紺碧のSpielplatz

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チケットトゥライド 北欧の国々 スカンジナビア(Zug um Zug / Ticket to ride Skandinavien)その5

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封印は解いちゃいけなかったらしい(笑)

家族で遊ぶ日(136)。
今日は、夫、2号、わたしの3人。
…となると、スイスか…北欧の国々(スカンジナビア)…
スイスがいい…と思ったものの、スイス最近やったんだよなぁ…

そんなわけで、消去法で(笑)スカンジナビアです(笑)。

チケットトゥライド 北欧の国々 スカンジナビア
その1はこちら
その2はこちら
その3はこちら
その4はこちら

「北欧の国々(スカンジナビア)」の準備をしていたら、夫が「…え…これやるの?勇気あるなぁ…」…うん、わたしもそう思う(笑)。
唯一よろこんでくれそうな夫がこの反応だもの、「北欧の国々(スカンジナビア)」がどんだけきついか分かろうってもの(笑)。
2号も、「でもさー、スイスやったばっかだし、しょーがないよねー」とすでにあきらめモード。
実は、ZuZがあんだけ上手な2号、なぜか「北欧の国々(スカンジナビア)」だけは勝ったことないのです。
本人曰く「なんか、めっちゃ相性悪い気がする。毎回うまくいかないんだよ、スカンジナビアだけは…」とのこと。
あ、それってわたしのフランスじゃん(笑)。
さて、今日はどうなるか。

ちなみに、「チケットトゥライド 北欧の国々 スカンジナビア」はこれだけで遊べます。
電車の色が、北欧っぽく(?)白、黒、紫、ですが、ウチでは愛用の木製電車となります(笑)。

久しぶり(最後に遊んだのは2020年10月)だったので、3人でルールおさらい。
機関車カード(ジョーカー)はトンネルとフェリーにしか使えない。
その代わり、通常のカードと同じように場に出ているジョーカーをとっても、もう1枚とれる。
フェリーは、機関車カードの代わりに通常カード3枚で代用することができる(3枚のカードは同色でなくてもかまわない)。
ムルマンスクーリエクサの9ますの区間は、同色9枚か、足りない1枚につき他の色のカード4枚(4枚のカードは同色でなくてもかまわない)を代用でき、この区間だけは機関車をジョーカーとして使うことができる。

…おさらいしてて気がついた、フェリーの機関車もカード3枚で代用できるんだ!
このルールは、すっかり忘れてたかも…

さて、今回のわたしのチケット。
なんかこう…中途半端(いつもだよっ)。
北の方には絶対行きたくない(笑)。
西の方もトンネル多いし…東の方は混むし…って、そんなこと言ってどこ走る気だ?
…でも、「北欧の国々(スカンジナビア)」は、マジでつらいんですよぉ(笑)。

…話がそれた。
トロムセ発着のチケットがあったけれど、行き先も見ずに却下(笑)。
基本、単線のチケットは取らない方が身のため(笑)。
スカンジナビアは、迂回路がないことが多い…いや、ないわけじゃない。
めっちゃ遠回りなだけで、あることは…ある(笑)。
でも、ありゃーいいってもんじゃないよねといいたくなるレベル(笑)。
そして、ベルゲン…トンネル嫌だっていう理由で却下(ひどっ)。

ボーデンーノーショーピング…あ、これは全部複線(笑)。
じゃあ…それにオスローヴァーサをからめてみよう。
全員3枚戻して、さぁ出発!

…さぁ、出発って言ったってねぇ、スカンジナビアは通常マップ以上に序盤のカード集めが長くなる。
もう、3人とも必死(笑)。
どこをどの色でどのタイミング(これが1番重要だったりする)で走るか…早くおさえておきたいけど、おさえることで敵を刺激はしたくない(笑)。
はぁ~、悩む(笑)。

今回、口火を切ったのはわたし。
迂回路があるとはいえ、1台ですむところが3台だし、運よく手札にジョーカー(機関車)があったので、ウメオーヴァーサを走る。
すると、夫がヴァーサーオウルを走り、2号はボーデンートルニオを走る。
おー、将棋倒しだー(よろこんでる場合ではない・笑)。
「2号、そこ走るんだ…すべてが決まる区間だよね」と言ったら、「うん、ここはロクなことがないから」…ロクなことがない区間ってどんな区間だっつーの(笑)?

