紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ワードスナイパー(Wordsniper)

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いろんな言葉に出会えます

ワードスナイパーは言葉の狙撃手。
ボスの指令(お題)に会うターゲット(文字)を誰よりも早く狙撃せよ!
《ワードスナイパーより》

No.178

・ワードスナイパー(Wordsniper)

・小川昌洋作

・リゴレ

・6歳から

・2人から6人

・時間…10分から20分

・日本語化…必要ありません。日本語のゲームです。

お店で見かけて、おもしろそうっと購入。
日本語力を伸ばしてくれそうなゲームは、ついつい(笑)。

1.ワードスナイパー
カードはよく切って、お題の面を表にして積み重ねます。
1番上のカードを表(文字が書いてある面)にします。
プレイヤーは一斉に、文字から始まるお題に合う言葉を考えて言います。
1番最初に言えた人が、文字のカードを受け取ります。
もし、だれも言葉を思いつかなかったら、カードはそのままで新しいカードをめくります。
表にするカードがなくなるまで続けて、受け取ったカードが1番多かった人が勝ちです。

2.ワードスナイパー リバース
カードはよく切って、文字の面を表にして積み重ね、山札にします。
上から5枚表(お題が書いてある面)にします。
もう1枚表(お題が書いてある面)にしたらスタートです。
山札の1番上の文字から始まるお題に合う言葉を考えて言います。
1番最初に言えた人は、答えたお題カードと文字カードをそのまま受け取ります(お題は2点、文字は書かれた数が得点になります)。
もし、誰も言葉を思いつかなかったら、山札の1番上のカードをめくり、お題にします。
山札がなくなって、お題が6枚以上おけなくなったら終了です。
お題は1枚につき2点、文字は書かれた数字を足して、1番得点が多かった人の勝ちです。

3.ワードスナイパー マルチターゲット
カードはよく切って、お題の面を表にして積み重ね、山札にします。
上から5枚表(文字が書いてある面)にします。
もう1枚表(文字が書いてある面)にしたら、ゲームスタートです。
場に出ている文字だけで、お題に合う言葉を考えます。
1番最初に言えた人は、その言葉につかった文字のカードをすべてもらいます。
文字のカードを5枚になるまで山札から補充します。
誰も言えなかったら、場のカードはそのままで新しいお題にします。
山札がなくなって、新しいお題が出せなくなったらゲーム終了です。
文字カードが1番多かった人の勝ちです。

 

天気の悪い(いつまで続くんだ…)午後に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
まずは基本ルール(ワードスナイパー)で。

こういうのは、やっぱりわたしが強い。
そりゃそーだ、語彙量が全然違う(笑)。
ドイツ語でやったら負ける自信しかないけど(笑)。

わたしが6割ぐらい、2号が3割、1号が1割(あれ?)という感じで答えてゆく。
意外に3人ともつまったのが「昆虫」。
「昆虫で『きゃきゅきょ??』…ある、そんなの?」と2号。
…えー、思いつかない…

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星座…難関だったらしい

次は「星座」で「い」のつく言葉。
自信を持って2号は「いのしし!」…1号「…それ、星座じゃないし」(笑)。
すると2号は、「え、じゃあ、いのししは何?」、1号「動物(笑)」わたし「違うって、干支っていうんだってば!」。
「じゃあ、星座って何?」…そこからかよっ(笑)。

「冷たいもの」で「せ」は、わたしが「扇風機」と言ったら、1号も2号も「扇風機は冷たくない。冷たくするものだもん」と反論される。
…確かに(笑)。

「楽器」で「ばびぶべぼ」は、1号が速攻で「バイオリン」。
さすがーと2号とわたしは拍手(笑)←1号バイオリンやってます。

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これは…ねぇ(笑)

「人間の体の一部」で「ちゃちゅちょ」…当然「ち」に変換して答えた方若干1名(笑)。
それ以外にどう答えろと?(真顔)

あーでもない、こーでもないとしゃべりながら、終了。
勝ったのはわたし、以下2号、1号。

そのまま、ワードスナイパーのリバースに挑戦。
お題が増えたから、答えやすくなっただろうと思ったら、意外にそうでもなかった(笑)。
選択肢が増えたら増えたで、人間は迷うらしい。

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黒牛はアウトにされました…

途中、「う」が出て…「黒いもの」に目がとまり、「うし」と答えたら、1号2号から大ブーイング(笑)。
「うし、は黒くない」「うん、うしは白黒か茶色」…断言された(笑)。
「わかった、じゃあやめる。その代わり、職業で『宇宙飛行士』」と言ったら、「宇宙飛行士って職業?」と2号。
「…たぶん。職業じゃなかったら何だろう?」と言ったら、2人とも悩み始める(笑)。
これが、ワードスナイパーのいい所。

そんなこんなで、わたしの勝ち、以下2号、1号。
マルチターゲットは、時間切れで今回はできませんでした。

日本語ゲームは、「もんじろう」「ワードバスケット」「もじぴったん」など遊びましたが、ウチでは「ワードスナイパー」の稼働率が高いです。
というのは、ルールが簡単だし、語彙が少なくても答えられることが多いからです。
それに、必ず笑ってしまう回答が出てきて、それであーだこーだおしゃべりになるのも楽しいのです。

ちょっと話はそれますが、その昔(笑)1号、2号の日本語をどうやって伸ばしていこうと試行錯誤していたころ、先輩お母さんから「難しいことやろうと思わなくていいんだって。日本語で遊ぼうって思うのが一番。うちはしりとりをよくやったよ」と言われたことがありました。
で、ウチでもしりとりやってみたら…2人とも見事にハマり、電車の中や車のなかでもこっちがイヤになるぐらい遊びました(笑)。
「ワードスナイパー」はしりとりのように最後の文字はとりませんが、最初の文字がバランスよく指定されるので、しりとりよりも敷居が低くて遊びやすいと思います。

あと、漢字にふりがながついているのもポイント高い!
ウチみたいに漢字があやふやでも、しっかり遊べます(笑)。
このゲームは言葉を増やすだけでなく、会話のきっかけにもなるとても優れたゲームだと思います。

 

☆今日のありがとう☆
1号が「そういえばさ、マンションの出入り口に下の人の荷物がおいてあったから下の人のとこに運んどいた」と。
「えらいねー、そういうのがさらっとできるのってカッコいいよー」と言ったら、「それは、いつもままが手伝えることは手伝ってねって言ってたからだよ。言ってくれてありがとう」と言ってもらってしまった!!

これはもう、絶対夫の血だな(笑)。
ありがとうと言ってくれて、本当にありがとう。