紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ミステリアスダンジョン(Mysterious Dungeons)

箱絵が気に入りました(笑)

宝物と魔物がいっぱいのミステリアスな地下牢へようこそ!
通路をたどり、できるだけ多くの高価な宝を集めるのだ。
だが、亡霊、クモ、あるいはトロールからは離れたほうがいい。
そうすれば、得点をたくさん集めて勝つことができるだろう。

No.453

・ミステリアスダンジョン(Mysterious Dungeons)

・Reiner Knizia作

・Trefl

・6歳から

・1人から5人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

2022年EssenのSpielで購入。
おもしろいって聞いたし、Kniziaさん作だし、何より箱絵が気に入って購入。
こういうおかしいおじさんがのってるゲームって、いいゲームであることが多いのです(わたし調べ・笑)。

さて、ルールは。
各プレイヤーは、同じ色のボードとタイルを受け取ります。
親を決め、親のタイルは裏返しにしてよく混ぜて積み重ねて山にします。
子のプレイヤーは、自分のタイルをすべて表にして広げて置きます。
赤と黄色のチップは、わきに置きます。

親は、タイルを1枚表にして、他のプレイヤー全員に見せます。
子は、自分のタイルから同じタイルを探し出し、全員自分のボードにそのタイルを配置します。
その際
・ます目に合わせて置きます。
・ます目に合っていれば、好きな場所に置いてかまいません(他のタイルにつなげたり、壁につける必要はありません)。
・タイルの向きを変えてかまいません。
・タイルは必ず置きます(パスはできません)。
に注意します。

16枚置き終えたら、得点計算です。
出入口からつながった通路に、宝がいくつあるか、魔物がいくつあるか数えます。
宝の上には黄色、魔物の上には赤いチップを置くと分かりやすいです。
宝は1点、魔物はマイナス2点として計算し、得点が1番多かったプレイヤーの勝ちです。

さぁ、探検に出発!

天気のいい午後に、2号とわたしの2人プレイ。
ルールをざっと説明するけれど、すごく分かりやすい。
むしろ問題は、どんなタイルがあるかだな(笑)。

まず、親は2号。
2号は1枚目のタイルを表にして、わたしに見せる。
わたしは、自分のタイルから同じタイルを探し、ボードに置く…

いきなり行き止まりは避けたい…

出てきたタイルは、いきなり金貨2つ。
わたし「これは、絶対モノにしたいね」
2号「うん。でもさ、これ入口に置くとそれで行き止まりになっちゃうんだよね」
…そう、2人とも素直に入口から始めようとタイルを置いてた(笑)。
確実に確保はできるけど、入口が1つだけになるってのはリスク高いだろうな、と結局はじに置く(笑)。

どう置いても後悔しそう(笑)

次のタイルは、壁だけ(笑)。
2号「これさ、入口にぴたっとおけたらいいのに」
わたし「うん、でも半分だけなんだよなぁ…」
ます目通りに置くというのが効いてる。

確保したいけど、どこに置いたら確保できるのか(笑)?

3枚目。
宝付きなので、確保したい。
あちこちいろいろくるくる回しながら、タイルを置く場所を考える。

魔物封印っ!

5枚目。
わたしは、魔物を閉じ込めることに成功。
2号「2匹も閉じ込めたんだ、すごいじゃん」
わたし「ここからは絶対出れない(笑)」

2号も、魔物封印!

8枚目。
2号も見事、魔物を閉じ込める。
しかも、3匹も!
2号「でも、入口からの通路1つはもう行き止まりになっちゃった」
わたし「わたしは行き止まりになってないけど、つながるかどうかがまだ分からない…」
一生懸命宝物を1か所に集めてんのに、これで入口につながらなかったら…ぎゃーっ(笑)。

宝物も封印…

12枚目。
2号「とうとう宝物を閉じ込めちゃった…」
わたし「わたしも、壁の宝箱、もう取りに行けない…」
このあたりになると、取捨選択が必要なんだけど、自分で選ぶっていうより、つなげられるところにつなげてくって感じで、選択肢はほぼない(笑)。
そのあとも、タイルを置くたびに悲鳴があがる(笑)。
「あ、これもだめだ…」
「こっちも届かない…」
2人で交互にため息をつく(笑)。

魔物は閉じ込めたけど…

そして、終了。
2号もわたしも、魔物はすべて閉じ込めに成功。
宝は、2号12個、わたし10個。

次は、親を交代。
わたしがタイルを表にして、2号が探す。

まさに手探り(笑)

5枚目。
2人とも、魔物を1か所に集めて閉じ込める作戦(笑)。
まぁ、そうなるよね(笑)。

魔物を閉じ込める!

10枚目。
一番左側の列は、2人とも似たような形になる。
2号「そりゃそーなるよね、魔物は閉じ込めたいもん」
わたし「確かに」
2号はこの時点で、すでに入口1つは行き止まり。

宝物を集めるけど、回収できるかはまだ未定(笑)

12枚目。
わたし「ちょっと、これ、かなりリスキーなんだけど?宝なるべく取れるようにしたけど、まだ入口につながってない…」
2号「それを言うなら、こっちはすでに宝が2つも閉じ込められちゃってる!」
いや、ホント、これ、悩ましい!
その後、2号は悲鳴を上げるのであった…(笑)

完成!

そんなこんなで、終了。
2号「タイル運に見放された。上までつなげなかった…」
今回もまた、2人とも魔物は閉じ込め成功。
2号は宝物6個、わたしは12個。
2号「おもしろいけど、タイルの出方次第だよね。いくら考えても、ちょうどいいタイルが出てこなかったらムリ」
とのこと。

 

おもしろかったです!
こんなにシンプルなルールで、またやったね、Kniziaさん!という感じ。
ビンゴに似てるといえば、似てますが、実際に宝や魔物が書かれていると、全然別物に感じます。

壁やすでに置かれたタイルにつなげて置かなくてもかまわないというのが、ギャンブル要素を押し上げていて、タイルが出てくるたびにうんうんうなって悩みまくりました。
このあときっとこことここはつなげるはずっと思って置くけれど、そうなることもあれば、そうならないこともあり(笑)、つながらないと思っていたところが意外なところでつながったりと、タイル1枚置くのが楽しかったです。

ルールは簡単だし、短時間で遊べるいいゲームだと思います。

おまけ。
タイルと一緒に抜いたけど…

なんのため?

これ、何に使うんだろう(笑)?
説明書にも書いてないんですが(笑)。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は、雨が降ったりやんだり…気温もぐーっと下がりました。
でも、かさをさすほどではなかったので、助かりました。

その2
家族でパスポートの話になって、ドイツのパスポートは、日本の本籍にあたる部分が「出生地」になっていることに気が付きました。
日本の本籍は移すこともできるけど、ドイツの出生地は当然変えられない(笑)。
おもしろいなと思います。

その3
そーいえば、日本のパスポート受け取りの時、小さかった1号は「お名前と生年月日、本籍を教えてください」と言われて、名前と生年月日は言えたものの、本籍は覚えてなかったので、くるりと振り返って「まま、本籍ってなに?」と聞いたことがあります(笑)。
…もー、あやしまれるじゃないかー(笑)。
受付のおねーさん、苦笑いでした。

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