紺碧のSpielplatz

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チケットトゥライド アムステルダム(Zug um Zug / Ticket to Ride Amsterdam)

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チケットトゥライドの都市バージョン

17世紀にようこそ!
国際交易の中心地アムステルダムに交易網をはりめぐらせ、一攫千金を狙いましょう!

No.129

・チケットトゥライド アムステルダム(Zug um Zug / Ticket to ride Amsterdam)

Alan R.Moon

・days of wonder

・8歳から

・2人から4人

・時間…10分から15分

・日本語化…必要ありませんが、地名が日本語だと遊びやすいと思います

チケットトゥライドの都市バージョンです。
2018年にニューヨーク、2019年にロンドン、2020年にアムステルダムが出ました。
どれも単体で遊ぶことができますが、ボートが小さくなり、電車こま(タクシーだったり、ロンドンバスだったり、馬車だったり)の数が少なくなりました。
その分プレイ時間も短くなり、さくっと遊べます。

ボードを広げ、各プレイヤーは馬車を16台受け取ります。
馬車カード(電車カード)はよくきって、各プレイヤーに2枚ずつ配り、残りは裏返しにして積み重ね、上から5枚表にします。
注文カード(チケット)もよくきって、各プレイヤーに2枚ずつ配り、少なくとも1枚は手元に残します。
商品ボーナスカードは、ボードのわきにおいておきます。
得点マーカを0のところにおきます。

手番がきたら
・馬車カードをとる
表になったカードか、山札からカードを2枚とります。
表になったジョーカーをとる場合は、それ1枚しかとれません。
・馬車を走らせる
路線のます目の数だけ、指定された色のカードを出して、自分の馬車こまをおきます。
馬車の印がついたます目の区間を走らせたら、商品ボーナスカードがもらえます。
商品ボーナスカードは、ます目の数に関係なく1区間につき1枚もらえます。
・注文カードをとる
2枚とって、少なくとも1枚は手元に残します。

誰かの馬車が2台以下になったら、そのプレイヤーも含めて全員が1手番行い、ゲーム終了です。
通常の馬車得点(電車得点)と、注文カード得点(チケット得点)に加えて、商品ボーナスカードが1番多いプレイヤーから順番にボーナス得点がもらえます(商品ボーナスカードが1枚もないプレイヤーは、ボーナスはもらえません)。
未完の注文カードはマイナスとなります。
1番得点が多かった人の勝ちです。

 

家族で遊ぶ日(49)。
1号が出かけたので、夫、2号、わたしの3人でプレイ。
箱を見て「ちっさ!」
ボード広げて「ちっさ!」
…ZuZのいつものサイズに慣れていると、ミニチュアサイズに感じます(大げさ)。
当然カードも小さくて、老眼なのにー(笑)と思ったのですが、注文カードはようやく地名と場所を一致させてくれたので(地図の線が右から左に書いてあると、左側に書いてある地名が左にあり、右側に書いてある地名が右側にあると思うのが自然だと思うのですが、逆なことがよくあるのがZuZのチケット。おかげで、探すのに手間取ることがあります)、とっても探しやすいです。

わたしの注文カードは、Oude Kerk-JordaanとOude Waal-Dam…微妙に重なっている…と言えば重なってる?
複線だし、なんとかなるかな…あ、でも、まともに走ると商品ボーナスカードはもらえないから、Jordaan-Jan Roodenpoortstoren(なっがい名前!)はあえてWestermarkt経由で行こうかな…なんて考えて、2枚とも残す。
夫も2号も2枚とも残して、さぁ出発!

序盤はいつものように、馬車カードをとる…と言っても、長いところでも4台なので、3人ともすぐに走り始める。
わたしはまず、Oude Waal-Oude Kerkを結ぶ。
ここは単線なので、さっさとおさえようと思ったのです。
2号はNieuwe Waal-Haringpakkerstorenを走り、ボーナスカードをもらう。
夫はHaringpakkerstorenからKorenmetershuisjeへ。

次にわたしは、やっぱり単線のJordaan-Westermarktを走る。
ここでボーナスカードももらって、次はWestermarkt-Jan Roodenpoortstoren走って、さて複線のOude Kerk周辺…と思ったら。
夫と2号は2人で仲良くHaringpakkerstorenからKorenmetershuisjeとOude Kerkを経由してDamまであっという間に並走(二人三脚かよっ!)…馬車カードがそろっていなかったわたしは、悲鳴を上げるだけ…

…がーん…
ということは、いきなり迂回ですか?…まぁ迂回できるだけマシではあるけど、でも、マジですか?
仕方がないのでOude KerkからWaagを経由してDamまで。
馬車2台ですむところを、5台も投資…ちっくしょー(笑)!

わたしがちまちまと走る間、残りの2人はうきうきと「注文カードくださーい♪♪」。
むーかーつーくー(笑)。
音符つけるな、音符(笑)!

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あっという間のいす取りゲーム(笑)

どうにかこうにかOude KerkからWaag経由でDam到着。
わたしも注文カード追加。

すると、ここでアムステルダムの守護神(笑)がわたしに微笑む!
なんともう完成しているWaag-Dam(3点だけど)が来る!
…遠回りしといてよかった(笑)。

その間、夫は新しい路線を走り、2号は注文カード追加。
わたしも追加すると…今度はNoordermarkt発が2枚。
ひとつはWaag行き(また!)、もう一つはMontelbaanstoren行き…まだ誰も走ってないし、馬車の数を確認すると足りる!
よし、行くぞー(笑)!

2号は外周を走り、ボーナスカードを着実に集め、注文カードを追加…すると、「げーっ、マイナス…」
…そうなのです、終盤になると路線がまだ空いていても、馬車が足りなくなって走れないっ!!
いつもの調子でやると痛い目にあいます(笑)。

そのマイナスをカバーしようと、2号はもう1度注文カードをとりますが、やはりマイナスだったらしく、ブチ切れ「もうやめるよっ!!」。
わたしはぎりぎり走り終え、マイナス回避。

馬車得点はわたし、注文カード得点もわたし、商品ボーナスは2号で、わたしの勝ち。
以下、夫、2号。
2号は、注文カードのマイナスが痛かった…
夫は、「えーっ、勝ったの、キミ??絶対ぼくだと思ったのに…」…残念だったな、わたしだよっ(笑)。

まだ1回しかプレイしてないので、はっきりした感想はまだなのですが…
オリジナルのZuZと似ているような、似ていないような、とても不思議な感じです。
ルールは一緒だし同じゲームなのに、ミニにするとこんなに印象が変わるのかと思いました。
夫は「別のゲームって感じがした」と言い切っていましたし、2号は「馬車少なすぎ。おもしろくなる前に終わっちゃった」と言っていました。
あと、3人でこれだけきついと4人で遊ぶとどうなることやら…

でも、これはわたしたちがオリジナル系列(笑)を散々遊んでいるからかもしれません。
このゲームで初めてZuZを遊ぶ人はどんな感想を持つのか、とても興味がわきました。

わたし個人としては、これはこれでアリだと思いますし、これからも遊んでみたいと思っています。
なんせ、ニューヨークもロンドンも気になり始めましたから(笑)。

 

チケットトゥライド アムステルダム その2はこちら

 

☆今日のありがとう☆
忙しすぎてめちゃくちゃ疲れたけれど、夕方ふと見ると野菜の皮をむく1号と2号(笑)。
何も言ってないのに、さっと手伝ってくれてホントありがとー。
こういうのがさらっとできるのって、モテるよー(笑)。
ちなみに、今日の夕飯はカレーでした。