紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

エスケープダイス(Escape Roll & Write)

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エスケープ」がさいころと一緒に戻ってきた!

チームの一員となって、全員で魔宮を探検し、神秘の宝石を集めよう!
さいころが、魔宮の様々な部屋へ移動したり、宝の地図を完成させるのを手伝ってくれます。
ただし、注意してください。
呪いの仮面は皆さんに呪いをかけ、移動の邪魔をします。
全員協力して、さいころを上手く使いましょう。
そうすれば、最後のラウンドが終わる前に、宝を集め、全員が魔宮から脱出することができるでしょう。

No.353

エスケープダイス(Escape Roll & Write)

・Sebastian Schwarz作

Queen Games

・8歳から

・2人から4人

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

エスケープダイス」は、エッセンのSpielで購入。
エスケープ」ファンとしては落とせない!と、Queen Gamesのブースの列に並びました。
で、ブースに入ったら…当然他にも欲しいのがいっぱい(笑)。
今になって「買っておけばよかった…」と後悔しております(ボードゲームあるある・笑)。

…にしても、ファンとか言いながらいまだに「エスケープ」の記事書いてないわたし。
どうしよう、そのうち似非のレッテル貼られるかも(笑)。

さて、遊び方です。
各プレイヤーは、魔宮シートと鉛筆(付属してない)、冒険者こまを受け取ります。
プレイヤー同士で、魔球のどの面から入るか決め、その面に冒険者をおきます(全員違う面から入ります)。
スタートプレイヤーは、冒険シートも受け取ります。

どちらのシートも両面印刷なので、通常面かバリアンテ面か確認します。
スタートプレイヤーは、人数に合わせて宝石のますに印を、人数に合わせたラウンド数を確認します。
さいころを準備します。

手番のプレイヤーは…
1.さいころをふります
2個ずつふって、その都度「自分用」「仲間用」に分けます。
呪いの仮面が出たら、冒険シートの左端のますにおきます。
2.「自分用」に分けたさいころを使って、移動します
部屋にかかれたさいころの目がそろっていれば、その部屋に入ることができます。
その部屋にかかれた宝物を獲得します。
獲得した宝物には印をつけ、冒険シートの同じ宝に印をつけます。
3.移動できなくなったら、手番は終了です
4.手番プレイヤー以外のプレイヤーは、「仲間用」に分けられたさいころを選びます
ひとり2つまで選べます。
選んださいころの目を、自分の魔宮シートの宝の地図に印をつけます。
宝の地図は、2つに分かれていて、宝の部分がそろえばすぐにその宝を獲得できます。
宝石の部分は、宝の部分と宝石の部分両方がそろったら、宝と宝石両方を獲得できます。
ただし、宝石の部分だけそろえても、あるいは、宝を獲得したあと宝石の部分をそろえても、宝石は獲得できません。
獲得した宝や宝石は、冒険シートに印をつけます。
5.次のプレイヤーの手番になります
まず、冒険シートの呪いの仮面の目のさいころを、右に1ます移動させます。
それから1に戻ります。

また、冒険シートで集めた宝は、手番のプレイヤーのみ使うことができます。

これを繰り返して、決められたラウンドが終わる前に、宝石を集め、全員出口(魔宮中央)に集まれば、プレイヤーの勝ち、できなかったら、プレイヤーの負けです。

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懐かしいデザイン(笑)

天気のよい午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
実は、これが2回目のチャレンジ。
1回目は、決められた数の宝石は集められたものの、全員脱出できなかった(笑)。
呪われすぎたらしい(笑)。

スタートプレイヤーは、わたし。
2個ふって…考える。
それだけ(笑)。
しかも、一番最初は「とりあえず魔宮に入れればいいや」ぐらいなので、あんまり狙いの目はない(笑)。
いきなり呪いの仮面が1つ出たけど、自分用に4個残して、2部屋まわる。
見つけた宝は、ジョーカーとさいころふり直し。
「ジョーカー何にしようか?」と聞くと、「前回遊んだときは、鍵が足りなかったから鍵がいいんじゃない?」と2号…確率を完璧無視した意見(笑)。
残りのさいころは、1号と2号に(笑)。

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呪いの仮面出ちゃった…

1号「じゃあ、冒険者と黄金の仮面で、移動できる地図にする」
2号「呪いのさいころ戻せる地図のたいまつにする」
…まぁ、悪くない出だし、かな?

