さいころとカードを使って、自分の小さな街をつくります。
まずは小さい公共事業を始めましょうか、それともすぐに大型施設に取りかかりますか?
駅は必ず完成させなければ…あと電波塔も…建てれば、建てるほど収入は増えます。
でも、カフェやファミレスを経営しているプレイヤーにはご注意を。
彼らも高収入を狙っています。
さぁ、誰がナンバーワンの都市建築家でしょうか?
No.109
・街コロ(Machi Koro)
・菅沼正夫作
・Kosmos
・8歳から
・2人から4人
・時間…30分
・日本語化…オリジナルは日本語です
ネットで街コロレガシーを見かけて、そういえばウチに街コロあるなぁ、拡張も買ったっけと思って出してきました。
拡張、まだ開けてもいなかった…(汗)
そして書き始めたはいいけど…なんで日本語のゲームをドイツ語からわざわざ日本語に訳してるんだろうと思う(笑)。
そうです、わたしの街コロはドイツ語版(Kosmos)。
施設の名前が違ったらすみません(笑)。
各プレイヤーは、パン屋さんと麦畑、4つの大型施設、お金3をもらいます。
パン屋さんと麦畑は表にして、自分の前におき、4つの大型施設は灰色の面を表にして並べます。
残りの施設は種類別に分け、積み重ねて中央におきます。
残りのお金は、銀行としてわきにおいておきます。
手番がきたら…
1.さいころを1つふる
駅を建設したプレイヤーは、さいころを1つふるか、2つふるか選べます。
2.出た目(さいころを2つふった場合は、2つの合計数)と同じカードから収入を得ます。
施設によっては、自分の手番でなくても収入があります。
3.中央の施設か、自分の前に並べてある大型施設を1つ建設することができます。
収入
さいころの目が、自分の前に並べた施設と同じ数字だったら、収入があります。
同じ施設が2つ以上ある場合は、その数ぶんもらえます。
施設のカードにかかれたマークで、「さいころをふった人だけがもらえる」収入か「誰かがその数字をだしたらもらえる」収入かがわかります。
施設のカードには銀行からお金をもらうのか、他のプレイヤーからお金をもらうかもかかれています。
もし、支払いと収入が同時に行われることになったら、まず支払い、そのあと収入を行います。
全額支払えない場合は、支払えるだけ支払って完了です。
様々な支払い、収入が同時に行われることになったら、時計回りと逆に処理します。
新しい施設と大型施設
1手番で、新しい施設1つか大型施設1つを建てることができます。
建築コストを払い、カードを表にして自分の前におきます。
同じ施設が2つ以上ある場合は、数字が見えるようにすこしずらしておきます。
施設はいくつ建ててもかまいませんが、紫の特殊施設だけは1プレイヤーにつき1つです。
大型施設
建築コストを払って、カードを表にします。
誰かの大型施設のカード4枚が表になったらゲーム終了です。
4枚表にした人の勝ちです。
天気の良い午前中に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
昔遊んだのは2人とも覚えていたし、ルール自体シンプルなのでさくさく進む。
なんとなく1から6までの施設を建てて、さいころのどの目が出ても何か起きるようにした方がいいだろうと思って、わたしはちまちまいろいろ建ててみる。
1号もいろいろ建てているなか、2号はコンビニ建てたら偶然すぐ3お金が手に入ったので、味をしめてコンビニ買い占め(笑)。
あまりにも大博打と思ったけれど、ちゃんと4を出してはごそっと稼ぐ(笑)。
あっという間にコンビニ王2号が大型施設を建てまくって終了。
ちょっとあっさりしすぎじゃない?ってことで、2回目。
…あっさりしすぎだったはずなのに、今度は1号がコンビニ王を目指す(はい?)。
対する2号は鉱山王(笑)。
ねー、だからもうちょっと…
仕方がないので(笑)、わたしはちまちまとやっぱりいろいろ建ててみる。
今回はなぜか5がよく出たので、森にかける(笑)。
途中コンビニ王1号が、いいペースで4を出してお金をためていったけれど、わたしはカフェで横取り(笑)。
鉱山王2号はひたすら9を目指したけれど、今回はダイス運に見放されたようでほとんど収入なし(笑)。
結局森で稼いだわたしの勝ち…ってことは、わたし森王(誰それ)??
前にやったときも思いましたが、ボードのないすごろくって感じです。
ただ、出た目による効果を自分で先にアレンジするのはおもしろいと思います。
だから、「4出ろ!!」とか「9来い!!」と盛り上がるし。
何よりルールが簡単というのは、多くの人が遊ぶきっかけになります。
街コロがSpiel des Jahresにノミネートされたとき(2015年)は、普段ボードゲームで遊ばない友人たちが「日本のゲームなんでしょ?やってみたい!」といって遊んでました。
加えて、とってもかわいいグラフィック!
堀田昇さんの素敵なグラフィックは、ボードゲーム売り場でとても目をひきました。
それにしても…なんでこっちのゲームって、絵がこう…ダサいのが多いんでしょうね(笑)。
spielboxを見ていても、日本人のデザイナーさんが次々出てきているのはうれしいです。
個人的に、日本人とボードゲームは相性がいいと思っています。
ちまちましたものを遊ぶのは得意だし、工夫するのも上手だし、なにより手先が器用だし。
日本発の日本らしいゲームがどんどん出てくるといいなと思ってます。
☆今日のありがとう☆
分からない単語を、寝っ転がって本を読んでいる1号に聞くと、すぐ答えてもらえる。
とっても便利な辞書(笑)。
いつもありがとね。