紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

チケットトゥライド カードゲーム(Zug um Zug das Kartenspiel / Ticket to ride the card game)

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チケットトゥライドだけど、新作じゃない(笑)

新たな電車の冒険が始まる!
チケットトゥライド カードゲームは、家族や友達と楽しめます。
目的地に到着するために必要な電車カードを集めます。
ルールは簡単、すぐに遊べます。
チケットトゥライドシリーズが、手軽な旅行版になりました。

No.400

・チケットトゥライド カードゲーム(Zug um Zug das Kartenspiel / Ticket to ride the card game)

Alan R.Moon作

・days of wonder

・8歳から

・2人から4人

・時間…30分

・日本語化…地名が日本語だと遊びやすいと思います

さて、久々の「チケットトゥライド」です。
夫が好きで、片っ端から遊びまくりましたが、最近新製品が出ない…
…あ、「レイル&セイル」出たけど、あれは…(言葉を濁す)

となると、自然と過去買い損なったものを探すことになり…その一つが「チケットトゥライド カードゲーム」。
2008年の発売当時、あまりいい評価でなかったことと、当時ウチに遊べる人がそろってなかった(笑)ので、スルーしたら、なんと今のところ再販なし(涙)。
ネットオークションで見かけるも、目が飛び出そうな値段…すっぱい葡萄的に、「まぁ、そんなにおもしろそうじゃないからいいや(完璧な負け惜しみ)」とあきらめていたのですが…

先日ふと思い出して検索してみると…あら、めずらしい、安い値段で出てる(笑)。
とはいうものの、締め切り直前に値段がーっと上がるんだろうなぁと思っていたら…上がらない(笑)。
締め切り数時間前に最低入札価格で入札しとくと…「おめでとうございます」の連絡…よく見たら、入札者わたしひとり(笑)。
…あらまあ、買えちゃった(笑)。
縁があると、こんな風に手に入るんだなぁと思った次第。

というわけで、ルールです。
電車カードは、まず各プレイヤーに1枚ずつジョーカー(機関車)を配ります。
残りのカードをよくきってから、各プレイヤーに7枚ずつ配ります。
電車カードを山札にして、上から5枚を表にします。

チケットはよくきって、各プレイヤーに6枚ずつ配ります。
チケットは、少なくとも1枚手元に残します。

手番がきたら…

1.操車場(自分の前に表になって置かれたカード)から、各色1枚ずつ発車させて、自分のストックに裏返しに置きます。
注・一番最初の手番では、1枚も置かれていないので、この手順は飛ばします。

2.以下から1つ選んで実行します。

A.電車カードを取ります。
取り方は、「チケットトゥライド」と同じです。
・オープンになったカードか、山札の1番上のカードを取る
・2枚取れるけれど、オープンのジョーカーを取ったら、それで終了(ジョーカー1枚のみ)
・ただし、オープンのカードが3枚以上ジョーカーになっても場は流れない

B.手札から操車場にカードを表にして出します。
・同色2枚以上か、1枚ずつ違う色を3枚出す
・すでに他のプレイヤーの操車場に置かれた色は、その枚数より多くなければ出せない
→多く出したら…
他のプレイヤーの操車場に置かれた同じ色のカードは、すべて捨て札になる
・ジョーカーは、単独(違う色で3枚)では出せず、同色2枚以上の一部としてしか出せない
→出したら、色別に置いた列の一番上に置く
・操車場には、各色1列しか置けない
→複数枚置く時は、枚数が分かるようにずらしておく

C.チケットをとります。
・4枚取って、好きなだけ残してかまわない、あるいは全部戻してもかまわない

これを繰り返して、人数に合わせた終了条件を満たしたら、ゲーム終了です。
自分のストックを表にして、チケットの指定の色を出します。
指定の色がすべて集まったら完成、足りなかったら未完成です。
未完成のチケットは、マイナス得点になります。

また、大都市ボーナスがあり、一番多くボーナスカードにかかれた各都市に行ったプレイヤーは、そのボーナスをもらえます。

チケット得点とボーナス得点を足し、一番多かったプレイヤーの勝ちです。

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光の加減ではオレンジと黄色が区別しにくい

家族で遊ぶ日(240)。
…とはいうものの、1号も2号も出かけたので、正確には夫婦で遊ぶ日。
届いた新しい(ウチにとっては)チケットトゥライドシリーズ、早速遊んでみることにする。

夫にざっと説明したけど…すぐに「よく分かんないから、始めてみて?そしたら分かるかも」
…まぁ、本人が言うならいいけど…

実は、わたしも説明書を読んだだけでは、すぐに理解はできず。
師匠のHPで、
手札→レイルヤード(操車場)表向き→ストック裏向き」を見つけて、一発理解。
そして「マンマミーアに似てる」で、完璧理解(笑)。
師匠、ありがとうございます!

