紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

だるまあつめ

だるまをいっぱい集めます!

あなたは「だるま」の収集家。
今日も「だるま」あつめに励みます。

No.520

・だるまあつめ

Reiner Knizia

・テンディズゲームズ

・8歳から

・2人から6人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません、日本語化されています。

「だるまあつめ」は、ドイツ語版「ファミリーインク」の日本語版です。
ファミリーインク」があまりにもおもしろかったし、なにより「だるまあつめ」のだるまがかわいいし、ルールも少し変更になっていると聞いて、これは買いだなと思ってました。
そして、日本に帰った時、無事テンディズゲームズさんで購入。
箱がコンパクトで、すばらしい(「ファミリーインク」は、空気売ってた)!

さて、ルールは。
ほぼ「ファミリーインク」と同じなんですが、「だるまあつめ」では、手番でカードを表にする際、自分の前に置かれたカード3枚目まではかぶっても強制終了になりません。
その代わり、「ファミリーインク」のダイアモンドルールはありません。
また、「ファミリーインク」では、チップを表にするのをやめてから、他のプレイヤーのチップを横取りしますが、「だるまあつめ」ではカードを表にして、他のプレイヤーが同じカードを持っていたら、すぐに横取りするかどうか決めます(横取りしなくてもかまわない)。

だるまがとてもいい感じ!

というわけで、夏休みボケ真っ最中の1号、2号、わたしの3人でプレイ。
「ファミリーインクって覚えてる?チップを表にして取り合うやつ。あれの日本版で、ちょっとだけルールが違う。表にするとき、自分の前に2枚までしか置かれてなくてかぶった場合はセーフ。3枚あったらアウト」と説明したけど、1号も2号も「ふーん…」
「ファミリーインク」やったの、ずいぶん昔だったしなー、まぁいつものようにとにかく始めることにする(笑)。

スタートプレイヤーは、わたし。

カードは大きめで遊びやすい!

まず1枚目。
6のだるま。

2枚目は…

かぶらなかった(笑)!

2のだるま。
まだ誰も自分の前にだるまを持ってないし、3枚目まではかぶってもダイジョウブなので、悩まずさくっと3枚目。

いきなり3枚ルールに助けられる

おっと、ここでいきなりかぶった!
2号「あ、同じの出た!」
わたし「出たけど、これでわたしの前に3枚だからセーフなの。4枚目だったらアウトだった」
1号「あ、そーゆーことね」
いきなりラッキー!

まぁ、もう1枚ぐらいはいけるんじゃないかと欲張ってみると…

こんなもんかな?

お、7のだるま!
わたし「んじゃ、これでやめる」

次は、2号。
3枚目までセーフというルールがあるので、迷わず一気に4枚目まで表にする…

勢いはあったんだけどねぇ(笑)

…4枚目で思わず爆笑(笑)。
2号「しかも2でかぶるって、すっげー頭くんだけど?」
わたし「そーいえばさ、『ファミリーインク』もやたら4枚目でかぶってた気がするんだけど…」
2号、いきなり全部捨て札(笑)。

それを見ていた1号は…

3枚かぶらず!

3枚目までは、かぶらなかったし、サクサクと表にする。
しばらく悩んで…「もう1枚いっとく」

あ…

なんでそこで6が出るの?
1号「それちょーだい」
わたしの前にあった6を2つ、横取りされる!
むーかーつーくー(笑)。

横取りされたー!

で、ここでやめるかと思いきや「もう1枚いっとこーかなー」
…こういう欲張りは、ろくなことがないはずっ(笑)!

なんでだよっ(笑)!

…なんで、9とか出るのかな(笑)。
1号「ま、こんなもんかな」
でしょうねっ(笑)!

わたしの手番だけど、わたしの前に残ったのは…

横取りされた…

2と7だけ…ないよりマシだけど、さびしーなー(笑)。
わたしは、3枚表にして、1号の9を横取りして終了。
ほら、欲張るとロクなことがないから、控えめにしてみた(笑)。

横取りし返す(笑)

そして2号は…
2、1、4ときて、1号の4を横取り。
そして、もう1枚表にすると…

すごいな、これも(笑)

2号「1かよっ!」
1号とわたし、吹き出す…まるで仕込んであるかのような展開(笑)。
わたし「よりによって1がかぶる…」
1号「うん…」

それ見て笑ってた1号も…

来たっ(笑)

4枚目の4がかぶる(笑)。
やっぱ4枚目かぶり説、証明されたのではないかと(笑)。

そういいながら、4枚目まで表にしたわたし(笑)。

10のだるま、出た!

