紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ペッパー(Pepper)

日本で買ってまいりました!

激辛注意!
辛~いヤツらがやってくる!
《ペッパーより》

No.522

・ペッパー(Pepper)

・Wolfgang Kramer & Michael Kiesling作

・テンディズゲームズ

・10歳から

・3人から9人

・時間…30分

・日本語化…必要ありませんし、日本語版です

「ペッパー」は、1998年にF.X.Schmidから発売されました。
その後、テンディズゲームズさんが日本語版としてグラフィックも新しくして発売。
師匠がおもしろいっというので、これは遊びたいっとドイツ語版を探したけれど、見つからず…
なので日本に帰国した際、テンディズゲームズさんで購入!
よかった、手に入って!
これも、逆輸入っていうのかな(笑)?

さて、ルールは。
いわゆる(わたしが苦手な・笑)マストフォローのトリックテイキング。
マストフォローとは、最初に出されたカードと同じ色やシンボルのカードを持っていたら、それを出さなければならず、それがなかったら他のカードを出してもいいというシステム。
…簡単そうに聞こえるけど、これが難しい(←初心者ですので、あしからず)。

人数に合わせたカードをよく混ぜて、各プレイヤーに配ります。
手札に1のカードがあったら、それを表にして自分の前に置きます。

手番がきたら…
最初の1枚と同じ色のカードを持っていたら、そのカードを出さなければなりません。
自分の前にある1のカードを出してもかまいません。
最初のカードの色で1番大きい数を出したプレイヤーが勝ち、場のカードを裏返しにして自分のわきに積み重ねて置きます。
場に1のカードがあったら、1のカードは自分の前に表にして置きます。

最初の1枚と同じ色のカードを持っていなかったら、他の色のカードを出します。

誰かの手札(前に置かれた1のカードは含まない)がすべてなくなったら終了です。
その時点で自分の前に1のカードが置かれていたら、1枚につきマイナス2点。
獲得して裏返しにして置いたカードに自分の前の1と同じ色のカードがあったら、1枚につきマイナス1点。
5ラウンド行い、マイナスが少ない人の勝ちです。

上からチリーザキッド、ジョロキアX、ホセハラペーニョJr.、下はエルヴィススコヴィリー、ジジネロ、アヒンシュタイン…いいわぁ(笑)

天気のよい午後に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ざっとルールを説明するけれど、さすがに何度も遊んだことのある「トリックテイキング」なので、1のカードの扱いだけ説明したら、すぐ開始。

手札を確認すると…

いきなり3枚もあるんですけど?

え、3枚もある…
2号「1枚」
1号「ないわ、1のカード」
…めちゃくちゃ不公平感…って、わたしがきって配ったんだけどねっ!

スタートプレイヤーは、わたし。
初心者丸出しで、3枚も自分の前にあるのがイヤってだけで、赤の1を出すわたし。
実はこれ、めっちゃ悪手(笑)。

わたしの前から早くいなくなって欲しい…

赤の4を出した1号が獲得。
1の赤は自分の前に置き、残りは裏返しにして積み重ねて置く。

わたしはとにかく1をなくしたい…その一心。
…だから初心者はーって言われそうだけど、自分でもそう思う(笑)。
でも、自分の前に1が置かれてると気になるじゃんっ(開き直り)。
その後、2号が黄色を出してくれたので、ちゃっちゃと黄色の1を出す!

もう一つ出す

そして、青の1も出すっ!

あー、すっきりしたっ(違っ)

やったーっ、これで1がないー!

…「頭、ダイジョウブ?」って思っていいですよ、わたしもそう思いますから。
初心者とか苦手とかっていうレベルじゃないっつーの(笑)。

その後…

あら?

2号が青の1を出す。
1号、青がないので赤の1を出す。
わたし…なんでだよー、青があるー、しかも2…
1号と2号、爆笑。
…するよね、そりゃ。

そうか、このゲーム、1のカードは中盤以降に忍び込ませるべきなんだ!←今ごろ…
目の前に1のカードを並べながら、ようやく気がつく(遅すぎ・笑)。

そう、「ペッパー」は1のカードさえなかったら、マイナスにならないんだから、序盤は手札を整えて、中盤以降に1を混ぜて人に押し付けるのが王道。

でも、開始が遅すぎると…

こういうこともありうる…

1号、黄色の1を出す。
わたし、黄色のカードはないので、青の1を出す。
2号も黄色のカードはないので、緑の1を出す。
1号「…これって…」
わたし「うん、1号の勝ちだね。1号一気に1を3枚ゲット(笑)」

…って、笑ってたらバチが当たったらしい、押し付けたはずの1が戻ってきてしまう。
そのまま2号の手札がなくなり、1ラウンド終了。
1号は、1が1枚、同色カードが7枚でマイナス8点。
わたしは、1が3枚(!)、同色カードが6枚でマイナス12点…
2号、1のカードなしで、マイナスなし!!
わたし「なに…これ…」
動揺のあまり、写真撮り忘れる(笑)。
ぶっちぎりでマイナスじゃん、わたしっ(笑)!

2ラウンド目。
今度は、序盤はあわてない。
ちゃんと…

普通のトリックテイキング(笑)

普通のカード出す(笑)。

青のカードが出ても…

ガマンができるようになりました(はぁ)

1ではなく、3を出す。
ふふん、ちゃんと学んだ!