ただ、夫は「マンマミーア」で遊んだことないんだよなぁ…うー、1号、2号ならすぐ分かるのにー(笑)。

とりあえず、カードを配り、チケットを確認。
…と言っても、すでに手札にその色があったらラッキーだけど、なくてもこれから完成できる可能性のほうが高い。
夫「これ、全部持っててもいいの?」
わたし「いいよ。1枚以上残したら、何枚戻してもいい。同じような色が多かったら、戻すのは手かも」
そう言ったら、夫は1枚戻す(笑)。
わたしは、なんとかなるだろうと見切り発車(笑)。

スタートプレイヤーは、わたし。
「手番のはじめに、必ず電車を出発させるの。自分の前に表になって置かれたカードがあったら、各色1枚ずつ裏返しにしてストックにする。それが最後にチケット完成するのに使えるカードになる」
…夫、当然頭の上にでっかい?マーク(笑)。

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手札の数は多め(笑)

わたしは運よくロサンゼルス・ヒューストンの3色が手札にあったので、まずそれを操車場に出す。

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ちょうど3枚あった!

「操車場にカードを出すときは、3色を1枚ずつ出すか、同じ色を2枚以上出すの」と説明したけど、夫、全然分かってない顔(笑)。

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さぁ、わたしの電車たち、行くのだ!

夫「カードは、いつもと同じようにとれるの?」
わたし「うん、とれる。ただしオープンのジョーカーは1枚だけ。あと、場にジョーカーが3枚になっても流れない」
夫、無難に2枚取る。

わたしの手番。
まず、操車場のカードをストックに入れる(目的地に向けて、出発したって感じ)。

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みんな出発したっ(笑)!

これで、ロサンゼルス・ヒューストンはできたので、チケットもわきに置く。
それから、場のカードを2枚取る。

夫の手番。
カードを2枚取る。

わたしの手番。
マイアミ・オハマの3色もそろったので、操車場に置く。

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これもちょうど3枚!

夫の手番。
夫、とうとう操車場にカードを置いた!
わたしの3色を避けて、3枚置く…すばらしいっ、理解してるっ(笑)!

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すばらしい(拍手)

わたしの手番。
操車場のカードをストックに入れ、カードを取る…お、ジョーカー来た!

夫の手番。
夫「…で、このカード、自分のになるんだよね?」
わたし「そう、裏返しにして、これで確実にあなたのカード」
夫「で、手番終わり?」
わたし「まだ。この操車場からカードを取るのは、手番を始める前にタダ(笑)でできんの。だから、あなたはこのあとカード取っても、カード出しても、チケット取ってもいいよ」
夫「ふーん…」

どうやら夫も理解したらしいと思った矢先。
夫「でもさ、これ、チケットによっては4枚そろえなきゃいけないよね。これ、どーやってそろえるの?」
…あいたー、そこっすか…マンマミーアで遊んでから、このゲームやるんだった(笑)!

夫は「ストックにたまったカードで、最後にチケットが完成したかどうか確認する」というのがなかなか理解できず、四苦八苦。
確かになぁ、今までこのタイプのゲームでは遊んでない…
あげく「できたチケットは、どうしたらいい?」と聞くので、「手札で持ってると混乱すると思うから、横に裏返しにおいといたら?わたしもそうしてるよ」と言うと、素直に裏返しに置く(笑)。

どうにか、「最後に確認する」を理解したかと思ったら、今度はジョーカー(笑)。
…このゲーム、次から次へとハードル出てくるな(笑)。
まぁ、まとめて出てくるよりずっとマシなんだけど(笑)。

夫、ジョーカー1枚と、黄色と青を1枚ずつ出そうとする。
「あ、それはできないの。ジョーカーは同色2枚以上の一部として出すの」
「…わかんない…」
「…だよね。でも、そういうルールになってるの。たとえば、黄色とジョーカーは、同じ色の列として出せる」
夫、しばらく考えて青とジョーカーを出す。
一応「青と一緒に出しても、最後にチケットと確認するときも、ジョーカーを青として扱う必要ないからね」と言っとく。
…でも、たぶんこの情報は、夫の脳みそまで到達してない(笑)。

で、ふとわたしの操車場を見たら…わたし、青1枚出してた(笑)。
「こういう場合は、わたしの青い電車が強盗にあって、走れなくなります。なので捨て札」と言ったら、夫、めちゃくちゃうれしそう(笑)。
なんかすっごく悔しいんですけど?