次は、2号。
1回目…呪いの仮面1個。
2回目…呪いの仮面1個。
「おー、呪われてる、呪われてる」と言うと、「そういうこと言うのやめて。それに集中しちゃうじゃん!」と2号。
…案の定、3回目…呪いの仮面…2個(笑)。
「もー、ままが余計なこと言うからー」…余計なことって言われたよ(笑)。
合計呪いの仮面4個(笑)。
すっげー(笑)。
おもしろくて写真撮ってたら、ボーナスのふり直しを使うの忘れた(笑)。

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呪いだらけ(笑)

こうなると、残りのさいころたった3個(笑)。
自分用にとっておいた2個のさいころで、なんとか魔宮に入った2号だけど、1号とわたしはさいころ1個…(笑)
「ねぇ、1号使える?これ?」
「うーんと…うん、移動できる地図で使えるよ」
「じゃあ、1号が使って。わたしは…何もできない(笑)」

そして1号。
手番が変わるたびに、呪いの仮面は右に移動するけれど、まだ戻ってこない…
「なに、さいころ3個しかないの?」と1号。
「そう。でも、1号は集めた宝の目を使えるよ」
「…何があるのさ?」
「ここにマルがついてるやつ…鍵と、黄金の仮面」
「じゃあ、たいまつ出せば、ここから入れる」
「うん」

1号、1回目で見事たいまつを出して、魔宮に入る。
見つけた宝は、ジョーカー…「ふり直しにしとく?」「そうだね」
残りの2個のさいころを、2号とわたしで分ける…
「わたしも呪いの仮面出したけどさぁ、2号の4個はキツイねぇ…おかげで、わたしの宝の地図全然うまってないんですけど?」と言ったら、2号「あんなに呪いが出るとは思わなかった。でも、よく見たらふり直しできたんだよね…」…スマン、図柄がおもしろすぎて写真撮るのに集中してた(笑)。

次、わたしの手番で2ラウンド目が開始。
ようやく呪いの仮面が1個戻って来る(笑)。
それでも、手元にさいころ4個しかないんですけど?

まぁ、いい、気を取り直して…とにかく宝石、エメラルドを狙おう。
わたしは、さいころ1個を自分用、3個を仲間用にする。
自分用1つに、見つけた宝を足して一部屋移動。
見つけた宝を使えるのは、手番プレイヤーのみなので、これを利用しない手はない。
宝は残しておいても、最後に得点になるわけじゃないし、使った方が絶対有利。

3個のさいころを分け合った1号と2号、二人の宝の地図はかなりいい感じ。
…わたしのは真っ白だけど(笑)。

そして、2号の手番で、さいころ全部復活!
さいころふりながら「さいころ多いってだけで、すごくいっぱいいろいろできるね」と2号。
「うん、全然違う」と1号。
「すごい差だね」とわたし。
まぁ、さいころいきなり倍の数になれば、そりゃ差は感じるよね(笑)。

ここで2号、青い秘密の部屋に到着。
「1号かまま、次に青い部屋行ける?」
「えーっと、あ、わたし行けるかも」
「そしたら、エメラルド2個だよね?」
「そう!」
実はこの魔宮には秘密の部屋が4か所あって、対になっている部屋にも冒険者がいると、「がちゃーん」(というかどうか分からないけれど)と秘密の魔法陣(かどうか分からないけど)がひらいて、エメラルドが2個ももらえる!
前回はこれにことごとく失敗したけど、これを狙わずに何を狙うーで、今回は序盤からやる気の2号(笑)。

2号、無事青の秘密の部屋に忍び込む。
すると、1号は手番ですいすいっと対の青の秘密の部屋に入る!
「なんだ、1号も入れるんじゃん」(笑)。

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秘密の部屋に同時に入った!!

宝石2つもらった~!
これ、すっごくうれしい(笑)。

わたしたちは、前回に引き続き今回も「宝の地図はコンプリートして、宝石ももらう」作戦(笑)。
地図の片側をうめれば、ボーナスもらえるんだけど、同時に反対側もうめれば、宝石ももらえる…とにかく宝石を集めないと話にならないから、ここは3人ともがんばった(笑)。

そのあと、緑の秘密の部屋も「がっちゃーん」(笑)して、宝石を集める。
終盤は、集まってきた「呪いの仮面(さいころ)を戻す」を使って、さいころ総力戦(笑)。
でも、さいころ1個少ないだけで、可能性ががくんと減る感じなので、総力戦すっごく大事。

