同じ色の香辛料をできるだけ多く並べましょう。
並んだら、毎回得点できます。
でも、プレイヤーはネズミにも注意しなければなりません。
もし、自分の色のネズミが多すぎたら、ゲーム終了です。
No.496
・ラット ホット(Ratten Scharf / Rat Hot)
・Michael Schacht作
・Queen Games
・8歳から
・2人
・時間…30分
・日本語化…必要ありません
「ラット ホット」は、中古ボードゲーム店の閉店セールで購入。
なぜか、ずーっと気になっていたゲームで、でもなんとなく買いそびれていたので、ようやくっという感じです。
さて、ルールは。
スタートタイルを場に置きます。
残りのタイルは、よく混ぜて裏返しに置きます。
チップは、わきに置きます。
プレイヤーは、自分の色(緑か赤)を決め、スタートプレイヤーは、タイルを1枚表にして、今まで置かれたタイルに接するように置きます。
以後、手番のプレイヤーは、1枚ずつ2枚タイルを表にして置きます。
タイルは、
・タイルは、縦か横に置きます。
・少なくとも、1ますの1辺がすでに置かれたタイルに接するように置きます。
・すでに置かれたタイルの上に、タイルを置くこともできますが、2枚以上のタイルの上に置くこと、下に空間ができないこと、
に注意します。
タイルを置いたら、すぐに得点計算します。
今置いたタイルによって同じ香辛料が縦横で連なったら、得点になります。
今置いたタイルの香辛料以外の香辛料1つにつき、1点(つまり、今置いたタイルにショウガがあり、そのショウガに他のタイルのショウガが2つ連なったら、2点)です。
点数分のチップを受け取ります。
置き方によっては、自分だけでなく相手の香辛料も連なることがありますが、連なったら相手も得点を得ます。
2枚目のタイルを置いた後も、得点計算します。
ただし、その時点でどちらかのネズミが3匹見える状態だったら、即ゲーム終了で、ネズミが見えているプレイヤーの負けとなります。
すべてのタイルを置くことができたら、通常の得点計算をしたあと、最終得点を得ます。
その時点でペアの香辛料は1点、トリオ(3つ)以上ならば2点得点します。
すべての得点を足して、多い人の勝ちです。
天気の悪い午後に、2号(赤)とわたし(緑)の2人でプレイ。
ルールは簡単だけど、得点の仕方が多少クセがあるかなという感じ。
スタートプレイヤーは、わたし。
タイルを表にすると…緑のネズミがいる!!
わたし「なんでいきなりネズミ出てきて、しかも自分の色なの?いきなり出鼻くじかれる…」
2号「でも、3匹まではいいんでしょ?」
わたし「まぁね、でも3匹出たまんまで手番終わったら、負けだよ」
次は、2号。
2号「緑の香辛料、いらないんだけど?」
わたし「あ、じゃあ、この辺にこう置いてくださってもいいんですけど…」
2号「置くわけないじゃん(笑)」
2枚目も…
2号「赤の香辛料が出てこない…」
わたし「あ、その緑、場の緑の隣に置いてくれていいよ?」
2号「置くわけないじゃん」
…ですよね(笑)。
そして、わたしの手番。
1枚目のタイル。
わたし「やった、これで1点」
2号「え、1点なの?」
わたし「ウン、2点もらえそうだけど、1点なの」
このルールはちょっと不自然、かな?
置いたタイルの香辛料は数えないって、忘れると思う。
2枚目のタイルを置いて、手番終了。
2号の手番、タイルを2枚置く。
1枚目で得点できたものの、2枚目…
2号「げ、ネズミだ…」
わたし「しかも、緑も赤も1匹って、なんでそんなタイルひくのよっ」
2号「そんなこと言ったってしょーがないじゃんっ」
…確かに(笑)。
わたしの手番、タイルを2枚置く。
思わず香辛料を優先してしまい、次にひくタイルでネズミを隠そうとしたら、そのタイルにネズミが出てきちゃったという…ヤバい、このネズミを消すには、周りにタイルを敷き詰めないといけなくなったっ!!
そのあと、常に2匹ネズミが出ている状態が嫌だったので、もう1匹のネズミを消す(笑)。
まだ1匹残ってるけど、これはすぐには消せないから、まず土台を固めて…と思っていたのに…
こんなタイルが出てくる!!
こんなの出たら…
こーやって置くよねぇ。
自然の摂理ってヤツだ(笑)。
その後、2号もショウガ集めに精を出す(笑)。
2号のネズミは2匹見えたままだけど、あまり気にしてないみたい。
「だってさ、すぐ上にタイルが置ける状態になってれば、すぐにやらなくてもいいかと思って」
…でも、表にしたタイルにネズミついてたらどーすんねんっ(笑)。
その後、わたしは…
うーん、2号のネズミを消してあげるのは悔しいけど、これはやっぱ…
ここだよね?
一気に4点獲得して、ニヤニヤ(笑)。
ところがそのあと、また2号がネズミタイル(笑)をひいて…
2693
わたしのネズミも自分のネズミも2匹見えるという暴挙にでる!
信じらんない…
しかもこれ、積み重ねて3枚目なので、すぐに上にタイルが置けるわけじゃない…土台がいるんだけど?
そして、次のわたしの手番…2枚目のタイル…
…出たよ、3匹の緑のネズミ。
このタイルをどう置こうと、ネズミを消すことはできないので、即終了でわたしの負け。
…あ、めっちゃ納得いかないっと、すぐさま再戦したけれど…
序盤で終了(笑)。
ゲームやってるって気分になる前に終わってた(笑)。
アイディアはいいんだけど、ネズミ3匹はきつすぎ(笑)。
このルールで、タイル最後まで置くことなんてできるだろうかと思いました。
せめて、4匹か5匹ぐらいまではセーフじゃないと、場合によっては楽しむ前に、ものすごい勢いで終わってしまうのではないかと。
でも、タイルを並べて積み重ねていくというのは、おもしろかったです。
何かに似てると思ったら、「アクロポリス」!
あちらの方がタイルの形は複雑ですが、感覚的には似てました。
同じ柄を集めるってのも、共通なんだけど、なんせネズミが苦しすぎました。
あと…まぁ、いつものQueen Gamesですが、箱デカすぎ。
箱、半分以下で充分です(笑)。