夫はこのルールが気に入ったらしく、そのあともわたしが1枚でさらしているカードを複数枚で強盗する(笑)。
「ちょっとやめてくんない?計算合わなくなるんだけど?」と言ったら、「だって、ぼくだってこの色いるんだもん」
もっと悔しいんですけど?

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なかなか攻めてる(笑)

中盤になると、出したい色を相手がすでに出してて出せないが続発。
…同色で出すというのにハマった夫、2枚黒で2枚ジョーカーとか出すんだもん、黒出せないっつーの(笑)。

夫もわたしも数回チケットを追加し、終了。
お互い机半分つかって、チケット確認。
わたしはジョーカーしっかり仕込んだものの、使ったのは1枚だけ。
あー、チケットもっと追加よかったのにー!

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全路線完成!

夫は、1枚完成できなかったけれど、しっかり一番点数の少ないのを未完にする…なんだ、分かってんじゃん(笑)。

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夫もがんばる!

都市ボーナスは、わたしが5つ、夫が3つとり、勝ったのはわたしっ!

ルールに慣れるまでは、かなりもっさりした感じなんだけど、慣れてくるとぐっとおもしろくなってきます。
わたしの苦手な記憶系だけど、電車カードをそろえて出せばなんとかなる、ぐらいで充分遊べました(笑)。

「チケットトゥライド」に似てるかどうか、と言われれば、あんまり似てない気がします。
上にも書きましたが、「マンマミーア」のほうが似てます(笑)。

そして、すでに操車場に出ている色のカードは出せないというのがめちゃくちゃ効いてます。
それで、何度計算が合わなくなったことか(笑)。
2人でやってもこれだけ重なるんだから、3人、あるいは4人で遊んだら大変なことになりそう(笑)。
そうなると、記憶力勝負…になるのかも。
これはぜひ、3人、4人でやらねば(別名・無鉄砲)。

あとは、オレンジと黄色が見分けづらい…これ、色の判別に問題のないわたしでも見づらいと思いました。
色で判別できなかったら、記号で判別できるようにはなっていますが、だとしても似すぎていて、遊びづらいです。
なんかなー、「チケットトゥライド」クオリティと言われれば、それまでなんだけど(笑)。

それでも、いろいろ試してみたいと思うゲームです。

 

チケットトゥライド カードゲーム・その2はこちら

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は(も?)朝から雨。
しかも降り続く…と思ったら、途中から白いものが降って来る…そう、雪…
…空からの壮大なエイプリルフールだと思いたい(笑)。

その2
今日も、ラッピングバスに乗れた!
ラッキー!

その3
実は、「チケットトゥライド カードゲーム」でゲームの紹介記事が400本になりました!
いつも読んでくださって、本当にありがとうございます!

その4
夫が台所でごそごそしてる…そして、口をもぐもぐさせながら出ててくる。
わたしと目が合うと、「な、なに食べたかは、ぼく絶対言わないからねっ!」…いや、聞く気はないけど、あわてっぷりがかわいすぎるんだけど(笑)。

その5
ちなみに夫が食べたのは、2号が欲しがったシリアル。
そのあと、食べる前に袋が開いていることに2号が気がついて、「だれ、勝手に食べたのっ???」と大騒ぎ。
…食べ物の恨みは恐ろしいっていうのにー(笑)。

その6
「ままかと思ったけど、ちょっと待って、これ、パパ??」と2号の推理(笑)。
ぴんぽーん(笑)。
「もー、パパすぐ食べるんだからー」と言いながら、2号も食べる…すると、「まま、これ、牛乳と食べるより、このまんま食べたほうがおいしいかもっ!」…よかったね、新しい食べ方発見できて(笑)。

その7
2号が推理できたのは、袋の切り口がきれいじゃなかったから。
わたしはたいていハサミを使うけど、夫はナイフでじゃきじゃき…犯行の手口もバレてる(笑)。

その8
…たかだかシリアルで、こんなに楽しませてもらっていいんだろうか(笑)。
いやー、ラッキー(笑)!

その9
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
ルンルン♪♪♪