームは「カスカディア」がめちゃくちゃおもしろかったからもういいんじゃない?(おいっ・笑)
ついでに言うと同じ理由で、「アクロポリス」もスルーしかかってました(笑)。

ところが、そのあと「ドルフロマンティック」も「アクロポリス」もおもしろいと評判になり、結局どちらも購入(笑)。
特に、「ドルフロマンティック」は、調べてみたら「カルカソンヌ」好きなウチの家族に合ってるじゃん!と、すぐ買っちゃいました。
ちなみに、ここに書くのはなんですが、「アクロポリス」もおもしろかったです(笑)。

さて、ルールは。
通常タイルは、裏返しにしてよく混ぜて積み重ねて山にします。
得点タイルも裏返しにしてよく混ぜ、積み重ねて山にします。
得点タイルのわきに、得点マーカーを種類別に分けて裏返しにしてよく混ぜて置きます。

スタートプレイヤーは、得点タイルを1枚表にし、その得点タイルに書かれた種類の得点マーカーも1枚表にし、得点マーカーを得点タイルの上にのせて、場に置きます。
これを、3番目のプレイヤーまで繰り返します。

タイルを置く際は…
・すでに置かれたタイルに、少なくとも1辺は接して置きます。
・線路と川は必ず合わせますが、それ以外の地形は自由に置くことができます。
に気をつけます。

場に、得点マーカーがのったタイルが3枚になったら、通常のタイルを1枚表にして、場に置きます。

得点マーカーがのったタイルを含めて、得点マーカーの数だけ得点マーカーの種類のタイルが接して置かれたら、完成となり得点になります。
完成した得点マーカーを、わきに置きます。
次の手番のプレイヤーは、通常タイルではなく得点タイルを表にして、得点マーカーをのせて場に置きます。
場にある得点マーカーは、常に3枚あるようにします。

通常タイルには、旗のついたタイルがあります。
旗のついたタイルは、ゲーム終了までにその種類の地形を完成させたら、タイルの枚数分が得点となります。

通常タイルがすべて置かれたらゲーム終了です。
得点を計算し、その得点によって新しいタイルや、ルールが追加されます。

配色がきれい!

家族で遊ぶ日(309)。
珍しく4人そろった!
となると、説明書を読んだら、すんなり頭に入る自然なルールで、しかもおもしろそうな「ドルフロマンティック」、これっきゃないっしょっ(笑)。
というわけで、夫、1号、2号、わたしの4人でプレイ。

ざっとルールを説明するけれど、カルカソンヌあがり(笑)の面子にはそんなに難しいところはない。
協力ゲームで、全員でなるべく高得点を目指すということと、得点は得点タイルを完成させないともらえないということを説明して、いつものようにとにかく始める(笑)。
細かいルールは追々。

まずは、わたしから得点タイルを1枚表にして、得点マーカーをのせる。
わたしのタイルは、線路の6。
つまり、このタイルを含めて線路が6枚つながれば得点になる。
夫は、村の6。
線路がついていたので、わたしの線路タイルにつなげて置く。
2号は、線路の4。
2号「でも、これ線路止めだ」
夫「ホントだ」
2号「そしたら…村にする?」
わたし「そうだね、村でいいんじゃないかな」

準備はできた!

わたし「これで、得点マーカーが3枚でしょ。そのあとは、普通のタイルを置くの。で、得点できたら、また得点マーカー付きのタイルを置く」
1号「そういうことね。じゃあ、普通のタイル置く」

通常タイルが出てきた!

1号「村、作った方がいいんでしょ」
わたし「うん、得点が多いほうが、次のレベルに進めて、新しいタイルとかが出てくるらしいよ」

村が広がる!

村を広げる。
これで、村はタイル4枚ということになる。

森も広がる(笑)!

次は、残念ながら線路も村もない。
でも、森を広げる。
この辺は、さすがカルカソンヌで鍛えてる(笑)。

川が登場!

2号「あ、川だ」
わたし「川と線路は、絶対合わせなきゃだめ。それ以外は、別に合ってなくても置けるよ」
2号、森の得点タイルにそなえて、森を広げる(笑)。

その後、線路と村が発展(笑)する。

村が発展!

村リーチ!!
1号「ねぇ、この黄色いの、何?」
わたし「黄色いのは、穀物畑だそうです」
2号「え?」
…うん(笑)。

警告マーク、だよね(笑)

1号「…このタイル、どう見ても放射線注意に見える…」
2号「確かに」

そして、とうとう村完成!
6の得点マーカーをわきに置いて、次のタイルは得点タイルを表にする。

村、完成っ!

