みんなは宇宙船シリト号の乗組員。
全員が「しりとり」大好きな「しりとり」マスターだ。
火星での調査が終わり、地球への帰還に向けての旅行中、急にエンジンが止まってしまって大慌て!
どうやらメインコンピューターが故障してしまったようだ…。
メインコンピューターは、いざという時に備えて修復装置の操作パネルがある。
修復装置は「10分間で可能な限り多くのひらがなを使って『しりとり』をすること」で発動する。
使った「ひらがな」が多いほどメインコンピューターが修復されるので、みんなで力を合わせてピンチを乗り越えよう!
《シリト:リミット10より》
No.354
・シリト:リミット10
・ボドゲイム(中島正太郎、大野森太郎、ごまねこ、hiro、藤田真吾)作
・アークライト
・6歳から
・1人から5人
・時間…10分
・日本語化…日本語のゲームです
東京では、もうすぐゲームマーケット開催ですね!
いいなぁ、いいなぁ、わたしも行・き・た・い・!(笑)
…というわけで、気分だけでも日本!と出してきたのが、「シリト:リミット10」です(笑)。
ウチには、「親が日本人ってだけで、海外で日本語を学ぶ羽目に陥った(笑)人」が2名もいますので、「日本語で遊ぶ」ゲームはちょこちょこチェックしてます。
記事にしたのは、まだ「もんじろう」と「ワードスナイパー」だけですが、実は「ワードバスケット(通常・キッズともにあり)」「もじぴったん」も所有してます。
しかも、「ワードバスケット」は、記事も書き始めているのですが…なんだか納得いかないっ(笑)。
そうこうしているあいだに、「シリト:リミット10」登場っ!
さぁ、(いろいろ)どうなるのでしょう(笑)?
まずルールです。
操作パネルを組み立てます。
文字タイルと頭文字ポーンはわきにおきます。
各プレイヤーは、ひらめきカードを1枚ずつうけとります。
ひらがなカードはよくきって、スタートプレイヤーの前におきます。
エンディングカードは裏返しにしてわきにおきます。
タイマーを10分にセットします。
…準備はこれだけ(笑)。
順番にしりとりをして、10分以内に44音をすべて使います。
ただし、いくつかルールがあって、それに従いながら、プレイヤーは順番にしりとりをします。
ルールは
・言葉は3文字以上
・同じひらがなは2回までしか使えない
などです。
スタートプレイヤーは、ひらがなカードを表にして、その文字から始まる言葉をいいます。
使ったひらがなの上に文字タイルをおきます。
すでにおかれていたら、裏返してXが見えるようにします。
言葉の最後の文字に頭文字ポーンをおきます。
次のプレイヤーは、頭文字ポーンがおかれた文字で始まる言葉を言います。
手番のプレイヤーが言葉を思い付かない時、他のプレイヤーが思いついたらひらめきカードを使って、代わりに言葉を言うこともできます。
10分たったら終了です。
残った文字タイルの数を数え、エンディングカードでランクを確認します。
天気の悪い午後、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ルールをざっと説明すると、すぐ理解。
とても分かりやすいルールだし、「一般的なしりとり」をしていて問題になりそうなことはすべて説明書で説明してあって、とてもすっきり。
「『ん』は何回使ってもいいの?」と2号。
「うん、でも、最後に『ん』がつく言葉はダメだよ?」と言ったら、1号「でも、それってしりとりの基本でしょ?」…確かに(笑)。
実は、1号2号が小さい頃「子どもの日本語のためには、しりとりがとてもいい」と聞いて、ひまさえあればしりとりをやってた時期がありました。
親がうんざりしても、子どもたちは延々しりとり(笑)。
日本語のためになったかどうかは分からないけれど、「日本語で遊ぶ」というのは達成できたと思ってます(笑)。
…って、話それた(笑)。
スタートプレイヤーは、わたし。
ひらがなカードは「ま」。
タイマーかけて、スタート!
