紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ゲット イット(Get it!)

目でコミュニケーション(笑)

言葉は交わせず、予感もないのに、時間もほとんどない!
それでも、チームの一員として正しい順番にカードを出してゆく…
Get it!
まさに「目は口ほどに物を言う」協力的パーティーゲームです。

No.524

・Get it!

・Steffen Benndorf作

・KENDi

・8歳から

・3人から6人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

StaupeさんとBenndorfさんが作った会社、KENDiの三部作、その2です。
その2といったって、ただ単にわたしが2つ目に遊んだってだけ(笑)。
ちなみに、その1は「ザ チョイス(the choice)」です。

さて、ルールは。
早見表にしたがって準備します。
カードはよくきって、裏返しに積み重ね、各プレイヤーに配ります。
プレイヤーは、配られたカードを1番上から下へ数が大きくなるように裏返しに積み重ねます。
積み重ねたら、左隣のプレイヤーにカードを渡し、右隣のプレイヤーからカードを受け取ります。

砂時計をひっくり返してスタートです。
各プレイヤーは、受け取ったカードを自分の前に置き、1番上のカードを自分には見えないように、他のプレイヤーには見えるように持ちます。
各プレイヤーは、他のプレイヤーのカードを見比べて、1番小さい数のプレイヤーを見つめます(笑)。
その際、絶対に話してはいけません。

見つめられたプレイヤーは、自分の手札を表にして場の中央に出します。
そして、新しいカードを他のプレイヤーに見えるように持ちます。

それを繰り返し、数字が昇順になるようにカードを出していきます。
順番に出せなかったら、その時点で負けです。
砂時計が落ち切る前に、全員カードを出せたら、勝ちです。

早見表にしたがって、次のレベルの準備をします。
これを繰り返します。

違う色のフェルト、買ってくるの忘れたー!

天気のいい午前中に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ざっとルール説明するけど。2人の頭の上に巨大なクエスチョンマーク(笑)。
…そうなるよね、うん、当然(笑)。

レベル1。
手札を配って、「カードを下に大きい数、上に小さい数になるように裏返しに積み重ねて。他の人には見えないようにしてね」
3人ともごそごそ準備(笑)。
わたし「んで、そのカードの山を左隣の人に渡して、右隣からカードをもらう」
1号「うん」
わたし「で、それを自分の前に裏返しに置いて、せーの、で1番上のカードを他の人に見えるように、自分は見えないように出す」
2号「ふーん」
わたし「で、自分が見えるカードで1番小さい数を出した人を見る。見られて自分が1番小さいっと思った人は、場にカードを表にして出す」
1号「ふーん」
…ふーん、としか言えないよね、これ(笑)。

準備はできた!

そして、砂時計をひっくり返してスタート。
全員カードを見せる…えーっと、2号の方が小さいから、2号をじーっと見つめる(笑)。
1号もカードを見比べて、2号を見つめる…2号、1号とわたしの顔を見て、え?という顔をしながら、おっかなびっくりカードを表に出す。
正解!

わたし「で、2号は、またカードを表にするわけ」
2号「あ、なるほど」
んーっと、あ、また2号だ。
2号、1号とわたしに見つめられて、カードを出す。

流れが分かってからは、3人プレイだしサクサクすすむ。
カードが出た瞬間は、目を伏せ気味にしてチェックする…じゃないと、時間制限があるからつい「あ、こっち見た!」とあわててカードを出しそうになる(笑)。
実際、2号があわてて出して、失敗。
2号「だって、1号もままも見てたじゃん!」
わたし「カードを見たんだってば。そのあと1号見ようとしたら、2号カード出してた(笑)」

気を取り直して、再チャレンジ。
最初のうちは真剣だったけど、途中から見つめ、見つめられて、なんだかおかしくなってくる(笑)。
1号は常に笑いをかみ殺しながらプレイしてて、それ見たら、わたしも吹き出しそうになる(笑)。
カードが出る瞬間は全員伏目、大小が分かった瞬間に視線が上がるタイミングが合うようになると、早い!
レベル1、クリア!

