紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

もんじろう(Monjirou)

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どんな言葉が出てくるかな?

ひらがなで遊ぼう!
さいころにはひらがながかかれています。
出たひらがなを組み合わせて言葉を作りましょう。
どんな言葉が作れるかな?

No.82

・かな式さいころ もんじろう(Monjirou)

・居椿 善久作

・サイ企画

・6歳以上

・1人から6人

・日本語化…日本語です

また古いゲームを出してきちゃいました。
これは、ネットで見つけてすぐ購入。
当時小さかった1号、2号とずいぶん遊びました。
記事を書こうと思って出しておいたら、2号が「あー、これなつかしー。よく遊んだよねー。おもしろかったー」と大よろこび。
覚えていてくれた、しかもおもしろかったというのは、わたしもとてもうれしい(笑)。

それぞれの面にひらがな1文字が印刷されたさいころ24個で遊びます。
もんじろうの特徴は、どのひらがなも同数印刷されているのではなく、使用頻度に合わせてかえてあるのです。
なので、言葉が作りやすいです。

文字を使ったゲームでは、文字の「使用頻度」ってかなり重要です。
どのひらがなも均等に出てくると、絶対どこかで行き詰ります。
行き詰ると「つまんない」になってしまい、ゲームと一緒に文字への興味も薄れてしまったりします。
ゲームに限らず、「できた!」っと感じる経験って大事だと思います。

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言葉が作りやすいです。

もんじろうには、なんと12種類もの遊び方があります。
たとえば、スピードもんじろうでは、各プレイヤー6個のさいころを持ち、お題にあった言葉を作ります。
お題は「何でもいいから2文字の言葉を3つ作る」「生き物で2文字の言葉を3つ作る」などです。
さいころはふらないで、くるくる回して必要な文字を探します。

もちろん、独自のルールで遊ぶこともできます。
ウチではもっぱら24個まとめてふって(アクションが好きな子ども向け)、出た面を組み合わせて単語を作るというのをやっていました。
日本語環境にない1号2号に少しでも日本語と遊んで欲しいと思って買ったゲームですが、わたしもいっぱい楽しみました。
最近は、ボケ防止にいいかも(笑)と思ってます。

あ、あと、もんじろうの書体は教科書体なのもすばらしい点です。
文字を習いはじめた子どももそうだと思いますが、1号2号のように日本語を見る機会が少ないと、ゴシック体や明朝体の文字(とくに漢字)をそのまま書こうとします。
つまり、さんかくの小さなうろこまで(笑)。
なんでこんなの書くの?といいかけて、お手本を見たら…あー、これ!!
見慣れていたらそれを書こうとは思いませんが、彼らの目には文字の一部にうつったらしい(笑)。
なので、教科書体というのは、重要なのです。

もし、ひらがなに興味を持ち始めたお子さんがいらっしゃるなら、ぜひ遊んでみてください。
あるいは、ボケ防止(笑)に大人同士でも楽しいと思います。

 

☆今日のありがとう☆
見知らぬおじちゃんに道をたずねたら、マスクをつけた奇妙なアジア人だったにも関わらず、ものすごく親切に教えてくれました。
本当にありがとう。