そして、気がつく…
「ちょっと待った、これ、あと2ラウンドなのに宝石5個集めなきゃいけないの?しかも、全員出口にってムリじゃない?」とわたし。
すると2号が「…ダイジョウブだよ、とにかくまずオレンジの秘密の部屋で2個宝石集めようよ」…でた、秘密の部屋作戦(笑)。
1号「じゃあ、オレンジの部屋行くわ」
2号「了解」

…そしたら、わたしは…「あなたたちの地図であと2つで完成っていうの、ある?それも狙おうよ。あとは、ボーナスか」
1号「あと冒険家が2個あれば、宝石もらえる」
2号「こっちは、鍵と冒険家が欲しい」
2人とも、わたしに比べて地図がうまっているので、そっちも目指す。
ついでにわたしは出口に近づいておく…

わたしは出口に近づき、1号と2号は地図をコンプリートで、ボーナスと宝石がもらえる。
「あ、これで鍵で宝石もらえる!」と2号。
この将棋倒し感はすごく楽しい!!

そして、2号はオレンジの秘密の部屋で待つ。
1号、呪いの仮面に邪魔されつつも、オレンジの秘密の部屋到着!
「がっちゃーん」(笑)
「よし、宝石2個!」
「やった、これで宝石集まった!」
「あとは、出口だね」
「呪いのさいころ戻すよ?」
「うん!」

そんなわけで、全員無事脱出!
宝も持ち帰り、大成功!!

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成功っ!!!

あー、おもしろかった!!
気分は、すっかりインディジョーンズ(笑)。
さいころふって、目と部屋のシンボルを合わせるというのは、いかにも探険という感じだし、残った目で他の人は地図を確認というのも、流れとしてすごく自然。
待ち時間がほとんどないので、ダレないのがとてもよかった!

ただ、Queen Gamesさんらしく(笑)、説明書がちょっとこう…もっさりした感じで、分かりづらかったけれど、遊んでみれば「あー、そーゆーことねー」の連続。
呪いの仮面のさいころの処理は、もう少し分かりやすく書いて欲しかったなー(笑)。
図をふんだんに使っているわりには、肝心なルールを文章に頼るので、イメージしづらかったです。

そして、Queen Gamesさんらしくなく、箱がコンパクト(笑)。
Queen Gamesさんは…割と大箱がお好き、しかも空気もお好き(笑)なイメージがあるけれど、「エスケープダイス」はぴちっと収まっていて、気持ちがいいです。
あと…日本語のタイトルを「エスケープダイス」にした方は天才(笑)。
検索しやすいし、分かりやすくて、とてもいいと思いました。

バリアンテもあるので、ぜひ遊びたいです。

 

☆今日のありがとう☆

その1
天気悪し。
なので、心おきなく引きこもり(笑)。
あれこれ片づけなきゃいけないことがあったので、ちょうどよかったです。

その2
認知症の親戚のおばさまと電話。
毎週電話しているけれど、毎回「あら、お久しぶり、今どこ?」と聞かれます(笑)。
話の流れで「先週こうだったね」と言ったら、「あー、それは覚えてないわー。でもあなたが言うならそうだったんでしょう」…彼女が、するっと「覚えてない」と素直に言ってくれたことにホッとしました。
そして、わたしが言ったことを信じてくれたことにも。

その3
その話を夫にしたら、「毎週電話してるんだよね?短くてもいいから、毎週したらいいと思うよ」と。
「そのうちきみのことも忘れてしまうかもしれない。でも、今はまだ覚えていてくれるのなら、電話してあげたらいいよ。できることはやったほうがいい。あとで後悔しないためにも」
…とてもうれしい言葉、本当にありがとう。

その4
夫と2人でボードゲーム
…運がなくて、ヒドイ展開になったところで、2号が帰ってくる(笑)。
2号に「どうしたらいい、これ?」と言ったら、ボードを見て「ありゃー…」…だよね(笑)。
すると夫が「2号がいなかったからこうなったんだよ!」(笑)。
2号も「パパとままだけじゃだめだったか…」(笑)
今度は一緒に遊んでくださいな(笑)。

その5
今日の夕飯はまさに「ドイツ料理」!
ソーセージに赤キャベツ煮にクロース!!
クロースがめちゃくちゃもちもちしてて、すっごくおいしかったー!
もちろん、本日のコックさんは夫です(笑)。

その6
さぁ、新しい1週間、元気にゆきましょうっ!
ルンルン♪