紺碧のSpielplatz

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チケットトゥライド ベルリン(Zug um Zug /Ticket to ride Berlin)

ベルリン観光に出発ー(笑)

ウンター デン リンデン通りを見つけて、ヨーロッパの若い文化都市を散策しよう。
シュプレー川の遊覧船を楽しみ、自転車でブランデンブルグ門をくぐり、ペルガモン博物館の世界中から集められた展示物に目を見張ろう。

No.532

・チケットトゥライド ベルリン(Zug um Zug /Ticket to ride Berlin)

Alan R.Moon作

・days of wonder

・8歳から

・2人から4人

・時間…10分から15分

・日本語化…必要ありませんが、地名が日本語だと遊びやすいです

「チケットトゥライド ベルリン」は、「チケットトゥライド」の都市マップシリーズ「ニューヨーク(2018年)」「ロンドン(2019年)」「アムステルダム(2020年)」「サンフランシスコ(2022年)」に続く第5弾。
…って、もう5つも出たんだ…しかも全部買ったんだ…全然気が付いてなかった…(笑)
で、でも、夫がファンだからいいもんっ(え?)!

さて、ルールですが。
はい、大きな変更はナシです。
ただし(笑)、電車こまは地下鉄と路面電車の2種類があります。
路面電車は、今までと同じ走らせ方だけれど、地下鉄は1区間に1台で、区間によってボードにかかれた枚数のカードを出して走ります。
得点も地下鉄と路面電車で違います。
ゲーム終了時に、電車得点と完成したチケットの点数を足して(未完のチケットはマイナス得点)一番多かった人の勝ちです。

電車こま、四角っぽいのが地下鉄、丸っぽいのが路面電車

家族で遊ぶ日(377)。
ひっさしぶりに4人そろった!
とはいうものの、時間は限られてる…となれば、慣れ親しんだ「チケットトゥライド」の一択(笑)。
そんなわけで、都市マップだし、初めてでも短時間で終わるだろうと、ベルリンで遊ぶことになりました。

さて、ルール説明。
でも、オリジナルとほぼ同じだし、地下鉄と路面電車の二刀流(笑)だけど、全員「世界旅行(レイル&セイル)」で船と電車の二刀流は経験済み。
…それにしても、「世界旅行」…よく最後までプレイしたよね…そーいや、裏やってないと思い出す(笑)。

夫(白)、1号(黒)、2号(黄色)、わたし(赤)の4人でプレイ。
余談だけど、こまの色がちゃんとドイツ色なのがよい(笑・ついでにいうと、Made in Germany)。

さて、チケットは…わたしは、Kurfürstendamm-GendarmenmarktとTiergarten-Gendarmenmarkt…お、少なくとも片方の目的地は一致。
…これなら、なんとかなるんじゃない?と2枚残す。
夫も1号も2枚キープ、2号だけ1枚戻して、さぁ出発!

序盤はもちろん、電車カード集め。
…ひっさしぶりすぎて、この緊張感(笑)なかなか心地いい(笑)。
わたしは、地下鉄を使うか、路面電車を使うか、悩む。
地下鉄の方が台数少ないから、地下鉄は節約すべきかなぁ…でも、地下鉄って外周で、街の中心部は路面電車でしかいけない…ということは、地下鉄を基幹として路面電車で街中に入るのが正統かなぁ…

…なーんて考えていると、まず夫が走り始める。

ちなみにジョーカーは、自転車(笑)

Charlottenburger Tor-Siegessäuleか…その先、行くのかな、行くよね、きっと…そう思ったので、Siegessäule-Tiergarten走っておく。
2号は、地下鉄で走り始め、Charlottenburger TorからMoabitを経由しHauptbahnhofへ。
1号がBrandenburger Tor-Under den Lindeを走ったので、わたしも並走。
電車カード、あってよかった~!

4人プレイは複線可なので、ありがたい

結局、わたしはKurfürstendamm-Zooは地下鉄、そのあとは路面電車でつなげてみる。
地下鉄と路面電車、どれぐらいの割合で走らせたらいいのかよく分からん…

最初にチケット追加したのは、2号。
「だって、1枚しかキープしなかったもん」…確かに(笑)。

その後、全員チケットを追加する。
途中で夫「あ、路面電車、もうほとんどない…ってことは、地下鉄しか走れないってことか」
わたし「そうです。地下鉄は路面走れないからね」
夫「だよね」
…よかった、理解してる(笑)。
その後2号も「あ、ヤバい、地下鉄ばっか走ったから、地下鉄なくなった!ってことは。このあとは路面電車だけ?」
わたし「そうです。路面電車は地下走れないからね」
2号「げー…」
夫と2号、両極端で笑える(笑)。

わたしの追加チケットは、Checkpoint Charlie-AlexanderplatzとGemäldegalerie-Reichstag…うー、Checkpoint Charlie方面は全く走ってないんだよなぁ…あ、でも地下鉄で…つなげる!
地下鉄充分残ってるし、これは来たでしょうっ(またやってる・笑)!

ちなみに、Checkpoint Charlieは実際に行ったことあるけど、いまだに残る独特の雰囲気が印象に残りました。
まさに歴史の舞台って感じ。

そんなこんなで、夫の電車がなくなり、ゲーム終了。

見やすいボード

計算すると、電車得点は夫、チケット得点はわたし、勝ったのは夫。
以下、2号、わたし、1号。
夫、2号、わたしはなんと1点差!
1号は、チケット1枚未完でマイナス5点が響いた。
夫「これ、おもしろい!ちょっとひねってあって、楽しかった」
1号「電車2種類あるのは、おもしろい!地下鉄どこで走ろうか、悩んだ」
2号「簡単なのに、楽しい!最初に地下鉄で長距離つなぐのがいいと思う」
とのこと。

 

こーれーはー、おもしろいー!
都市マップは、通常マップと比べてあっさりさっぱり短時間ってのがウリだったのに、ベルリンは短時間は短時間だけど、しっかり遊んだ気分になる良質なゲームになったと思います。

電車の種類が2種類になったので、悩ましさはアップなんだけど、走れる場所を指定することで長考できないようになってます。
それに、ルートの選択肢が増えたので、いす取りゲーム(区間取った取られた)の要素がぐっと下がって、ジャマした、ジャマされたがほとんど起きませんでした。
都市マップでありながら、通常マップ並みに悩ましいのがすごい!

あと、チケットが上手く配られたこともあるとは思いますが、1位から3位までが1点差というのも、すばらしい!
都市マップは、ベルリンがあれば充分なのでは…なーんて思ってしまうぐらい、わたしは気に入りました。

短時間で遊べるし、これは絶対リベンジしなければ!

読んでくださって、ありがとうございます。

 

チケットトゥライド ベルリン・その2はこちら