2号「また村の得点だね」
わたし「うん」
なるべくかたまりにしたくて、すでに村がある場所にタイルを置くけど、ひいたタイルの村が特殊な形で、上手くつながらない。
仕方がないから、次のタイルでつながることを祈る(笑)置き方にする。
すると夫が「え、これ、つながってるでしょ?」
2号「つながってないの」
夫「なんで、タイル隣にあるじゃん」
2号「うん、タイルは隣にあるけど、村はつながってないの。石畳、つながってないでしょ」
夫「あ、お家じゃなくて、石畳で見るのか」
2号「そう」
…説明書読んでないのに、2号見事な解説(笑)!
こういう風に直感で分かるゲームは、アタリが多いのよね。

その後、線路を伸ばしていると、村タイルが出る!
わたし「これでつながる??」
2号「あー、つながらない。でも、ここに置いたほうがいいよね」
夫「うん、しょうがないよ、これ」

このペースじゃ、マズいかも…

このあたりで、4人とも積極的に得点タイルを完成させないと、得点できずにあっさり終わるのを理解する(笑)。
やばいな、同じ種類(線路)の得点マーカーが出てるから、均等に完成させるというのができない…

でも、次に出てきた村タイルで先に置かれていた村を合体させる!

おっしゃーっ!

夫「あと1枚で村ができるんだよね?」
2号「そうそう」
わたし「なんとかつながってよかった」

その後、ようやく線路を完成させ、次の得点タイルを表にすると、森の6…
わたし「あ、ここに置いたらどう?」
2号「…3,4,5,6、うん、6になる!!」

連鎖反応は、盛り上がる!

得点タイルの連鎖反応!
これは、おもしろーいっ!
その次は、穀物畑。
1号「これは、ここでいいよね?」
2号・わたし「うん」

穀物畑が完成して、次の得点タイルは…川の5!
川が4枚つながっていたので、その先につなげてすぐさま完成。
そして得点タイルを表にすると…川、しかも6!
その川の反対側につなげて、すぐさま完成(笑)。

覚醒っ(笑)!

これは…単純に楽しいっ!!
調子にのって、4人ともぱたぱたとタイルを置いてゆく。
ものすごい達成感っ(笑)!

ただ、途中で適当に置いた川がどー考えても完成できなくなってしまう。
もう少し考えて置かないと(笑)。

今回は、かなり終盤になって旗タイルが出てくる。
旗付き穀物タイルは、4人でかなり悩んで置き、とにかく完成させようとがんばった。
旗付き村タイルは、どうがんばっても完成できない時期に出てきたので、あきらめる。
うん、あきらめって肝心よね(笑)。

そんなこんなで、通常タイルがなくなり、ゲーム終了。

意外に早かった…

初めてにしては…ひどいのかな(笑)。
得点タイルは線路が多く、森がほとんど出てこなかったので、かなり偏った感じにできあがっちゃった。

特にコレ…

流しそうめんでもやるんか(笑)?

やる気あんのかよっていう置き方…誰が置いたのか、覚えてない(わたしではなかったと思いたい…)。

ブービーだった(笑)

得点を計算してみると、106点…ぎりぎりで新聞配達少年(Zeitungsjunge)。
シートに指定のしるしをつけると、ぎりぎりで1の箱を開ける許可が出る(笑)。
やたーっ!!

夫「これ、おもしろい!分かりやすいし、いいね」
1号「考えどころがいっぱいあって、いい。おもしろかった!」
2号「シンプルで分かりやすくて、いい。4点の得点マーカー完成させたあとに、5点が出てくるとすっごくうれしい」

 

こ・れ・は…おもしろーいっ!
要はカルカソンヌで、協力ゲーム。
カルカソンヌの協力ゲームといえば、「霧に浮かぶ亡霊」、要は霧バージョン(笑)だけど、それに比べて、難易度が下がってシンプルになったので、めちゃくちゃ遊びやすいです。
霧バージョン、おばけの処理とか、お墓の処理が結構大変なんですよね。
それが一切ないので、「ドルフロマンティック」はものすごくテンポよく遊べます。

あと、目的がはっきりしているというのは、初心者にとってとても遊びやすいです。
得点を取るのが大事、なら得点マーカーがのってるタイルを優先すればいいと一発で分かるので、長考するヒマもないというのは素晴らしい!

ゲーム慣れしている人には、シンプルすぎるかもしれません。
ランクが上がると、新しい箱を開けられるようになっているんですが、難易度の高いゲームが好みの方にはどうなんだろう?
みんなであーだこーだ相談しながら、タイルを置いてくのが好きなわたしには、どストライクです(笑)。

家族も気に入ってくれたようなので、ランク上げて次に進みたいと思ってます。

 

ドルフロマンティック・その2はこちら

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日もいい天気でした!
寒かったけど、天気悪いより100万倍マシっ!

その2
今日は、片づけることが多くて走り回る。
でも、なんとか完了!
エライ、わたしっ(笑)!

その3
帰り道、偶然友達の娘さん(と言っても、わたしと同世代)に会う。
最後に会ったの、いつだっけ?っていうぐらい久しぶりで、めちゃくちゃ盛りあがる(笑)。
近いうちに、娘さんと娘さんのお母さん(笑)と一緒に会おうということになりました。

その4
会おうと言って、会えるって、なんて素晴らしいんだろう!
ロックダウンの時期を思うと、ホントうれしいです。
ロックダウン…あれだけは、もう絶対やりたくない!

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