紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

Richard Ritterschlag

王国を守れ!

きみたちは、王国内をうろうろと必死になって自分の馬を探すRatlos
騎士の弟子たちです。
きみたちの最大の望みは、いつの日か自分たちも騎士となること…力強く、勇敢で、名誉あるRichard Ritterschlag騎士のように!
そのためには、王国のために任務をこなし、自分たちの優れた感覚を証明しなければなりません。
巨人やドラゴン、魔女など、危険な者たちを見つけ出すのです。

No.442

・Richard Ritterschlag

・Johannes Zirm作

・HABA

・5歳から99歳

・2人から4人の騎士の弟子

・日本語化…必要ありません

・時間…10分

「Richard Ritterschlag」は、2013年発売です。
HABAの中箱は、小さいけどなかなかおもしろいゲームが多いので注目していたら、あっという間に在庫なし。
…様子見てる場合じゃなかった(笑)。

ところが、先日古本屋さんに行くとご対面…あら?あなたは、あの時の(笑)。
ニヤニヤしながらレジへ直行いたしました。

さて、ルールは。
三角タイルは、スタートタイルを抜き出し、机の中央に置きます。
残りのタイルはよく混ぜて、裏返しに積み重ね、いくつか山をつくります。
任務チップを人数に合わせて、各プレイヤーに配ります。
Ratlos騎士のこまは、わきに準備しておきます。

手番がきたら、

1.三角タイルを1枚表にして置く
すでに場に置かれているタイルに接するように置きます。
その際、必ず地形が合うようにします。

2.アクションを行う
・同じ色のXを組み合わせることができたら、自分の任務チップに同じ色のXがあるかどうか確認します。
あったら、そのチップを三角タイルの上に置きます。
これで任務は完了です。
・大会に出場する
大会の会場を完成させたら、そこに自分の好きな任務チップを置くことができます。
これで任務は完了です。
・Ratlos騎士のいる三角タイルに接するように、新しい三角タイルを置いた
Raltlos騎士が助けにきてくれました。
もう1枚タイルを置くことができます。
・Ratlos騎士の馬がいる三角タイルを置いた
Ratlos騎士のこまをそのタイルの上に置きます。

これを繰り返し、任務チップをすべてなくしたプレイヤーが勝ちです。
あるいは、三角タイルがすべて置かれた時点で、1番任務チップが少なかったプレイヤーの勝ちです。

Menzelさんの絵がかわいい!

天気のいい午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
カルカソンヌに似てる」で済むルール説明、最高(笑)!

嵐の前の静けさ?

スタートプレイヤーは、2号。
タイルを1枚めくって…大会テント。

大会テント

2号「ここしか置けない…よね」
わたし「そうだね」

次は、1号。

また大会テント

緑のXもついてるけど、大会テント(笑)。
1号「そしたら…ここか」
わたし「そうだね」

次は、わたし。

大会テント大人気

わたし「うわ、またテントだよ…Xついてるけど、黄色だ」
2号「意外に合わないね」
わたし「ホントだ」

2号。

また合わない…

2号「緑のX…ここか」
わたし「合わないねぇ…」

そして、1号。
1号「あ、黄色のX…だから、ここに置けばいいのか」
わたし「そう、そして、黄色のXが書かれたチップが置ける」
1号「ふーん」
1号、巨人をやっつけたチップを置く(笑)。

成功!

そして、わたし。
こんだけXが出てきてるんだから、これはイケるなと思ったのに…

また合わないっ!

出たのは、赤のX。
…場にないじゃんっ(笑)!
しかも、これでテント完成にリーチかかっちゃった…

そのあとの2号も…

これもダメ…

2号「あー、テントがないっ、黄色のXっも…ない!」
…こんなに合わないとは(笑)。

全部そろえてもらった1号は、余裕でチップを置く(笑)。

これだけおぜん立てしてもらったらねぇ…

2号「また1号だ…」
わたし「うん、1号だ…」
1号「そんなこと言われたって…」
…確かに(笑)。
しかも、テント、まだリーチのまんま(笑)。

そう言いつつ、ようやく黄色のXがそろったわたし。
これで、ようやくチップが置けるー!
白けた表情の2号…気持ちは分かる(笑)。

わたし「これ、なんだろ…あ、泥棒を捕まえたらしい(笑)」
ホントこれ、絵がかわいいんだよね。

その後、白けていた2号もしっかり赤のXを合わせる。

2号もやったー!

2号「やっと1枚置けた…」
…うん、確かに長かったよね(笑)。

1号独走かと思いきや、わたしも2枚目のチップを置く!

2枚目!

