紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ラッキーナンバーズ(5 vor 12 / Lucky Numbers)

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要は数ならべなのですが…悩ましい!

プレイヤーの目的は、自分のボードをいち早く数字タイルですべて埋めることです。
ただし、縦横の数字の列は常に昇降順にならんでいなければなりません。

No.179

・ラッキーナンバーズ(5 vor 12)

Michael Schacht

・Ravensburger

・8歳から

・2人から4人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

このゲームは、Museum Ravensburgerに行ったとき購入。
Museum Ravensburgerではお試しでいろんなゲームが遊べるようになっていて、遊んでみたら夫が気に入ったのです。
…たぶん、夫が勝ったからだとは思いますが(笑)。

作者のMichael Schachtさんは、「ズーロレット(Zooloretto…日本語ではズーロレットですが、ドイツ語だとツォーロレットって感じです)」が2007年にSpiel des Jahresに選ばれ、他にも「アフリカーナ」「コロレット」「ヴァルドラ」など分かりやすいルールでありながら、悩ましいゲームが多く、わたしはファンです。

各プレイヤーは、同じ色の数字タイル(1から20まで)1セットと個人ボードを受け取ります。
個人ボードはRavensburgerのマークが右下に来るように自分の前におき、数字タイルは裏返しにして、プレイヤー全員の数字タイルと一緒によく混ぜて、机の中央の場におきます。

準備として、各プレイヤーは順番に1枚ずつ数字タイルを表にして、そのタイルを自分のボードの小さな点がついているますにおきます。
準備中は数字タイルを1度おいたら、そこから動かすことはできません。
全員が4枚数字タイルをおいたら、スタートです。

手番がきたら、以下の2つのアクションから1つ選んで行います。
A)裏返しの数字タイルを1枚表にして、自分のボードにおく
表にしたタイルを、自分のボードにおきたくない場合、あるいはおけない場合は、タイルを表にしたままで手番終了です。
B)表になった数字タイルを1枚自分のボードにおく
すでに表になった数字タイルを1枚選んで、自分のボードにおきます。
表になった数字タイルが1枚もない場合は、このアクションは選べません。

ボードにおくときのルール
・数字タイルをおくますのたてよこの列の数字タイルが、昇降順になること。
・数字タイルは、まだ数字タイルがおかれていないますか、数字タイルがすでにおかれているますでも、その数字タイルと交換して、そのますにもおくことができます。
・交換した数字タイルは、表にしたまま場におきます。
・たてよこの列が昇降順にならない場合は、そのますにその数字タイルはおけません。

ボートのますが数字タイルですべてうまるか、場におかれたタイルがすべて表になったら、ゲーム終了です。
ボートをタイルでうめたプレイヤーか、1番多くますをタイルでうめたプレイヤーの勝ちです。

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ちょっと宇宙っぽい?

天気の悪い(また…)午後、2号とわたしの2人でプレイ。
ルールは2分で説明完了、ボードに4枚タイルをおいてスタート。

2号もわたしも、「ますめは16、数字は20」というのを意識する。
「できれば、1,2行目はひとケタだよなぁ…」なんて思ってたら、それにこだわりすぎてしまい、わたしはタイルの交換を繰り返す。
準備のときは1ます目に5があったのだけれど、手番でタイルを表にするたびに小さい数になるので、ついつい(笑)。
その間に、2号は持ち前の理解力の高さ(とくに数字系・笑)を発揮してちゃっちゃとタイルをおいてゆく…

ふと見ると、2号のボードは半分以上タイルでうまっているのに、わたしはまだ6枚…やばい、差がつきすぎ(笑)。
そこから、とにかくおくことを意識…おける場所があるなら「あとで〇がくると困るなぁ…」なんて考えないでおく(笑)。

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2号が全部うめた!

それでも結構おけるもので、残り2枚になって選択肢が減った2号は足踏み状態。
「え、もうそんなにおいたの?」と2号があわてたほどの追い上げだったけれど、出遅れが響き2号の勝ち。

おもしろいってんで、そのまま第二戦突入(笑)。
第一戦で、意外に適当においても(失礼)なんとかなる感触を得たので、その作戦でいく。

準備のときにおいた4枚が、わたしはかなりツイていたのに対し、2号は13を1ますめにおくハメに。
「これ、絶対さっさと動かさないと…」というものの、出てくるタイルは二けたばかり(笑)。
わたしは、おけそうなところにおいていくだけで、交換もしないでさくさく。
ところが、前回の2号と同じくあと2つで止まる。
表にしてもわたしはおけないのばかり出てくるし、わたしが表にしたのから選んで2号はおいてゆく…わたしがあと1枚、2号はあと2枚というところで、場のタイルがすべて表になり終了。
僅差でわたしの勝ち。

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5か6が出たらパーフェクトだったんだけど…

箱にでかでかとEinfach SPIELEN(簡単に遊べる)と書いてあるだけある(笑)!
ルールが少ないだけでなく、とても分かりやすいのです。
2,3手番やったら完璧に理解できるので、ゲームに没頭できます。
没頭っていうほどのゲームではないかもしれませんが、でもその世界に入り込めるのは単純に楽しい!

わたしは、運と実力がいい感じにミックスされているなと思いました。
あいているますが少なくなってくると、どの数字を狙うかはっきりしてくるし、そうなると「8が欲しい!!」「7こいっ、7っ」という掛け声もかかっておもしろかったです。

プレイ時間も長くないし、ちょっと時間ができたらサクッと遊んで、気分転換!
先が不透明な今、特にこういうゲームに助けられています。

 

☆今日のありがとう☆
友達から久しぶりにメールが!
いろいろ大変なのに、カルカソンヌを買って家族で遊んでいるそうです。
今度一緒に遊んでね!