そして、中盤、手札から1色消えたあたりで、3人とも悩む(笑)。
この緊張感がたまらない(笑)。

読みに読んで、1号青の1を出す!
青かー、もうないんだよねー…ってことは、これ、もしかしてチャンス?
思い切って赤の1を出してみる。

辛い、辛すぎる…

すると、2号も「青ないんだよね」と言いながら、黄色の1を出す…
うぉ!

フルハウス、かっこいいっ(他人事)

1号フルハウスー(笑)。
全部そろったねー!

…と思ったら、その直後。

戻ってきちゃった…

あ、押し付けられたっ!!
終盤、立て続けに1のカードを押し付けられて、気が付けばわたしの前に3枚!!
また2号の手札がなくなって、終了。

見よ、この見事な負けっぷり(笑)。

何やってんだか(笑)

2号、相変わらずマイナスなし。
1号、合計マイナス14点
わたし、合計マイナス28点…

なーんーでー、1のカードはわたしの前に戻ってくるのーっ!!
オカシイ、絶対オカシイっ(笑)。

3ラウンド目。
もう、どうしたらいいのか全然分かんない(開き直り)!

…とにかく。
序盤は、1のカード動かさない。
手札の色が切れるちょっと前に動き出さないと、間に合わない…気がする(笑)。

今回は、序盤は適当にカードを取ってみる。
そう、1のカードがなければマイナスにはならないんだから、焦ることもない。

そして、中盤。
まだそれなりに各色残っていると読んで、1を出してみる。
うむ、2号に押し付けた。
もう1枚は…1号が運よく、青の3で始めたので、青の1を出す。
うむ、1号に押し付けた。

1号、青の1を出す…
わたしの最後の手札は黄色の2…

出せたっ!!!

2号、赤の1を出す。
1号、青と赤の1ゲット。
わたしの手札がなくなったので、終了!

1がない~~~~~(笑)

わたし「やったー、初めて初めて初めて0点!!」
1号「よかったね。こっちは1が3枚…」(棒読み)
2号「マイナス2点だ」
…マイナス2点??
2号「うん、黄色のカード、なかった!」
…こ、こいつ、どこまで…

ホントは5ラウンドプレイだけど、時間切れで3ラウンドで終了。

1号は、合計マイナス36点。
2号は、合計マイナス2点。
わたしは、合計マイナス26点。
2号、ぶっちぎりの勝ち。
1号「1のカードは、最後まで持ってた方がいい。で、カードの色数が減ってからが勝負。手札にない色が出たら、1のカード押し付けられるのがよかった!」
2号「1は、とにかくギリギリまで待つ。最後に押し付けないと戻って来るし。誰が何を持ってるか持ってないかと読むのがおもしろかった!」

 

めちゃくちゃおもしろい~!!
これ、再販したの、大正解だと思います。
トリックテイキングが苦手でヘタクソなわたしでも、このプレイ感はすんごく楽しかった!

1号と2号はすぐに「1は最後だ」と気が付いたようですが、わたしは自分の前からなくしたくて、さっさと出すという暴挙に出て自爆しました(笑)。
ホントにゲーム好きなの?と聞かれても、しょうがないレベル…(笑)

序盤は肩慣らしというか、お互いの腹の内を探るという感じ、中盤お互い手札の色数が少なくなってからの読み合いが熱いこと、熱いこと!
この緩急がたまらない!
わたしはとにかくカードを取りたくなくて、そっちに意識が行きすぎましたが、ある程度はカードを取って、最後に1を押し付けるのが本道だと思います(←偉そうに言ってみる・笑)。
3ラウンド目でようやくそれが理解できて、実行できたのもうれしい(笑)。

これは、人数が多くなるとどうなるのか、ぜひ試してみたいです。
師匠、いいゲームの紹介ありがとうございます!

そういえば、1のカードのネーミング、プレイ中1号も2号も気が付いて、大笑いしてました。
こういうの、ほんっといいですよね。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日もいい天気!
すかっと青空が広がって、気持ちよかったです。

その2
また、夕飯を何にするか悩みまくる(笑)。
悩むっていうか…なにを作るか、思い付かない…思い付かないから、買い物もできない…ぎゃー、みたいな感じ。
でも、結構暑くなってるから、また冷たいご飯でもいいかなと、冷やしうどんを思い付く!
とってもおいしかったです!

その3
思い付けば、別に作るのはいいんだけど、思い付くまでが大変。
夕飯作る人、みんなすっごくえらいと思う。

その4
2号のお弁当、今日はおにぎり。
食べてたら、友達に「それなに?おいしそう」と言われたので、少しあげたらめちゃくちゃおいしいっと感激してたそうな。
なんと「お母さんにおいしかったって言っといてって言われた」そうです(笑)。
それはうれしい!
おいしいって言ってくれてありがとう。

その5
その子の性格もあるとは思うけど、その子の環境、いろんなものに対してオープンなんだろうなぁ。
見たことない食べ物ってだけで、「食べない」「気持ち悪い」「なにそれ」「そんなの食べ物じゃない」って反応する人もいるけど、「なんだろう?食べてみたい」と思って、実際に食べておいしいと思う偏見のない姿勢っていいなぁと思います。

その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