「ま、ま、ま、ま…まんじゅう?」
「ま」と「し」と「ゆ」と「う」に文字タイルをおいて、「う」に頭文字ポーンをおく。
2号「う?う、かぁ…あ、うさぎ」
1号「ぎ?きでもいいんだよね…きつね、かな」
わたし「ね…じゃあ、ねずみ、だよねぇ…」
2号「み?み…み…英語でもいいの?ミラクル?」
わたし「いいんじゃない?日本語でも使うから(おおざっぱ)」
ここで、2号が「まま、文字タイル、ひらがなの上におかないでよ。ちゃんと下におけるようになってるんだよ?」
わたし「あ、ホントだ…ごめん…」
なぜかわたしご丁寧に文字タイルを文字の上にのせてた…
そして2号「でもさ、これ、すごいね!使ってない字がすぐ分かるようになってるから、それと頭文字つなげればいいんだよ!」
1号「うん、これ便利だわ。すごく分かりやすい!」
わたし「…なのに文字の上にタイルのせてごめん(笑)。でも、確かにこれ、すごくやりやすいね」
そのあとも、3人でうんうん悩んでいると…時間切れ。
結果…12枚残る…惨敗(笑)。
「悔しい」
「も一回やろっ」
「いいよっ」
…2回戦…10枚残る…まだDランク…(笑)
翌日、2号とわたしの2人でまたプレイ(笑)。
「記事書く前に、せめて1ランクぐらい上げたい」とわたしが言うと、「でも、これ全部埋めるのはすごく難しいと思うよ?」と冷静な2号(笑)。
そーだけどー、そーだけどー、チャレンジはしたいじゃん!(笑)
今回のスタートひらがなは「き」。
2号「き…きかんしゃ…」
わたし「や…やまのもり?山の森って言葉ある?」
2号「ままが知らない言葉、2号が知ってるわけないじゃん。いいよ、山にある森、で山の森(ホントかよ)。そしたら、り…かぁ…あ!!リモートコントローラー!!」
わたし「すごいっ、長い言葉、よく知ってんね(笑)。じゃあ…ラッパっ!…って短っ!!」
2号「ぱ…ば…は…はなみず、かな?」
わたし「ず…す…すいかわり?」
2号「り…リハーサル!!」
わたし「2号、『り』に強いよねー。る、かぁ…るって少ないんだよね…留守番電話ってあ、結構字が重なるね。じゃあ…ルビー…あ、これ2文字??」
2号「るびいって数えるんじゃなかったっけ(正解)。いいよ、び…ひ…あ、ひめい?」
わたし「い…い…いたち」
2号「ち…ち…ち…ち…ちくわ」
わたし「ちくわ??よく覚えてたねぇ!!わ、わ、わ…わなげっ!!」
…という感じで、どっちが親でどっちが子か分からないまま(笑)10分終了。
結果は…
なんと、6枚残り!!
ドキドキしながらエンディングカード確認っ!
ランクC!!
…でも、失敗(笑)。
「くっそー、あと1枚少なかったら、もう1ランク上だったのにー」とわたし。
「え、でも、すごく減ったじゃん、またやればいいよ」と2号…最後までどっちが親でどっちが子か分からない(笑)。
ああーっ、「シリト:リミット10」は、1号と2号がもっと小さいときに欲しかったー(笑)!
しりとりゲームとしての完成度、めちゃくちゃ高いです。
まず、50音表(操作パネル)が秀逸っ!
ひらがながあやふやな小さい子どもでも、表で確認できるので、ひらがなも覚えられて一石二鳥。
加えて、上にも書きましたがゲーム中「使ってないひらがな」が確認できるので、ゲームがダレないのです。
たぶん、わたしが「ワードバスケット」の記事を書きあげられない理由はここにあると思います。
「言葉が見つからなくて、ゲームがダレる」が頻繁に起きてしまって、遊んでいて「きたきたきたきた」とか「よっしゃー」と思う瞬間がとても少ないのです。
でも、「シリト:リミット10」では同じしりとりでも、それをきれいに回避してます。
10分という時間制限も、うまく機能していると思いました。
なにより、気軽に遊べるのはホントにいい!
「シリト:リミット10」を机の上に出しておいたら、2号も1号も一人で黙々としりとりしてました(笑)。
時間は短いし、目で「ボードが埋まっていく」のを見るのは、やる気にもつながると思います。
日本語学習者にもおすすめのとってもいいゲームです。
日本に帰ったら、いくつか買ってこよう(笑)!
☆今日のありがとう☆
その1
買い忘れ・その1。
スーパーに行ってから、夕飯の献立を変えたため、もやしを買い忘れ(笑)。
近所のスーパーに行ったら、最初のスーパーより新しいもやしが入っていたので、よかったことにしました(笑)。
その2
買い忘れ・その2。
料理中、料理ワインを入れようとしたら…あら?いつもの場所にない!
…いやーな予感…昨日は夫が料理してた…がーん、夫、料理ワイン使い切ってる(空になったビンを発見・笑)。
しかたがないので、再び近所のスーパーへ(笑)。
今度は、よし、しっかり体動かして、ダイエットになるなと思いながら(笑)。
その3
さぁ、今日も元気にゆきましょうっ!
ルンルン♪