できた~~!

クリアできた瞬間、思わず全員で「やった!」
これ、充実感めっちゃあるわ(笑)。

そのままレベル2。
レベル2は、特殊カードの「ほほえみ」が入る。
特殊カードは、場のカードの数字に関係なく、出た瞬間に最優先で出す。
「ほほえみ」は、そのカードを持っているプレイヤーに、全員で微笑みかけなければならない(笑)。

…どーでもいいけど、このルール考えたの、おもしろすぎる~(笑)。
いい年した大人が、微笑みながらテストプレイしたんだろうか(笑)。

そして、スタート。
4枚出たところで、1号のカードが「ほほえみ」で、ついカードにあるように2号とわたしは口角を上げてにっこり…
1号、吹き出しそうになりながら、カードを出す(笑)。

その後、わたしも「ほほえみ」カードが出て、1号と2号の人工的なにっこり顔に遭遇(笑)。
2人そろうと、結構コワいんですけどー(笑)。

枚数は増えたものの、息が合ってきたのでサクッとクリア(笑)。
クリアした瞬間、こらえていた笑いが爆発(笑)。
なんかものすごくおもしろいことやってる気分!

レベル3。
特殊カード「視線」が入る。
「視線」は、そのカードを出しているプレイヤーを見ない、というもの(笑)。
…もうね、ルール説明するだけで笑っちゃうって、それだけで優秀すぎるゲームだと思うんですけど(爆)!

序盤は、数字なので3人とも、視線を下げてカードを確認して、相手を見る…3枚出たところで、あ、「ほほえみ」カード!
2号とわたしは、1号ににっこり。
1号、ぎょっとした顔(失礼なやつ)でカードを出す…

1枚出すと、次は2号が「視線」(笑)。
1号とわたし、盛大に(笑)そっぽを向く…2号、カードを出す…全員、吹き出しそうなのをこらえてる(笑)。

そんな感じで進み、ギリギリでクリア!
実は、レベルはまだあるのですが、時間切れでここまで。
1号「すんごく簡単。でも、すんごくおもしろかった!!」
2号「簡単なのにめっちゃおもしろい!じーっと見てると、どうしても笑いたくなる…」
ゲームの性質上(笑)写真が少な目ですが(カードを支えなきゃいけないし、時間制限アリなので、写真撮ってるヒマなかった)、お許しを。

 

あー、おもしろかった~!
これが「カードゲーム」か?と言われると、ちょっと悩むけど、そんなんどーでもいいぐらいおもしろいです!!
自分でパーティーゲームって言ってるぐらいだから、もうこれは思いっ切りアリだと思います。

わたしたちは、時間切れでレベル3までしか遊んでいませんが、レベルが上がると新しい特殊カードが投入されるので、これ以降もどうなるかぜひ遊んでみたい!

視線で遊ぶと言えば、「ぼくらロボたん(Wir sind die Roboter)」を思い出したんですが、「ゲット イット」はプレイヤー同士の視線が合うのが、くすぐったい感じで楽しいです!
プレイヤーの人数が増えると、どんな雰囲気になるのか、すごく気になります(笑)。

あと、「ザ マインド」には全然似てませんでした(笑)。
ザ マインド」は、ヒントも何もなしで出していくけど、「ゲット イット」は目で物を言っていいんだもの(笑)。
「目は口ほどに物を言う」…まさにコレの実験って感じ(笑)。

遊ぶ人は選ぶかもしれませんが、でも、気楽に遊べて遊び終わった後の雰囲気はいいと思います。
なんとか時間やりくりして、レベル4以降にチャレンジしたいです。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日の天気は、くもりのち晴れ。
過ごしやすい気温で、気持ちよかったです。

その2
また夕飯が決まらない(笑)。
朝からいつもなんとなく考えてるって感じ。
今日の夕飯作ったみなさま、お疲れ様です!

その3
結局、グラタンになったんだけど、おいしくできたのでよかった!
家族にも好評でした。

その4
そう、グラタン作ろうと思うぐらいには涼しくなりましたー(負け惜しみ)。

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