紺碧のSpielplatz

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サーカス騎士団(Burg Klettermax)

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サーカス騎士団、登場!

お城にありったけの宝物をため込んだ欲張りな王さまに頭にきた騎士たちは、団結することにしました。
どうやって宝物を取り戻すか、方法は考えてあります。
ひとりの上にもうひとりがのり、その上にもうひとりがのり、お城の壁と同じ高さになれば、お城に飛び込むことができます。
ただ、そのためにはきみたちの手助けが必要です。
きみたちは、5色の騎士を積み重ねて、一番上の騎士をはじいて、お城に入れるのです。
手とさいころに運がある人が、高価な宝物を取り戻すことができるでしょう。

No.327

・サーカス騎士団(Burg Klettermax)

・Gunter Baars作

・HABA

・4歳から99歳

・2人から4人

・時間…15分から20分

・日本語化…必要ありません

HABAの真四角シリーズです。
まだあんのかって言わないでください(笑)。
まだあるんです(笑)。

しかも、この「サーカス騎士団」は、師匠のところでJyamaさんからいただいたものです。
Jyamaさん、わざわざ輸入したのに、わたしまた持ち帰る(笑)みたいな。
あ、里帰りって言えばいいのか(違っ)。

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騎士たちがとてもよくできてる!

箱がお城になります。
仕切りをいれ、各部屋に宝タイルを裏返しに入れます。
1番上の宝タイルを表にします。
騎士は、すべてストックとして山にしておきます。

各プレイヤーは塔タイルを受け取り、自分の塔を作りたい場所にタイルをおきます。

手番がきたら、さいころを2つふります。

→騎士の盾が1つか2つ出た!
強いぞ!
ストックから出た色の騎士をもらい、自分の塔タイルの上に騎士の塔を作るように置きます。
ただし、すでに自分の塔にいる色の騎士だったら、その騎士は左隣のプレイヤーがもらえます。
左隣のプレイヤーもその色の騎士を持っていたら、またその左隣のプレイヤーがもらえます(全員持ってたら、誰ももらわない)。
出た色の騎士を全員すでに持っていたら、手番のプレイヤーが必要な色の騎士を選んでおくことができます。
その際、塔の騎士は各色1人だけであることに注意してください。

→ピエロが、1人か2人
ピエロが1人で、もうひとつが盾だったら、盾の色の騎士をもらいます。
ピエロが2人だったら、必要な色の騎士を選んでおくことができます。

5人の騎士が積み重なったら、指ではじきます。
はじいた騎士が入った部屋の表になっている宝タイルを、1枚自分の前に裏にしておきます。
そのあと、部屋の中の裏になっている宝タイルを表にします。
使った5人の騎士は、すべてストックに戻します。

これで手番は終了です。
左隣の人の手番となります。

誰かが、宝タイルを5枚集めたらゲーム終了です。
宝タイルの宝の数を数え、一番多かった人の勝ちです。

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もちろん全員ダイヤ狙い(笑)

くもり空の午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
Jyamaさんからいただいて、金星くんのところで遊んだよと言ったら、1号は覚えていたけれど、2号は覚えていなかった!
…あれ、一体何年前だったんだろう(笑)?
遊んだのは覚えているんだけど…いつだったか覚えてない(頭、ダイジョウブ?)。

ざっとルールを説明して、早速スタート。
序盤は、色がかぶることもなく、3人ともちゃくちゃくと騎士を積み重ねる。
ダブったら、次の人がおこぼれにあずかるってのはいい感じ。
そういえば、「パーキングゲーム」もそういうルールがあって、雰囲気悪くならなくてよかったっけ。

3人重なって…

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よっこいしょ!

4人重なって…

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どっこいしょ!

5人!できたっ!

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水色の騎士、いけーっ!!

わたしの狙いは手前の部屋のダイヤ4つだったので、ちょこっとはじいて宝をもらう。
めっちゃ単純だけど、めっちゃおもしろーい(笑)。

1号も2号も、それぞれまずはちゃんとダイヤを確保。
その次は…ダイヤ4つが出てないので、剣(ナイフ?包丁…のわけないか・笑)3本をもらう。

常に数の多い宝を狙いたくても、もしそれが表になってなかったら、他のタイルをとって、次のタイルを表にしなきゃいけないわけで。
そうすると、獲得タイルが増える…そうすると、ゴールが近づく…うわーっ(笑)。

2号は、騎士のおこぼれにあずかることが多く、1号とわたしは貢いでばかり(笑)。
「なんか、このさいころの出目、納得いかない…」と1号。
うん、わたしも納得いかない(笑)。
「別にズルしてないからね!」と叫ぶ2号…それは分かってるけど(笑)。

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もっともっと!

わたしはとにかくムリはしないで、手前の宝をちまちま集める。
2号は中央の部屋に成功!
…1号は1度失敗したので、周回遅れ(笑)。
だもんだから、中央の部屋にあるダイヤ4つに狙いを定める(笑)。

手前はよっぽどのことがない限り何とかなるけど、中央はかなり厳しい…てか、ほとんど不可能なのではないかと(笑)。
「そんなことないよ、真ん中に入るとすっごく楽しいよっ!」と1号も2号も中央狙い(笑)。
なぜか中央の部屋があっという間に空になる(笑)!

そんなこんなで、2号が5枚集めて終了。
勝ったのは、2号、以下わたし、1号。

ここまでシンプルなのに、ちゃんと熱中してしまう…さすがBaarsさん!
コマはきれいに積み重なるし、一番上の人をぴっと弾き飛ばすのは、単純に楽しい!
また、持ってない人にあげるというルールは、ゲームの流れをスムーズにするし、なにより雰囲気をよくしてくれます。

ただ、師匠も書いていたように、騎士じゃなくて泥棒のほうが雰囲気には合っていたと思います(爆)。
泥棒が集まって肩車して、一番上の人がお城に飛び込むってほうが絶対自然(笑)。
HABAとしては、やっぱり泥棒より騎士のほうがよかったのかな(笑)?
いずれにせよ、短い時間で楽しめるいいゲームです。
1号は「単純だけど、おもしろかった。コマがうまく飛ぶと楽しい」とのこと、2号は「思い通りにコマが飛ぶと、すっごくおもしろい!」とのことです(笑)。

あと、上級者はあえて得点の高いタイルを中央の部屋に置いて遊ぶと、もっと燃えること間違いなし(笑)。
得点そっちのけで、中央の部屋にコマを入れようと必死になるでしょう(経験済み)。

 

☆今日のありがとう☆

その1
とてもうれしいメールをいただきました。
本当にありがとうございます!

その2
食後になんとなくグミが食べたくなる…コーラと、カエルと、サメがあったんだけど…なんとなくカエルを選ぶ(笑)。
1号も2号も、「やっぱハリボだよねー」と言いながらむしゃむしゃ。
うん、やっぱハリボだ(笑)。
おいしかったです。

その3
夫に、例えば「これをこうしようと思う」と話すと、ふんふんと聞いてくれて、意見を言ってくれる。
それを聞いてわたしはどうするかもう1度考えて、じゃあこうするってことになる。
そういうやりとりのあと、夫は必ず「納得してる?」と聞いてくれる。
この「納得してる?」に、いつも助けられてるんだなぁと気がつきました。
…やっぱ、世界最高水準の夫(笑)!
ホント、ありがとね。