紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

チケットトゥライド アメリカ 1910 メトロポール(Zug um Zug / Ticket to ride USA 1910)その9

f:id:konpekino:20200627042833j:plain

今回はメトロポールバージョンで

家族で遊ぶ日(110)。
何がいいかなぁと思いつつ、夫に聞いてみると「アメリカがいいなぁ…あ、でも、別に他のマップでもいいよ」…一応気は使っているらしい(笑)。
そういえば、前回もアメリカやりたいって言ってたっけ、しょーがない、今日はアメリカにするか…というわたしは、実はアメリカマップあまり好きではありません。
ほとんど勝ったことがないというのもありますが(ていうか、それを言うならほぼ全マップ・笑)、大味な感じがちょっと…
まぁ、でも「赤烏帽子」ならぬ「アメリカマップ」ということで(笑)。

チケットトゥライド アメリ
その1はこちら
その2はこちら
その3はこちら
その4はこちら
その5はこちら
その6はこちら
その7はこちら
その8はこちら

苦手なアメリカだといっても、ただでは起き上がらないわたし(笑)。
拡張の「USA 1910」のメトロポールチケットで遊ぶことを思いつきました!

思い出したように書いておきますが、「チケットトゥライド」といえば、アメリカマップを指します。
これは、本体だけで遊ぶことができます。
そのあと、拡張として「アメリカ 1910(USA 1910)」が発売されました。
こちらは、今では定番の大判の電車カードと新しいチケットが入っています。
オリジナルは、電車カードもチケットも大判のほぼ半分だったので、とても遊びやすくなりました(特に老眼にはうれしい・笑)。

チケットは
・新しいチケット
・オリジナルのチケット
ミステリートレインのチケット
が入っています。

組み合わせとしては、
・1910バージョン
新しいチケット+最多チケットボーナス
・メガバージョン
新しいチケット+オリジナルチケット+ミステリートレインチケット+最多チケットボーナス+最長ボーナス
・メトロポールバージョン
Big Cityとかかれたチケット(ボーナスについての記述なし)
があります。

1910バージョンばかりで遊んでいましたが、今日はメトロポールバージョンに。
1号2号には「ダイジョウブなの?またモメたりしない?」と心配されましたが(笑)、なんか違う事やりたいんだよぉー。

さて、今回のわたしのチケット。
いきなりマイアミが目に入る…あ、も、これは行かない、どんなことあっても絶対行かない(笑)。
でも、ラスベガスーニューヨーク、シカゴーニューヨーク…わぉっ、ニューヨークで重なってるじゃん!!
…そして、あとが続かない(笑)。
……しょーがない、ミステリートレインだし、シカゴだし、モントリオールーシカゴを残そう…得点ひとケタだけどね(笑)。

夫と1号は1枚、2号とわたしは2枚戻して、さぁ出発!
序盤は電車カード集め…集め始めてから、思い出す、ラスベガスは大変ということを(地図見りゃわかるっつーの・笑)。
希望としては、ソルトレイクシティからラスベガスをつなぎたいけど、オレンジ3枚。
…集まるかなぁ?
まぁいざとなればサンフランシスコ経由だよね…めっちゃ迂回だけど、迂回路がないわけじゃないし…と自分を励ます。
…ったく、序盤から何やってんだか(笑)。

気弱なわたしに同情してくれたか、オレンジが3枚集まったので、「はらはらしたくないので走ります」と言って、ラスベガスーソルトレイクシティをむすぶ。
「あー、そこ、いっつも大変だよねー」と2号。
案の定、息のとまった夫があわててラスベガスーロサンジェルスをおさえる。
「はい、これでラスベガス売り切れー」と2号…いいなぁ、用がない人は気楽で(笑)。

f:id:konpekino:20210218013844j:plain

間に合った…

そのあとは、ひたすら電車カード集め。
ソルトレイクシティからボストンは見事に色指定が入っているので、決まった色を決まった数、集めなきゃいけない。
しかも、ライバルに集めていた色を走られると…最初っからやり直し。
これが痛いのなんのって…