10があるのがうれしいなーとか思ったけど、よく考えたら全然横取りできなかった(笑)。

2号も、4枚。
2号は2枚目にわたしが持っている3が出たけど、そこで「横取りしない」の判断を下したため、こうなった。

4枚並んだ

1号は、3枚で止める。
1号も横取りしなかったので、こうなった。

にぎやかだけど、得点はまぁまぁ

わたしは、4枚もらえたけど…なんとなくお得感がない(笑)。
やっぱり集めて横取りしてナンボだよね。

しばらくすると…1号、2号とわたしから達磨を横取り。

横取りされた!

すると、わたしの手番でも7が出たので、1号から横取り。

7を3枚集めた!

うっひっひ、3枚で21点(捕らぬ狸の皮算用)。

2号は、わたしから4を横取りしたけど…

1に沈む(笑)

また1でかぶって、強制終了(笑)。
2号「小さい数でばっかりかぶるの、なんで?」(笑)

そして、1号。
1枚目の3で、わたしの3を横取り、その次は5、その次は…

なんだとぅ??

7!!
わたし「えーっ、なんで7なのーっ!」
1号「7もらっとくねー、んで、これで終わり」
なんでよー、もう1枚表にしろー(笑)。

1号、ため込む(笑)

…7のだるま、わたしのだったのにっ(しつこい)!

その後、どうにかして挽回しようとしたものの…

うげっ!

10でかぶり…

あちゃー…

7でかぶり…強制終了ばかり(笑)。

序盤は、強制終了が続いた2号は中盤以降確実に集め、強制終了がほとんどなかった1号はもっと集め、ゲーム終了。
得点計算してみると、当然1号がぶっちぎりの勝ち。
以下、2号、わたし。

 

いやー、ほぼ同じルールと思えないほど、別物(笑)。
「だるまあつめ」も「ファミリーインク」も、ルールとグラフィックが見事に一致してて、遊んでいてほんっと楽しい!!

「だるまあつめ」の3枚までセーフのルールは、「ファミリーインク」のギャンブルとは合わないし、「ファミリーインク」のダイアモンドルールは、「だるまあつめ」のだるまに合わないと思います。
どちらも、グラフィックの雰囲気とルールが合っているので、違和感がなくその世界に入り込むことができます。

要は坊主めくりなんですが、そこにひとひねり…こういうの、Kniziaさんはめちゃくちゃ上手。
簡単なルールなのに、しっかりハマるってすごいなと思います。
ただ、「だるまあつめ」は得点ボードがないので、途中経過が分かりません。
でも、途中経過が知りたかったら、カルカソンヌの得点ボードとこまで記録すればいいわけで、これは好みの問題かな。

年齢に関係なく、誰でもすぐ遊べるゲームなので、気軽に遊んで欲しいゲームです。

おまけ。
「だるまあつめ」と「ファミリーインク」並べると…

ひどくない??

…同じゲームとは思えないサイズの差(笑)。
この写真では見づらいですが、厚みもほぼ倍あります。
これはちょっと…ねぇ(笑)。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日も天気悪かったです。
でも、わたしが出かけている間は雨がやんでいたので、助かりました。

その2
ふと見ると、ヒマそうにごろごろしている方が2名。
ダメもとで、「ねー、ゲームやらない?」と誘ったら、「いいよ?」
やたーっと、遊んでもらいました(笑)。

その3
しかもそのゲームが、結構おもしろくて、3人で吹き出しまくり。
いやー、なかなかよいチョイスであった(笑)。

その4
ゲーム選びってホント難しくて、どんなにいいゲームと言われていても、遊ぶ人によっては全く違う展開になるし、その場の雰囲気なんかもかなり重要。
遊びたいゲームを遊ぶのが一番だとは思うけど、「その日」「その場所」「その人」に合うゲームってのもいいセンいくんじゃないかなぁ…なんて思った午後(笑)。

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