紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

穴掘りもぐら(Die Maulwurf Company)

f:id:konpekino:20210120222312j:plain

黄金のシャベルをめざせ!

かっとんだモグラ会社の面々は、みんなそわそわ落ち着きがありません。
というのも、今日は毎年恒例の黄金のシャベル堀り大会が行われるからです。
今回もまた、たった1匹だけが地下深くにあるゴールに到達できるのです。

No.230

・穴掘りもぐら(Die Maulwurf Company)

・Virginia Charves作

・Ravensburger

・8歳から

・2人から4人

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

先が見えなくて、難しいゲームをあつかう気力が削られております。
ウチに閉じこもってればいいって、簡単そうに見えて実はそうじゃありませんよね。
でも、閉じこもることで、コロナをおさえることができるんだと言い聞かせてがんばってます。

さて、今回の「穴掘りもぐら」は、昔(笑)1号、2号とよく遊びました。
幼稚園にもある定番です。

箱の中身を全部出して、一番下に黄金のシャベルをおき、小さい地面から順番において、1番上に緑の地面をおきます。
各プレイヤーは、人数に合わせた数のもぐらと、同じ色の数字タイルをうけとります。
数字タイルは、裏返しにしてよくまぜて、自分の前にならべておきます。

それから、順番に各プレイヤーは1匹ずつもぐらを緑の地面におきます。
もぐらは穴のますにはおけません。
全員、全匹おいたらゲーム開始です。

手番がきたら、プレイヤーは自分の前の数字タイルを1枚選んで、表にします。
その数字のぶん、自分のもぐらを1匹動かして穴に入れるようにします。
そのさい
・もぐらは、まっすぐにしかすすめません(途中で曲がることはできません)。
・他のもぐらを、飛び越えることはできません(穴に入っているもぐらも飛び越えることはできません)
・すでに他のもぐらがいるますには、止まることができません。
・かならず数字タイルの数ぶん、もぐらを動かします。場合によっては、穴に入れたもぐらを動かさなければならないかもしれませんが、全匹穴に入っていたら、手番をパスすることができます。
ことに、注意します。

数字タイルは、1枚ずつ表にして全部表になったら、またすべて裏返しにして混ぜてから使います。

地面にある穴が、すべてもぐらでうまったら、地面をとりのぞきます。
地面と一緒にとりのぞかれたもぐらは、脱落です。

緑の地面以降の地面には、特別ます(通常より大きいます)があり、そのますにもぐらが止まると、そのもぐらのプレイヤーは、もう1枚数字タイルを表にし、もぐらを動かすことができます。
動かすモグラは、その前に動かしたもぐらでも、それ以外のもぐらでもかまいません。
ただし、ふたたび特別ますにとまることはできません(一手番につき、特別ますは1度だけ使えます)。

最後の地面で、自分のもぐらを穴にいれることができたプレイヤーは、黄金のシャベルを獲得し、優勝です。

f:id:konpekino:20210120222357j:plain

動けない…

天気の悪い午後、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
何度も遊んだはずなのに、3人ともほとんど覚えてなかったという(笑)。

まずは、適当にもぐらをおく…どの数字が出てもすぐ飛び込める位置にもぐらをおく、なんてみんな考えること。
そのうち地面はもぐらでいっぱいになっちゃって、「もぐらを飛び越えることはできない」というルールがすべての計画を台無しにしてくれる(笑)。

そして、2号から数字タイルをめくる…3…3ですら難しいぐらいもぐらがぎっしり(笑)。
これで4なんか出た日には、左遷だよね(笑)。

3人とも勝手に数字タイルに1は複数枚あると思っていたけれど、全部めくったところで2号が「えーっ、1は1枚しかないっ!!」「うっそ」「マジ??」(先に確かめておけっつーの・笑)
…じゃあ、フォークダンスでも踊るがごとく穴をとりかこんでいるもぐらは、まず穴に入れないってこと(笑)?
確かに、穴に入れたもぐらはどっちかってーと外野組で、フォークダンス組(笑)はほぼ脱落だった。

1号は5匹、2号とわたしは4匹残して、2層目。
なんかめっちゃすいてる気がする(笑)。
ようやくもぐらにジャマされないことが多くなって、動かしやすくなる。
でも、動かしやすいってのと、穴に入るってのは別物(笑)。
1号は特別ますに入れてもう1手番やったけれど、穴に入れるどころか、穴を通過しただけ(笑)。
この層では、わたしにめくり運(ってあるのかな?)があったらしく、もぐらをどんどん放り込んでゆく。
ちょっとゴルフみたいだなー…って、まともにゴルフしたことないけど(笑)。

f:id:konpekino:20210120222504j:plain

穴が減ってゆく…

でも、わたしが穴に入れられるもぐらを見落として、他のもぐらを移動させようとしたら、2号が「え、それでいいの?」と言ってくれて、「よく…なかった(笑)。こっちにする」と言ったら、1号が「もー、なんで2号は言っちゃうんだよー」と言い、2号も「今度から言わない…」…って、2号が黙ってられるわけがない(笑)。

3層目には、わたしが4匹、1号、2号は2匹到達。
すごい生き残り確率だったのに、ここでめくり運尽きる(笑)。
1号がさくさく穴に入れるのに、2号とわたしは四苦八苦。
ここで、2号のもぐら全匹脱落…意外に早かった。

f:id:konpekino:20210120222550j:plain

厳しいいす取りゲーム(笑)

4層目…1号2匹、わたし2匹の戦い。
わたしのもぐらは、ゴールの穴に近い!
…でも、近すぎた(笑)。
ここで、数字タイルには1が1枚しかないというのにやられる。
穴の回りをぐるぐる回っている間に、1号がホールインワンを決める(もうゴルフゲームじゃん…)!

f:id:konpekino:20210120222627j:plain

温泉に入っているようにも見える(笑)

黄金のシャベルは、青の1号のもぐらが獲得!
1号の勝ち、以下わたし、2号。

f:id:konpekino:20210120222649j:plain

よろこびの声が聞こえそう(笑)

要するに、いすを使わないいす取りゲームです(笑)。
ただ、数字タイルを使うことで出目を均等にしたので、不公平感をなくしていると思います。
1を1枚だけにしたタイルの構成は、脱帽(笑)。
穴のそばにいるのに、なかなか入れないのは悩ましく、シンプルなルールで充分楽しめます。

ゲーマーさんが何度も遊ぶゲームではないかもしれませんが、ゲームであまり遊ばない人でも遊びやすく、子どもも一緒に遊べるいいゲームだと思います。

 

☆今日のありがとう☆
チェロの練習をしていたら、夫が「ちょっと手伝ってー」…ハイハイとチェロの練習中断。
再びチェロの練習をしていたら、「ピンポーン」…1号帰宅…チェロの練習また中断(笑)。
1号に、「もー、わたしがチェロの練習をすると必ずジャマされる!チェロの練習をするなってことなの?」と言ったら、「そうじゃないよ。そういう状態でもチェロの練習をしてるってのがすごいんじゃん!!」(笑)
思わず「いつからそんなにポジティブシンキングになったの?」と言ったら、「…今のこの状態じゃ、ポジティブシンキングにならないとやってけないっしょ」…確かにそう、ほんっとそう!
ポジティブな言葉、ありがとう!