なので、集まり次第走りたいけれど、全部リーチ(あと1枚)状態というめちゃくちゃ苦しい状況。
そこで、2号がさっそうとピッツバーグーローリーを走る…「2号って、いっつもピッツバーグ走るね」と言ったら、「うん、ピッツバーグ好きなの」…あっそ(笑)。
そのままピッツバーグーニューヨークを走る…げー、やっぱかぶってたか…じゃあ次でおさえておくか…と思ったら、1号がさらっと並走…

…うっそー、いきなりいす取りゲーム敗退(笑)。
参加すら許されず(笑)。
ワシントン経由決定っ…信じらんない…

そのあと1号は、ピッツバーグからシカゴ経由してカンザスシティまで。
わたしもまるっきり同じ路線を走ろうと思っていたので、息が止まる(笑)。
しかも。
ヤツはわたしが集めていた色で走ったので、チーン、集め直し、ふりだしにもどる(笑)。
マジっすか…
…もう序盤にして、出鼻をくじかれる…

せめてもの救いは、1号カンザスシティから南下してくれたこと。
焼け石に水、だけどないよりまし?
2号はちまちまとつないで、マイアミまで。
「あ、マイアミ行くことにしたんだ!」と言ったら、「だって、マイアミ発着が2枚もあったから…」…うーん、だったらわたしも行く…わけない(笑)。

2号が1番のりでチケット追加したころ、わたしはほとんどつながっていない路線を目の前に途方にくれておりました(笑)。
とられるとマジで困るピッツバーグーワシントンをむすび、あとは電車カードを集めつつ、つなげてゆく。
夫は、ラスベガスでかすったものの、以後うまくすみわけができたらしく、出会わないのはせめてもの救い(笑)。

2号に続き、夫も1号もチケット追加。
…わたし、まだできてない…周回遅れな気分。

ようやくわたしがチケットを追加したころ、あとの3人はすでに何回追加したことか。
追加チケットはまたもやひとケタばかりだし、わたしが苦労してひいた東西ではなく南北路線で、全然かぶってない!!
ボーナスチケットすらないって…引き運ほんっとないなー。

…気を取り直して、ダルースーダラスとシアトルーラスベガスを残してみる。
ラスベガスをおさえているので、がんばって青集めればシアトル行けるし…と思ったんだけど、これが大失敗!
他の路線を走りながら、出てきた青を拾えばいいやと思ったのに、青が出てこない!!
同じころ2号も「出てこないー!」と叫んでいたので、聞いてみるとやっぱり青を集めてる。

f:id:konpekino:20210218013846j:plain

欲求不満の不良債権化(笑)

…出たよ、不良債権(笑)。
これが出ると、めっちゃつまんないんだよなぁ…
夫はせっせとチケットを追加し、1号は好きなように走り回り、2号とわたしはひたすら電車カードをひく…
あーあ。

ようやく青が集まったころには、気力も薄れ、無言で電車をなくしてゲームを終了させる。
夫は「え、おしまい?」と慌てていたけれど、1号と2号はちゃんと分かっていて、さくっと終わり。
ふふん、突然終わらせられると困るってのが分かったかー(意地悪・笑)。

電車得点は夫、チケット得点は2号で、勝ったのは3点差で2号。
以下、夫、わたし、1号。
わたしが突然やめて夫にマイナスくらわせたので、棚ぼたで2号が勝ちました(笑)。

やっちまったな、不良債権って感じです。
電車カード集めに終始することになると、ほんっとつまんない。
ゲーム終わった時の2号とわたしの手札の山…見たくもない(笑)。
この大味なところが、イマイチ好きになれないんですよねぇ。

とはいうものの、アメリカマップに関していえば、いつも不良債権が起きるわけではありません。
今回は、チケットとカードのめぐりかたがツイてなかったってことです。

あと、メトロポールバージョンですが…別に何かがすごく変わったということはなく、1910バージョンと大差ない気がしました。
言われてみれば、走る場所は集中してたなぁとは思うけれど、それは1910バージョンでも起きることだし。
ふーん、って感じです。

でも、とりあえず、しばらくはアメリカ遠慮したいかな(笑)。

 

チケットトゥライド アメリカ 1910 その10はこちら

 

☆今日のありがとう☆
1号がクッキーを焼いてくれました。
これがおいしいのなんのって…モテるね、これは(笑)。