夫は青を集めてる…ってことは、たぶんヴァーサースンツヴァルだな。
2号、白集め始めた…ってことは「ボーデンーウメオ走ります…2号、狙ってたよね、ごめん…」というと、「いいよ、別に、赤集めるから…でさ、パパさー、もしかしてウメオースンツヴァル走りたい?」…おっと直球(笑)。
聞かれた夫は、「それは言わない。ルール違反だろ?…でも…かなりの確率で…走らない...と思う」…2号の直球な質問もすごいけど、夫の答え方もすごい(笑)。
スカンジナビア」が、いかにつらいマップか分かろうってもん(笑)。

抜けてるわたしは、ノーショーピングに行かなきゃいけないのに、すこーんと忘れて、「あ、スンツヴァルからエレブルーに直接行った方がオスロ近いじゃん」と思ってオレンジを集め始める。
まあ、ここはとられても、ストックホルム経由でもつながるし…と地図を見て「あら?このストックホルムの下にあるノーショーピングって見覚えあるけど、なんでかな?」と思い、チケット確認して絶句(笑)。
見覚えがある、じゃなくて、そこ行き先だからっ!!!

はー、疲れるわ、わたし(笑)。
夫は、早々にスンツヴァルからストックホルムを走る。
わたしは、オスロからエレブルーを走る…と、2号並走。
あ?2号もここ走るのか…あわてて、エレブルーーストックホルムを走ると…2号沈黙。
ん?こっちは用がない…のかな?

2号は、わたしが先取りしたボーデンーウメオを走ってるし、これはつなぎたいよねぇ…そこでわたしも直球(やったんかいっ!)。
「2号、もしかしてスンツヴァルーエレブルー走りたい…?」言ったら、「言いたくないけど、走りたい。でも、ままが走らなきゃいけないなら走りなよ」…エライっ!
「ダイジョウブ、ストックホルムからも行けるもん」といって、よりによってオレンジ(笑)で色指定なしのストックホルムーエレブルーを走る(笑)。

…こんな遊び方ZuZじゃないって言われそうですが、「スカンジナビア」は気をつけないとゲーム後の家庭内不和に直結するのです。
家族でゲームすると、こういう問題が起きるんですねー(笑)。

…話を戻して。
今回は、まず夫がチケット追加。
どうやら、短いのできざんだらしい…そうなるよね、このマップは。
そして、2号とわたしがほぼ同時。

いやっほい、久々のボーナスチケット(すでに完成しているチケットのことを、ウチではこう呼んでいます)!!
オスロストックホルム…4点(笑)。
ストックホルムウメオ…7点(笑)。
…しょぼっ(笑)。

そのまま続けて追加すると…もうムリってのばっかりの中、オスローホニングスヴォーグが出てくる…
ホニングスヴォーグ…最初のチケットでムリっと捨てたトロムセよりまだ遠い!!
そんなとこ、今から行けるかーっと思ったけれど、他のチケットができない以上、それしかない…

…しょうがない、防寒しっかりして(笑)行ってくるか…
でも、機関車(ジョーカー)全然ないんですけどー!