わたし「そーいや、馬出てこないね」
1号「馬ってなんだっけ?」
わたし「馬がついたタイルがあって、それを置くとその上に騎士をのせるの。で、そのタイルに接するようにタイルを置くと、もう1枚タイルが置ける」
2号「ふーん…」

…と言った直後に、2号、馬のついたタイルをひく。
しかもテント付き(笑)。

馬出てくるの、遅いっ(笑)

2号「これ、テントついてるから、ここに置くでしょ、そしたら、ここにチップ置けるよね」
わたし「うん、置ける。んで、このタイルに騎士が来るの。この場合は、ここに接するようにタイルを置いたら、もう1枚タイルがひけるよ」
1号「ふーん」

出るとなると馬ばっか(笑)

噂をすれば影、で、1号が表にしたタイルにも馬がついてくる(笑)。
1号「で、このタイルをここに接するように置いたら、もう1枚タイル置けるのね?」
わたし「そうです」

また馬…

わたし「まず、でも騎士を動かそう。で、もう1枚ひいて?」
ひいてみると…あら、また馬つき。
出る時は出る(笑)。

ドキドキ(笑)

1号「でも、テント付きだから、チップは置けない」
このテントのロシアンルーレット的な感じはおもしろい!

あっちへうろうろ、こっちへうろうろ…

騎士も移動。
落ち着きない騎士だなぁ(笑)。

そんなこんなで、1号はスイスイとチップを置いてゆき、気がついたら「あ、最後の1枚だった」(笑)。
2号とわたし「え、うっそ、ちょっと待って、なんで?」(笑)。
2人とも、まだ3枚も残ってるんですけど(笑)。

始まる前に終わったって感じ

サクッと1号の勝ち。
2号とわたしは2人ともチップ3枚も残っていましたとさ(笑)。

前やった時は、チップが少なくなってくると、お互い自分が持っていない色のXが完成しにくいようにタイルを置いたりして、大人プレイ炸裂だったんだけど、今回は大人プレイする前に終わっちゃった(笑)。

1号「勝ったからおもしろかった!」…そりゃそーだ(笑)。
2号「前遊んだときの方がおもしろかった」…前遊んだときは、勝ったからねぇ。

カルカソンヌ」の導入ゲームといって差し支えないかと(笑)。
思ったよりずっとおもしろかったです。
序盤は「あー、やっぱり子ども用だなー」と思ったのですが、中盤以降「嫌がらせプレイはできるし、大会会場、誰が完成できるかのワクワク感もすごいし、大人でも充分楽しめる」と思いました。

でも、ホントに大人用にするなら、三角タイルの数をもっと増やすべきかもしれません(笑)。
本格的に始まる前に終わってしまったという感じだったので、ちょっと残念でした。

あと、このゲームはソロゲームとしてタイルを使ってパズルができるのですが、実はそっちが本職?と思うぐらいよくできていました。
説明書にスタートタイルの位置が示された完成図がいくつかのっていて、ルール(同じ地形同士が接するように置く)に従ってタイルを並べてゆきます。

侮ることなかれ!

これが結構難しくて、しかもおもしろい(笑)!
1号2号ももっと小さかったら、ゲームそっちのけでこっちのパズルばかりやってたかも。
こういう遊び方もあるんだなぁと思いました。
2014年のKinderspiel des Jahresにノミネートは伊達じゃなかった(笑)!

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日の天気は…雨が降ったりやんだり。
秋の長雨っていうのかな、これも。

その2
友人夫婦が遊びに来るはずが、なんとドタキャン!
うわー、料理の材料買っちゃったんだけどなー…と思っていたら、夫「しょうがないから、半分だけ作る?んで、明日また半分作れば?」(笑)
一緒に考えてくれてありがとう(笑)。

その3
お客さんが来る予定でいろいろ準備していたのが突然キャンセルになって、でもどっかホッとしてたりします(笑)。
夫は夫で、「もうさ、ご飯作るのもやめて、カウチポテトでビール飲みながら映画観るってのどう?」とか言ってるし(笑)。
確かにこの天気には、それが1番合ってるかも。

その4
先日ころんだときにぶつけた個所が青あざになってきました。
今ごろ?と思った方、あなたはまだ若い(笑)。
歳をとったら分かりますよー(脅してどーする・笑)。
どうやってころんだか、分からなかったので、こうやって分かるのかと感動してます(笑)。

その5
夫に青あざ見せたら、「でも、きみ、運がよかったね、骨折しなかったんだから。ホントよかったよ!」と言われました。
うん、ホントそう思う!
この歳なら、ころんで骨折してもおかしくないもんなー(実際、家のなかでつまずいて足の指を骨折したことあります)。
ホント、運がよかった!

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