まさか、夫や2号もこれから北に行くとは思いたくないけど、万が一のことを考えて保険としてナルヴィクーキルナのトンネルを走ってみる。
わたしがここを走って、2人がすっとんでくるとなると大変だけど、そうじゃなかったら…希望はあるかも(笑)。

こそっとトンネル掘って走ったけれど、2号と夫はヘルシンキ周辺で戦っていて、わたしが防寒して北でトンネル掘るのはどーでもよかったらしい(笑)。
よし、じゃあ、北をめざしてみるか…

…と思ったものの、このあたりから3人ともカードが不良債権化(デッドストック化)してくる。
狙いのカードが場にないので、山札からひくけれど来ない。
いらない色がどんどん手札にたまり、誰も電車を走らせられない状態が続く…

わたしは機関車が3台も必要なのに、場にも出てこないし、山札からも出てこない。
思わず「もー、ジョーカーがない!!」とつぶやいたら、2号は無言で手札からジョーカーを6枚見せる…そこにあったのか…(笑)

そして思い出す、「フェリーの機関車は、通常カード3枚で代用できる」…よかった、ルールおさらいしといて(笑)。
「もうムリ、だから機関車の代わりにフツーの電車カード3枚出す!」といって、トロムセーホニングスヴォーグを、紫2枚とそれ以外に6枚出して走る!

…なるほどねー、これで、デッドストック化を防ごうとしたわけだとようやく気がつく。

それを見ていた夫も、「そうだった、ジョーカーの代わりに3枚でいいんだったね!」といって、ヘルシンキストックホルムを、同色カード2枚と、なんとご丁寧に同色3枚を2セット出す…
この出し方、どんだけわたしたちの手札がデッドストック化してたかがよく分かる。

でも、2号だけは運悪く通常区間を走りたかったので、裏技(笑)が使えず…
ひたすらカードをとり続ける…あー…

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何度目の不良債権化だろ…

どうにか北限まで行けたわたしは、チケット追加。
ストックホルムーベルゲン…オスロからベルゲンの直行は、すでに夫と2号がおさえているけれど、クリスチャンサンとスタヴァンゲル経由なら空いてる…
…え、わたしすごいじゃん、直行じゃないのに路線、すぐ見つけた!

…アホかって言われそうですが、そーゆーのが難しい年ごろなんですよ、いろいろ(笑)。
なので、さらっとできたのが単純にうれしいのです。

そしてもう1枚は…タンペレークリスチャンサン…わお、ベルゲン行けたら、自動的にクリスチャンサンはおさえられるし、ヴァーサータンペレはまだ空いてる!!

たまりまくった手札で、ベルゲンまではあっさり行けたものの…ヴァーサータンペレで苦しむ。
最短の2ます紫の紫は、今全然出てこない色。
やばいなー、どうしよう…と思ったら!

北欧の神様がヒントをくれる…4ますかかるけど、ストックホルムからトゥルク経由でタンペレに行けることに気がつく!!

…これも、アホかっていわれそうですが、昔(笑)は思い込んだ路線は誰かにとられるまでしがみついてしまっていたので、一息ついて違う路線を見つけるってことがなかなかできなかったのです。
それが、今回は誰かにとられたわけでもないのに、「あ、こっちからでも行けるじゃん」と思いつけたという。
それが、単純にうれしかったのでした(笑)。

山のような手札から、赤を出してトゥルクータンペレへ行き、機関車はないけど代わりに3枚出して、トゥルクからストックホルムをつなぐ…でーきーたー!!
充足感いっぱい(笑)。

そんなこんなで、わたしの電車がなくなって終了。
電車得点は夫、チケット得点はわたし、勝ったのは夫。
以下、わたし、2号。
2号は、結局最後まで希望の色が出てこなかった…

だって…

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左から、わたし、夫、2号のゲーム終了時の手札

これ、山札じゃないですよ、ゲーム終了時の手札です。
いくらなんでも…ねぇ。

今回は、勝てなかったけれど、自分がいろいろ気がつけたことがうれしかったです。
…でも、「北欧の国々 スカンジナビア」はまたしばらく封印ですな…

 

☆今日のありがとう☆

その1
先週の連日の雨がウソのようにいい天気!
夫とのんびり散歩に行きました。
いつもと違う道を歩いたら、きれいな景色にめぐりあえて楽しかったです。

その2
今日は母の日ということで、1号がクッキーを焼いてくれました。
これがおいしいのなんのって…
1号と2号が選んでくれたプレゼントもうれしかったです。